就職活動を行う際に、当たり前のように書いている「履歴書」。
採用担当者が1枚の履歴書を見始めて、すべて見終わるまでにかかる時間は、「平均6秒」と言われています。
大勢の応募者がいる中で、少しでも目にとまる履歴書は一体どのように書けばよいのでしょうか?
答えは簡単です。
目にとまる履歴書を書くには、履歴書の基本情報と就職活動で勝つコツを把握し、これらを意識して書くのです。

ここでは、履歴書の基本となる情報に加え、看護師が書類選考を勝ち進めるための履歴書のコツやポイントについてご紹介しています。
ぜひ最後まで読み進めていただき、採用担当者の目にとまる履歴書を完成させましょう。

▼目次

  1. 書類選考を通過できない人の特徴
  2. 基本的な履歴書の書き方は看護師も会社員も同じ
  3. 気を付けるべき注意点や事前に済ませておくこと
    1. “履歴書選び”のコツとは?”手書きか?パソコン入力か?”
    2. 応募先を指す言葉は「貴院」「貴社」
    3. 書き始める前に印鑑を押す
    4. 鉛筆での下書きは必須
    5. 修正液、二重線は避ける
    6. 語尾は「です・ます」で統一
    7. 年号は和暦または西暦で統一するのが原則
    8. 省略表記はNG、正しい表記で記載すること
    9. 時間に余裕をもって作成、確認もしっかりと
    10. 綺麗な字で書けなくても丁寧に書くことが大事
    11. 空白は少なければ少ないほうがよい
    12. 面接まで付き合う履歴書だという意識で書く
  4. 自分に合った正しい履歴書を選ぼう
    1. 履歴書のサイズはA4・B5の二種類
    2. 新卒者に最適な履歴書って?
    3. 転職する方が避けるべき履歴書って?
    4. 転職者向け・JIS規格の履歴書テンプレートがダウンロードできるサイト
    5. 新卒者、転職者問わず使える履歴書
  5. 履歴書の個人情報欄は記入漏れに要注意!
    1. 日付を書く際の注意点について
    2. 氏名欄の表記に合わせた「ふりがな」「フリガナ」で記載する
    3. 現住所は都道府県から、住所の番地やマンション名などは省略せずに書く 
    4. 電話番号は固定電話→携帯電話の順で優先する
    5. 連絡先欄があればメールアドレスを記載する
  6. 学歴欄の記入と注意したいこと
    1. 留年や浪人・休学といった、ケース別の学歴記入
    2. 学歴計算ツールの活用 ‐和暦・西暦‐
  7. 職歴欄の記入で気を付けたいこと
    1. 【NG!】学生時代にアルバイトとして在籍した経歴は書かない
    2. 新卒者の職歴欄は「なし」と書くのが基本
    3. 入社?退社?病院の場合、入職・退職と書く
    4. 職歴欄の書き方と職務経歴書の違い
    5. 短期間で退職した場合も職歴に書く
    6. 職歴にブランクがあるとき
    7. 以前勤務していた職場に出戻りたい場合
    8. 内部での転勤や部署移動も書く
    9. パートや非常勤の経歴がある場合
  8. 意外と知らない免許・資格欄の正しい書き方
    1. 免許・資格の取得年度は他の年号と表記を揃える
    2. 国家資格はどう書く?
    3. 取得見込みの場合はどう書く?
    4. 免許・資格を複数取得している場合の書き方
  9. 履歴書の「趣味・特技欄」も手を抜かない
    1. 会話のきっかけを『趣味・特技』に
  10. 履歴書の本人希望欄は何を書けばいい?
    1. 働きたい部署名を書く
    2. 働くうえでどうしても譲れない条件がある場合
    3. 連絡希望時間帯などを書く
  11. 好印象を与える証明写真を撮るには?
    1. スピード写真はNG
    2. 証明写真を撮る際の服装や身だしなみ
  12. 履歴書に悩んだら…転職支援のプロに添削してもらう
  13. これで完璧!受かる志望動機の書き方
    1. まずは応募先の情報収集をしよう
    2. 「簡潔的」で「シンプル」に!魅力的な志望動機の書き方
    3. 必見!志望動機の例文・サンプル集
    4. これを書くと≪不採用≫!NGワードについて
  14. 封筒を入れる前に!最終見直しチェックリスト
  15. 基本的な添え状の書き方
    1. 添え状はPCよりも手書きが◎
    2. どうしてもの場合はパソコンでOK
  16. 応募書類の送付マナーとポイント
    1. 宛名の正しい書き方と注意点
    2. 持参する場合の封筒の書き方とマナー
  17. なぜ書類選考から外される?書類選考を突破する秘訣とは
    1. あなたの履歴書を魅力あるものにするためのポイント
    2. 看護師としての経歴や職歴は正しく記載しましょう
    3. 書類選考クリアの秘訣はインパクトのある履歴書
    4. 履歴書は手書きとパソコンを使い分け、3部構成で書く
    5. 転職回数が多い看護師の職歴を書く場合
    6. 転職回数が多い看護師が転職に不利と言われる理由
    7. 履歴書に思いを込める
    8. ”第一印象の良い職務経歴書“を意識する
    9. 志望動機がしっかり伝わる履歴書が書類選考を突破する
    10. 履歴書でポジティブ・ハロー効果を狙う
  18. 最後に…

