助産師が輝ける場所!「助産師外来」「助産所」とは

助産師の資格を取得したものの、出産に携わることなく「看護師」として働いている人も少なくありません。
助産師であっても、看護師であっても仕事へのやりがいや責任の大きさは同等でしょう。
しかし、助産師という資格を得たからこそ輝ける場所があるのをご存知ですか?
助産師が、より活躍できる所といえば「助産師外来」と「助産所」が代表的です。

この2つがなぜ助産師として輝けるといえるのか。
その理由を探っていきましょう!

【助産師外来と助産所の違いについて】

助産師外来

助産師が行う妊婦検診のことです。初産や高齢出産などの不安を抱える妊婦に対し、保健指導や健康管理のアドバイスを行います。妊娠中の体の変化や体重コントロールについて説明し、妊婦が安心してマタニティライフを送れるようサポートします。
助産師外来では、1人の妊婦に対して平均60分程の時間をかけており、「医師とは違ったサポートを受けられる」と、多くの妊婦から需要があります。
助産師による薬の処方はできませんが、基本的には病院内に設立されていることがほとんどで、医師の検診と交互に実施されるので心配ありません。
母乳育児の準備や、バースデープランを一緒に考えるなど妊婦に寄り添えるので、助産師としてのやりがいを感じることができるでしょう。


助産所

通常、妊婦が出産する際は“産婦人科”が多く利用されてきましたが、近年では助産所を利用する妊婦も増えてきています。
産科医が減少し、産婦人科が人員不足となっていることも原因の一つですが、理由はそれだけではありません。
分娩台で出産する病院と違って、助産所では、基本的に妊婦がいきみやすい姿勢での出産を優先します。「できるだけ自然な形で出産したい」と希望する妊婦や家族の想いが背景にあるのです。
しかし、産科医が常駐しているわけではなく、助産所では医療行為が一切できません。
そのため帝王切開や会陰切開を行うことができず、正常な妊娠経過であり自然分娩に支障がない妊婦のみ利用可能とされています。


※助産所は、万が一検診時に精密検査や医療行為が必要になった場合、妊婦には提携している医療機関(産婦人科や診療所)を紹介し、状況に応じて転院してもらう等の対応が必要なケースもあります。

【助産師外来と助産所のこれから】

出産に対する考え方は、近年で大きく変化しつつあります。
かつて、農業や自営業が主となっていた時代では、子どもは家族にとって家業の生産を助ける大切な労力であり、家族の世話をして将来の老後を支えることが期待されていました。
しかし、現在では子どもを持つ理由が“愛情を注ぐ対象”に移行してきています。
厚生労働省による夫婦間に実施された調査で「子どもを持つことが理想と考える理由」という質問に対して「子どもがいると生活が楽しく明るくなるから」と答えた女性が81.6%という結果も出ています。
このような背景がある中で、出産は「わが子が誕生する奇跡的な瞬間」と捉えられ、母子共に負担なくストレスフリーで出産ができるように、妊娠中のケアにこだわる人が増えてきています。

助産師が中心となって妊婦に携わることのできる「助産師外来」や「助産所」では、そういったこだわりを持つ妊婦から多くの支持を集めています。
妊婦に合わせたバースプランの提案ができ、時間をかけて相談にのれるのも助産師だから出来ることです。
これから先、助産師外来や助産所は、さらに需要が高まっていくことでしょう。

【助産師外来と助産所は独立して開業することも可能】

助産師のキャリアアップには、いくつもの道がありますが、一つの選択肢として「開業」があります。
もちろん、開業となれば医療とは別の知識も必要になりますし、経営面でのリスクも背負わなければなりません。
しかし、助産師は医師免許がなくても開業ができるので、産科医が減少してきている近年では、助産師外来や助産所の設立を目標に資格を取得する人も増えているようです。
一人ひとりの妊婦に寄り添い、ゆっくり時間をかけて悩みを解消し、不安を取り除いてあげることができるのはメリットですよね。
妊娠初期から出産までという決して短くない期間を、密に共有できるので「一生忘れないお産にしてあげたい」を考える助産師にはぜひ挑戦してほしいものです。

【まずは助産外来、助産所に勤務しノウハウを学ぶ】

助産師になったからといって、必ずしも開業がゴールではありません。
しかし、開業を少しでも視野に入れている人は、いきなり開業へ進むのではなく既存の助産外来や助産所に雇われで働いてみるのが良いでしょう。
そこでノウハウを学び、自分が開業するときのイメージを明確にしておくことをオススメします。
開業は考えていないという人でも、助産師外来や助産所には上記で述べたようなメリットがたくさんあります。
助産師でより活躍の場を広げるためにも、今勤めている病院から“転職”することも選択肢の一つでしょう。
助産師外来や助産所の現状について相談したい方は、ぜひ医療ワーカーまで。
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