1.書類選考を通過できない人の特徴

全ての履歴書を二種類に分類すると、「平凡な履歴書」と「素晴らしい履歴書」に分けることができます。「平凡な履歴書」とは、特に間違いや問題点もないが特筆すべき良い点もないような平均点の履歴書で、「素晴らしい履歴書」とは、選考する側にとって魅力的に感じる要素の多い履歴書のことです。

近年、看護師を募集している医療機関は人材不足に悩んでいるケースが多く、よほどのことがない限り、書類選考で落ちることは多くありません。だからこそ、書類選考で落ちてしまった場合はなにか明確な不備があるといえます。

では、書類選考で落ちてしまう履歴書の特徴とは一体何なのでしょうか。
最も多いとされているのが、「社会常識に欠ける内容の履歴書」です。
具体的には、誤字脱字が多い、明らかに修正液などで修正した形跡がある、志望動機欄や前職の退職理由欄などに不適切な内容が書かれている、などです。

そのほかにも、採用担当者が何枚もの履歴書に目を通す際に、「一目見たときに良くない部分が目立つ履歴書」も良くありません。証明写真がぼやけていたり清潔感に欠けていたりするものであること、自己PR欄や志望動機欄に空白が目立つこと、本人希望欄にどうしても病院側が呑めない要望が書かれていること、などが挙げられます。

そして、履歴書の記入方法以外の落ちる要因としては、以下が考えられます。

  1. 応募者が非常に多い
  2. 短期間で退職したことがある
  3. 転職の回数が多い
  4. 産休や育休などのブランクがある
  5. 小さなお子様がいる
  6. 年齢が高め

このような場合は、前述の「平凡な履歴書」ではなく、「素晴らしい履歴書」であることがほぼ必須条件となってきます。 他の応募者と比較して突出したもののある、この人を雇いたい! と思わせる魅力的な履歴書でなければなりません。

2.基本的な履歴書の書き方は看護師も会社員も同じ

看護師の履歴書は書いたことがない、どうやって書いたらいいのかわからない! とお困りの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
なにか特殊な項目があったらどうしよう、普通の履歴書よりも難しかったらどうしよう、とお考えのあなたに朗報です。
ご安心ください、そのようなことはほとんどありません。
あまり難しく考えずとも、看護師の履歴書は一般企業向けの履歴書とほぼ変わりません。
しいて言うならば、医療機関は会社とは違うため「入社」「退社」という表現は使わず、「入職」「退職」と記載する、というような些細な違いは確かにあります。しかし、基本的な書き方や応募先に伝えるべき内容などは、一般企業と大きな差異はありません。
履歴書の形式も、応募先からなにか特別な指定がない限りは、市販されているものを買ってきて使用します。
その際に、用途に応じた「新卒用」や「転職用」、「パート・アルバイト用」などを選ぶとよいでしょう。

3.気を付けるべき注意点や事前に済ませておくこと

志望動機を書き始めてみたものの、「御社」か「貴社」なのかわからなくなってしまった…
ペンで書いて間違えてしまったけど戻せない……
書き終わって最後に印鑑を押したら、掠れたり途切れたりしてしまって全部書き直し……
なんてことはありませんか?
前述の「素晴らしい履歴書」を書くためには、当たり前ともいえる押さえるべきポイントがいくつかあります。
実は、そのポイントを押さえていないと、どれだけ素晴らしい自己PRや志望動機を書いても、書類選考を通過できない時もあるのです。
また、いきなり履歴書を書き始めてしまうと、ミスも増えて結果的に時間がたくさんかかってしまうこともあります。
そのような事態にならないためにも、事前に押さえておくべき注意点や先に済ませておくべきことをしっかり確認し、時間にゆとりを持って、丁寧な履歴書を仕上げていきましょう。

では実際に、そのポイントや注意点とはどのようなことなのでしょうか?
以下では、間違えやすいポイントをいくつか取り上げています。

1.“履歴書選び”のコツとは?”手書きか?パソコン入力か?”

看護師の履歴書は、手書きにするのが一般的です。
最近では、企業指定のフォーマットでの提出や、PC入力によるデータ送信で簡単に履歴書の提出を済ますケースも増えていますが、特に指定の提出方法がなければ看護師の履歴書は手書きにするのが無難でしょう。
では、なぜPC入力よりも手書きを推奨するのか?
それは、採用担当者にはまだまだ「手書きによる履歴書の方が、印象が良い」という認識が一般的となっていることが挙げられます。
PC入力だとミスが少なく、また字の汚さなども隠せますが、履歴書に関してはまだまだ手書きにより時間をかけて丁寧に書いたということが重要であり、それが日本の慣習だと思っておいたほうが良いです。

手書きの履歴書で注意する点

  • 採用に関する重要書類という認識を持ち、丁寧な字で書けているか?
  • 誤字脱字がなく、修正すべき点は適切に直しているか?

2.応募先を指す言葉は「貴院」「貴社」

志望動機などを書く際に、応募先を表す言葉が「御社」か「貴社」か、どちらかわからなくなりませんか?
「貴社(きしゃ)」という言葉は同じ発音の違う言葉がたくさんあります(帰社、記者、汽車など)。
口頭だと紛らわしいため、面接などで話し言葉として使うのは「御社」。
文字で書く時は「貴社」を使うのが正解です。
また、採用側の法人の運営母体が病院の場合は「貴院」、株式会社の場合は「貴社」を使用します。

3.応募先を指す言葉は「貴院」「貴社」

印鑑を押す欄のある履歴書を書くときは、文字を記入する前にまず印鑑を押します。
丁寧に押そうと思っていても、掠れてしまったり欠けてしまったりすることがあるので、はじめに押してしまうのがベターです。
すべてきれいに書き上げた最後の仕上げで押印に失敗してしまうと、せっかく書いたものが水の泡になってしまうことも……。そうならないためにも、という予防策です。
また、もし履歴書に押印欄がない場合は、無理に押す必要はありません。欄がある場合は押さなければいけませんが、「履歴書に印鑑を押す」ということが義務であるわけではないからです。

4.鉛筆での下書きは必須

いきなりペンで書いてしまうと、間違えてしまったときにやり直しができません。
先に鉛筆やシャープペンシルなどで下書きをしておくと、あとからなぞるだけなので記入ミスも減り、文字数の見当もつけやすいです。
そして、ペンでなぞったあとは、必ずきれいに消しゴムで下書きを消さなければいけません。
消し残しがあると、「この人は雑な人だ」という印象を採用担当者に与えてしまいます。
また、消す際はペンで書いた文字が完全に乾いてから行わないと、ペンのインクが伸びて汚れてしまうので気を付けましょう。

5.修正液、二重線は避ける

基本的に、履歴書に修正液や二重線で修正や書き直しをするのはタブーです。
丁寧に手書きで履歴書を書いているつもりでも、誰しも書き間違いは一度や二度あるはず。しかし、そこで修正液で訂正するという行為はしないことが正しいです。
『履歴書=重要書類』という認識を持って、書き間違いがあれば潔く新しい履歴書に書き直すようにしましょう。
また、万が一書き間違いがあっても、一から書き直すくらいの余裕を持つことが大事です。

6.語尾は「です・ます」で統一

文章の語尾は「です・ます」調に統一しましょう。
「~~~です。だから、~~~だ。」などの違う語調の語尾が混在してしまうと読みづらく、ちぐはぐな文章になってしまいます。
また、読み手にやわらかく丁寧な印象を与えるためにも、「だ・である」などの硬い文体よりは、「です・ます」を使用するほうが無難です。
しかし、自分の意思の強さや自信のほどを表したいときは、「だ・である」のほうが有効なときもあります。いずれにせよ、1枚の履歴書の中で両方が混ざってしまわないようにしましょう。

7.年号は和暦または西暦で統一するのが原則

学歴や職歴をはじめ、履歴書には年号を記載する欄がたくさんあります。
基本的に、履歴書に記載する年号は、和暦もしくは西暦でという決まりはありません。
ただし、すべての年号を和暦もしくは西暦で統一することが原則となっています。
また、履歴書に和暦で記載した場合、職務経歴書も同様の年号で統一するのが基本です。
年号が分からなくなってしまった…というときは、年号早見表で照らし合わせると正確かつ時間のロスも削減できおすすめです。

年号早見表
西暦年号西暦年号西暦年号西暦年号
2018年平成30年1988年昭和63年1958年昭和33年1928年昭和3年
2017年平成29年1987年昭和62年1957年昭和32年1927年昭和2年
2016年平成28年1986年昭和61年1956年昭和31年1926年大正15年
2015年平成27年1985年昭和60年1955年昭和30年1925年大正14年
2014年平成26年1984年昭和59年1954年昭和29年1924年大正13年
2013年平成25年1983年昭和58年1953年昭和28年1923年大正12年
2012年平成24年1982年昭和57年1952年昭和27年1922年大正11年
2011年平成23年1981年昭和56年1951年昭和26年1921年大正10年
2010年平成22年1980年昭和55年1950年昭和25年1920年大正9年
2009年平成21年1979年昭和54年1949年昭和24年1919年大正8年
2008年平成20年1978年昭和53年1948年昭和23年1918年大正7年
2007年平成19年1977年昭和52年1947年昭和22年1917年大正6年
2006年平成18年1976年昭和51年1946年昭和21年1916年大正5年
2005年平成17年1975年昭和50年1945年昭和20年1915年大正4年
2004年平成16年1974年昭和49年1944年昭和19年1914年大正3年
2003年平成15年1973年昭和48年1943年昭和18年1913年大正2年
2002年平成14年1972年昭和47年1942年昭和17年1912年明治45年
2001年平成13年1971年昭和46年1941年昭和16年1911年明治44年
2000年平成12年1970年昭和45年1940年昭和15年1910年明治43年
1999年平成11年1969年昭和44年1939年昭和14年1909年明治42年
1998年平成10年1968年昭和43年1938年昭和13年1908年明治41年
1997年平成9年1967年昭和42年1937年昭和12年1907年明治40年
1996年平成8年1966年昭和41年1936年昭和11年1906年明治39年
1995年平成7年1965年昭和40年1935年昭和10年1905年明治38年
1994年平成6年1964年昭和39年1934年昭和9年1904年明治37年
1993年平成5年1963年昭和38年1933年昭和8年1903年明治36年
1992年平成4年1962年昭和37年1932年昭和7年1902年明治35年
1991年平成3年1961年昭和36年1931年昭和6年1901年明治34年
1990年平成2年1960年昭和35年1930年昭和5年1900年明治33年
1989年昭和64年1959年昭和34年1929年昭和4年1899年明治32年

8.省略表記はNG、正しい表記で記載すること

昭和を“S”、平成を“H”というように省略することがありますが、履歴書においては省略表記を避け、正しい表記で統一するようにしましょう。
また、その他の省略文字においても、正しい文字で記載することが原則となります。

×S60年
昭和59年
×○○短大
○○短期大学
×(株)○○
普通自動免許
×自動車免許
株式会社○○

9.時間に余裕をもって作成、確認もしっかりと

履歴書を書くにあたって、『書くことに割ける時間がどの程度あるか』ということが実は重要です。
急いで焦りながら書いてしまうと間違いも増え、文字も一文字ずつ丁寧にというわけにはいかなくなってしまいます。そのため、履歴書を書く時間はゆっくり設け、落ち着いた気持ちで取り組むようにしましょう。
そして、下書きができた段階やすべて書き上げた段階など、節目ごとに書いた文章をしっかり確認をすることも忘れてはいけません。

誤字脱字がないか?文章におかしなところがないか?などを確認し、読みやすく隙のない履歴書にしていきましょう。

10.綺麗な字で書けなくても丁寧に書くことが大事

履歴書を手書きする際に、「綺麗な字で書けない」「字が汚い」と悩む方は非常に多いです。
しかし、たとえ綺麗な字で上手に書けなくても丁寧に時間をかけて読みやすい字で書くことを心がけることが大切です。
時間をかけて丁寧に書いた履歴書からは、あなたの誠実な思いが届くはずです。

11.空白は少なければ少ないほうがよい

個人情報欄などの記載が必須となる項目で空白がないようにすることは当たり前ですが、志望動機欄や自己PRとなる項目をはじめ、資格欄や本人希望記入欄なども極力空白がないようにすることが大事です。もちろん、空欄は当然NGです。

志望動機欄では、他項目と比べて記載できるスペースが広い分、空白が多いと目立ちやすくなるため、あらかじめ文章量を把握しておくことが大事です。最低でも300文字くらいは書けるように、書きたい文章を整理してから書くようにすることがコツです。
また、取得資格がなく免許・資格欄が空白となった場合、取得予定のある資格があれば「○年○月 ○○資格取得予定」と記載することもコツです。

空白の多い履歴書は、やる気のない履歴書と捉えられがちですので気をつけましょう。

12.面接まで付き合う履歴書だという意識で書く

履歴書に記載した情報を基に、面接時に詳しく掘り下げて質問をされるケースは非常に多いです。
そのため、履歴書に記載する内容は“ありのままの自分“を表現することが大事です。
「自分をよく見せたい」という思いから、自身のことを誇張して書けば書くほど、後々ボロが出て結果的に自分を苦しめる要素となりかねません。
できるだけ自分のアピールに最適となる履歴書を選ぶなど、可能な範囲で工夫するようにしましょう。

4.自分に合った正しい履歴書を選ぼう!

履歴書にはさまざまな種類があります。
文房具店や大型書店などへ行くと、いろんな履歴書が並んでいるのを目にしたことのある方も多いのではないでしょうか。
日本の国家規格のひとつであるJIS規格に認証されているものから、メーカーオリジナルの書式のもの、転職者用、パート・アルバイト用などさまざまで、それぞれ記入する項目が少し違う場合もあります。
新卒者の場合、社会経験や職務経歴などもないため、履歴書の形式が問題になることはあまりありません。新卒者用のものが手に入らなくても、大学などの学内で販売されているものや、市販品で特に何も記載されていないもの・常勤雇用者向けのものを選んでおけば大丈夫です。
しかし、転職者の場合は社会経験の年数もありますので、間違った種類のもので提出してしまうと、社会常識に欠ける人材であると判断されかねません。
きちんと自分の立場に適したフォーマットのものを選ぶようにしましょう。

1.履歴書のサイズはA4・B5の二種類

履歴書には、A4サイズとB5サイズの2通りがあります。
基本的に、指定などがなければA4でもB5でも好きなサイズで記載して大丈夫ですが、世間一般となる履歴書のサイズはA4のほうがやや認知度が高めです。
そのため、履歴書選びに不安がある場合は、A4サイズのものを選ぶのがベターです。
しかし、履歴書のサイズよりも重要なのは、それぞれの履歴書が重点を置く項目(内容)です。
自身がアピールしたい項目や応募先に合った項目を選ぶことで、“自分に合った履歴書”として書きやすさもやる気も倍増するはずです。

2.新卒者に最適な履歴書って?

それでは、実際特に新卒者におすすめできる履歴書とは一体どのようなものでしょうか。
新卒者にはアルバイト以外に明確な職務経歴がありませんので、あまり大きな職務経歴欄は必要ありません。
最近では、そちらを削る代わりに学生ならではの項目(大学で学んだこと、ゼミや研究室での研究内容、クラブ・サークル活動についてなど)があるようなものもあります。そのような履歴書は新卒者にしか書けないものですので、見つけたら買ってみるのもよいかもしれません。もちろん、なければいけないものではないので、新卒者用のものが買えなかった場合でも問題はありません。

3.転職する方が避けるべき履歴書って?

転職をされる方が使用してしまうと、あまり印象のよくない履歴書があります。
それは、「新卒者向け履歴書」です。
一項目前でも記載しておりますように、新卒者に適した履歴書というものがあります。得意な科目、ゼミでの研究内容、サークル活動についてなど、学生ならではの内容を記入できるものです。
このようなものは転職者には適さない内容となっているため、避けたほうがよいでしょう。

4.転職者向け・JIS規格の履歴書テンプレートがダウンロードできるサイト

5.新卒者、転職者問わず使える履歴書

日本の国家標準であるJIS規格のA4版の履歴書は、新卒者でも転職者でも使用できる一般的なものです。その中でも、販売サイトなどでレビューも高いものをいくつかご紹介致します。

  1. 履歴書A4 JIS 職務経歴書付 労務11-3 / 日本法令

    証明写真をのりなしでも貼ることができるシールや、履歴書を入れられる封筒、職務経歴書も付属しています。

  2. 履歴書用紙(大型封筒付き) シン-5J / コクヨ

    履歴書を折りたたまずに入れることのできる大型封筒が付属しています。

  3. 履歴書 JIS規格帳票 A4 ヨR-A4S / ナカバヤシ

    写真貼付シールが付属しています。また、こちらの履歴書は上記公式サイトからそのまま購入できます。

5.履歴書の個人情報欄は記入漏れに要注意!

個人情報欄は、名前・現住所・生年月日・性別・電話番号・メールアドレスといった基本情報を記載します。
いつも書き慣れている情報だからこそ、油断してしまいがちなのがこの個人情報欄です。
自分自身の情報に記入漏れがあるのはもってのほか!
履歴書の正確さや丁寧さは、採用担当者がかならず確認するポイントのひとつです。
ここで些細なミスをして、印象が悪くなってしまうのは勿体ないですよね。
履歴書は手書きで作成するのが一般的ですが、病院や施設で指定のフォーマットに記入をする場合や、PC入力を指定されることもあるかもしれません。
とくにPC入力の場合は、タイピングの際に誤字脱字に注意し、しっかり見直しましょう。
正しい情報を正確・丁寧に記入することが鉄則です。

1.日付を書く際の注意点について

日付を記入する際の注意点にまとめている項目をチェックし、あなたの履歴書を照らし合わせて不備がないかを確認しましょう。

  1. 日付は提出日もしくは提出日前日の日付を書く

    日付は提出日あるいは提出日前日の日付で書くのが一般的です。
    また、履歴書を投函する場合は投函日の日付で書き、できるだけ郵便局に出向いて投函するようにしましょう。

  2. 学歴や職歴欄など、日付は全て統一しましょう

    ・個人情報欄にある日付
    ・学歴
    ・職歴
    ・免許、資格

    上記の欄は日付の記入が必須になります。
    履歴書に記入する際は和暦(昭和や平成)と、西暦(20××年)の表記は統一させましょう。
    学歴や職歴は<平成○○年4月>と和暦を使用しているのに、免許・資格欄は<20××年4月>と書いてしまわないようにしてください。
    表記を揃えることで履歴書がきれいに仕上がり、採用担当者にも良い印象を与えられます。

  3. 後から日付を記入する際も同じペンで記入するのが鉄則!

    書き始めとは違うペンを使用すると、字の太さやインクの濃さなどにバラつきが生じてしまいます。
    同じペンで統一感がないと、履歴書を使いまわしているといったマイナスな印象として受け取られてしまいます。
    同じペンでの記入が難しい場合、新しいペンで最初から書き直すことになります。
    あらかじめインク量の確認をするなどし、日付を後から書く際にもペンが異なるということがないようにしましょう。

2.氏名欄の表記に合わせた「ふりがな」「フリガナ」で記載する

履歴書によって氏名欄の“ふりがな”が、「ふりがな」「フリガナ」と分かれています。
ふりがなとあるのにカナタナで書いたり、フリガナとあるのにひらがなで書いたりするのはNG。見落としがちな“ふりがな”の表記にも気をつけるようにしましょう。
また、「ふりがな」にしても「フリガナ」にしても、○番○号などの番地にはふりがなを振らなくても大丈夫です。
そのほか、ふりがなを振る漢字の上に合わせて書くこともポイントです。

3.現住所は都道府県から、住所の番地やマンション名などは省略せずに書く

現住所と応募先が同市内であっても、現住所欄は都道府県からの記載が原則となります。
また、履歴書に住所を記入する際、番地は○丁目○番○号と書きます。
普段は、<5-6-7>といったようにハイフンで省略することもありますが、履歴書ではハイフンの部分は漢字で正しく書きましょう。
マンション名などの建物名も同様で、<5-6-7-101>といったように省略したりせず、正式名所を書いてください。
建物名が長い場合は、2行に分けましょう。

OK

〒123-4567
○○県■■市△△町5丁目6番7号 ●●●●●●●●●●レジデンス101号室

NG

〒123-4567
○○県■■市△△町5-6-7-101

4.電話番号は固定電話→携帯電話の順で優先する

電話番号を書く際に注意したいのが、固定電話があるのにも関わらず携帯電話の番号を書くことです。
電話番号を記載する上で優先する順番は、(1)固定電話(2)携帯電話となります。
固定電話があっても日中なかなか連絡がつかない場合は、控えとして携帯電話の番号も記載しておくようにしましょう。
なお、携帯電話しか連絡手段がない場合は、携帯電話の番号を記載するようにしてください。

5.連絡先欄があればメールアドレスを記載する

履歴書のフォーマットにもよりますが、現住所の下に連絡先欄がある場合、PCのメールアドレスを書くようにしましょう。
最近はメールアドレスを直接書ける項目が増えているので問題ないケースも多いですが、知識として知っておいて損はありません。
ちなみに、メールアドレスを記載する際に「kawaii-nanako@〜」というようなメールアドレスを記載するのはあまり良いとはいえません。
この場合、就職活動用として新たにPCのメールアドレスを作っておくことをおすすめします。

6.学歴欄の記入と注意したいこと

学歴欄は、これまでどういったことを学び・知識を培ってきたのかを伝える項目です。
面接では、採用担当者が学歴欄を見て「学生時代にどういったことを学んできたのか」と質問されることもあります。
そういった場合は、アピールが出来るチャンスでもありますので、質問されることも想定した上で正しく丁寧に記入してください。
以下の項目で注意点をチェックしていきましょう。

  1. 新卒者は中学校卒業から、転職者は高校卒業から書き始める
  2. 和暦・西暦は統一する
  3. 学校名は、“○○県立△△高校”と省略せずに“○○県立△△高等学校”と、正式名称で記入する
  4. 学科・学部・コース名も正式名称で記入する
  5. 新卒者で職歴がない場合は、最終学歴次の行の右端に“以上”と記入する

以上の点に注意をして、学歴欄を記入していきましょう。

1.留年や浪人・休学といった、ケース別の学歴記入

浪人・留年

浪人や留年は、わざわざ記入する必要はありません。
<○○大学××学部△△学科留年>などと表記してしまうと、その部分が目立ってしまうので書かない方がベターです。

休学・中途退学

休学や中途退学の場合は<○○大学××学部△△学科休学(退学)>のように記入します。
中途退学は“中退”ではなく“退学”と表記しましょう。
そして次の行で、理由と現在は支障がなく就労可能なことを記入してください。

平成5年 6月 ○○大学××学部△△学科 休学
怪我で長期入院のため休学。現在は完治し、就労に支障なし。
平成7年 3月 ○○大学××学部△△学科 卒業

2.学歴計算ツールの活用(和暦・西暦)

履歴書の記入で間違えやすいのが学歴。 完成したあとに気付いて書き直しなんてことは避けたいですよね。 学歴を書く際に一役買ってくれるのが、この学歴計算ツールです。 自分の誕生日を入力するだけで、小学校~大学までの入学・卒業時期を和暦と西暦で表示してくれます。 学歴欄は、自身の記憶を辿って記入する方もいると思いますが、些細なミスを起こさないためにも活用することをオススメします。

7.職歴欄の記入で気を付けたいこと

これまで在籍した職場の情報と自身のキャリアを掲載する職歴欄は、採用の選考をするうえでとても重要な参考資料です。
社会人になって一度でも働いたことがある人は、この職歴欄に記入する必要があります。
その中には、転職回数の多い人もいるでしょう。

何度も転職をしていると、「この人は何か問題があるのか」「継続する力がないのだろうか」といった、マイナスイメージを持たれる可能性もあります。
そういったことを危惧し、在籍期間をわざと長めに書いたりして職歴をごまかしてしまう人も残念ながらいます。

履歴書の情報と、雇用保険の記載内容が食い違うことなどで発覚するケースも少なくありません。信頼関係を失うだけでなく、昇格することが出来なくなるといった、自身のチャンスを自ら摘み取ってしまうことにもなりかねません。

職歴欄は、正しい情報をきちんと記入するようにして下さい。
そして、誤字脱字や記入漏れでチャンスを奪ってしまわないよう、慎重に書いていきましょう。

1.【NG!】学生時代にアルバイトとして在籍した経歴は書かない

社会人として転職する場合、基本的に学生時代のアルバイト経歴は書きません。
転職者で、看護師の経験がパートやアルバイトとしてある場合は書きます。

2.新卒者の職歴欄は「なし」と書くのが基本

新卒者は職歴がありません。その場合は、2行目に「なし」と書きます。
例外として、新卒者でアルバイト時代にリーダーといった責任者を担当していたなど、就職先につながるようなアピールが可能であれば、書いても良いでしょう。

3.入社?退社?病院の場合、入職・退職と書く

病院での勤務経験がある場合、職歴欄には入職・退職と書きます。
看護師をはじめ介護士や保育士いった専門職の場合は、一般企業などで使われる入社・退社ではなく、『入職・退職』と書くようにしましょう。

4.職歴欄の書き方と職務経歴書の違い

職歴欄を書く前に、職歴欄と職務経歴書の内容の確認をしておきましょう。

  • 入職(入社)、退職日
  • これまで務めていた病院名や会社名+部署名、役職名

履歴書の職歴欄は、職歴の概要を書く欄ですので、このような内容を記入します。
一方で、職務経歴書は担当していた職務の詳細をはじめこれまでの成果や実績を記入し、詳しい情報をもとに自身をPRします。

5.短期間で退職した場合も職歴に書く

自身の職歴で短期間しか勤めていない経歴がある場合でも、原則的には記入します。
経歴詐称は、雇用保険の履歴などで発覚するケースもあり、信用問題にも関わりますのでごまかさずに書くようにして下さい。
面接で質問されることも想定し、きちんと理由を答えられるようにしましょう。

6.職歴にブランクがあるとき

転職が長引いた・病気や子育てのためなど、事情があり空白期間が存在する場合は、採用担当者に疑問を持たれないよう明白にしましょう。
病気療養・子育てや介護といった、ポジティブに受け取ってもらい辛い理由の際は、「一身上の都合により退職」と書きます。転職が長引いた場合も同様です。
あとは、職務経歴書の自己PR欄や応募動機を利用し、「自身のこれまでの経験やスキルのアピール」をしっかり伝えるようにします。

7.以前勤務していた職場に出戻りたい場合

自分が勤務していた職場でもういちど働きたい場合も、これまでの経歴はきちんと書きます。
出戻りの場合、結婚や出産といった理由の場合や転職など状況はさまざまですが、
“出戻りをして、その職場で自分には何が出来るか”を明確にし、伝えることが大切です。
くれぐれも「転職後の職場の人間関係が良くなかった」といった、ネガティブな理由は伝えないようにしましょう。

8.内部での転勤や部署移動も書く

人事異動で別の部署に移った、転勤で勤務先が異動になった場合も、職歴欄に記入します。
その際は、「配属」または「転属」と表記します。

平成20年 4月 ○○大学附属病院 入職
内科病棟に配属
平成25年 4月 循環器科に配属

9.パートや非常勤の経歴がある場合

これまでの経歴にパートや非常勤の経歴がある場合、「○○病院 パート勤務」と書きます。
看護師以外の経歴がある場合は、「○○鍼灸整骨院 受付・診療助手としてパート勤務」といったように、どのような職種に就いていたのかも記入します。

平成20年 4月 ○○県立××病院 パートとして勤務
一身上の都合により退職
平成27年 8月 ○○鍼灸整骨院 受付・診療所助手としてパート勤務

8.意外と知らない免許・資格欄の正しい書き方

履歴書の免許・資格欄の正しい書き方はご存知ですか?

「資格を持っているという事実だけ伝わればいいから、そこまで気にすることはないはず」
「年度は西暦でもいいんじゃない?」

いいえ、大間違いです。
履歴書というのは細部まで手を抜かず、正しい書き方に徹するのが応募者としてのマナーです。
他の応募者が正しく書いているのに、自分だけ間違った書き方をしていたらどうでしょうか。自分の履歴書だけ悪目立ちしてしまいますよね。
採用担当者は履歴書を細部まで見ていますので、ちょっとした部分の違和感もすぐ感じ取り、不快なイメージを抱くかもしれません。ちょっとした部分で損をしてしまわないように、免許・資格欄についても正しい書き方を知っておきましょう。

以下では、免許・資格欄で良く間違えがちな「年度」「国家資格」「取得見込みの場合」「資格を複数所持している場合」の4点についてご説明します。

1.免許・資格の取得年度は他の年号と表記を揃える

免許や資格の取得年度について、他の年号を記載する項目と表記が異ならないように統一することがポイントです。学歴などを西暦で記載しているのにも関わらず、免許・資格欄で取得年度を和暦で記載すると統一感がなくなってしまいます。

西暦と和暦の計算については、以下のサイトを参照いただくと便利です。

2.国家資格はどう書く?

資格の取得年度によっては、交付された名称が「看護婦」という方もいらっしゃるかと思います。2001年の保健婦助産婦看護婦法改正によって、2002年3月から看護婦の名称が「看護師」へと変更になりました。ですので、履歴書には「看護婦」ではなく「看護師」と記入するようにしましょう。
国家資格の書き方は、以下の通りです。
「(取得年月) 看護師免許 取得」

3.取得見込みの場合はどう書く?

国家試験の合否がまだ分からない場合は、「○○年3月 看護師国家資格取得見込み」と記入しましょう。
取得見込みで内定が出た場合は看護師免許が採用の条件となります。看護師国家試験に落ちた場合は内定が取り消される可能性がありますので、ご注意ください。

4.免許・資格を複数取得している場合の書き方

資格を複数取得している場合は、取得年月の古い順で記入するのが一般的です。
どの時期にどの免許や資格を取得したのか、というのが分かりやすくなりますし、どんな考えを持って免許や資格の取得を目指したのかが採用担当者に伝わりやすくなります。
免許・資格欄に書ききれないほどの資格を持っている場合は、
「資格に一貫性があるか」「3級以下の資格を記載していないか」の2点に注意し、応募先のメリットとなるような資格や取得が難しい資格を記入すると良いでしょう。

主な資格の正式名称と書き方
略称 正式名称と書き方
看護師 看護師免許 取得
准看護師 准看護師免許 取得
助産師 助産師免許 取得
保健師 保健師免許 取得
専門看護師 専門看護師(○○)認定
※(○○)には分類を記入
認定看護師 認定看護師(○○) 認定
※(○○)には分類を記入
自動車免許 普通自動車第一種運転免許 取得
原付 原動機付自転車免許 取得
TOIEC TOIEC公開テスト ○○○点取得
※600点以上からの記入が一般的です

9.履歴書の「趣味・特技欄」も手を抜かない

志望動機に注力するあまり、趣味や特技の欄は多くの人が手をぬいてしまいがちです。
『趣味・特技欄』を、”特になし”や”空欄”で出したことはありませんか?
せっかく履歴書を書く際に志望動機がきちんと書けたとしても、趣味・特技欄に手抜きが見られる履歴書では、書類選考で落ちてしまう可能性があります。
他がどれだけ優れている履歴書でも、その記載だけで選考から外されてしまう場合もありえるのです。

何度履歴書を出しても面接までたどり着かないという方は、きちんと書くことで
『人事の目に留まる履歴書』を作ることが出来るかもしれません。
趣味の多い人は好奇心や感性が豊かであり、幅広い知識や経験を持っていると考えられますし、業務には直結しなくとも、趣味や特技を通して施設の利用者や患者と仲を深めるケースも多いようです。
そういった観点からも趣味や特技は採用を書類選考の合否に少なからず影響するといえるでしょう。

1.会話のきっかけを『趣味・特技』に

多くの面接官は、履歴書を通して面接を受ける私たちの人となりを見ようとしています。
『目に留まる』にはどのような趣味・特技を書くべきなのか?
それは、病院のニーズに合ったことを書くようにすることです。
まず、自分自身を分析し趣味や特技を書き出してみてください。そこから受けようと思う病院やクリニックの雰囲気に見合うものを選んでみてください。
面接官は『趣味・特技』で出る私たちの人となりを感じ、これから病院に勤めよい人間関係を築けるかなどを見ていきます。
決して空欄にはせず、いざ面接になった際に会話のきっかけになるようなことを書きましょう。

もしも、趣味にパチンコや競馬などのギャンブル性があっても控えたほうがいいでしょう。だらしない印象を与え悪い印象に繋がってしまいます。
仮に、『趣味・特技』に「読書」と書いても、残念ながら面接官の印象には残ることはありません。ただの無趣味だと思われてしまい会話のきっかけにはなりません。

「読書」といった無趣味のイメージを覆すには、一言書き出すと効果的です。
「読書。月に15冊は読んでいます。」といった補足説明をいれると効果的でしょう。

10.履歴書の本人希望欄は何を書けばいい?

履歴書の項目に、【本人希望欄】という項目があります。
履歴書に空欄は原則NGですが、一体なにを書けばいいのか悩む人も多いそうです。
本人希望欄は以下の通りがあります。

1.働きたい部署名を書く

働きたい部署ですが、求人先の病院の正しい部署名を書きましょう。
正しく部署などを把握することは大切なことです。病院をきちんと調べたうえで求人に応募したという認識も与えることができます。
希望の求人先に、希望の部署そのものがない場合は、自身が就きたい職種や希望する仕事の内容を記入するといいでしょう。資格を取得して新しい病院やクリニックで働きたい場合、その資格を活かした内容を希望する旨を書いてもいいかもしれません。

2.働くうえでどうしても譲れない条件がある場合

譲れない条件とは、叶えてもらえないなら入社辞退になりかねないレベルのことです。
例えば、どうしても19時までしか働けない状況であれば、『子どもの送り迎えが必要な為、19時以降の勤務が難しくなっております』などと理由を添えて明記すると相手の理解が得やすいでしょう。

3.連絡希望時間帯などを書く

働いている状態で転職活動をする場合、連絡が付きやすい時間帯を記入するほうが相手にとっていいでしょう。
個人的に叶えてほしい労働条件や給与面などは面接してからの交渉としたほうがよいです。
『年収○○万円以上を希望しますが…』という内容は、相手に”高飛車・扱いにくい”といった印象を与えてしまい、面接も難しい可能性が高いです。
履歴書の本人希望欄は、最低限の条件の記入と心がけましょう。
“どのようにして働いていきたいか“を志望動機に絡めて書くことが出来ると、より良い印象に繋がります。
本人希望欄が全くない場合でも、病院であれば『貴院の規定に準ずる』と書くといいでしょう。

11.好印象を与える証明写真を撮るには?

「第一印象が大切」という言葉は良く耳にしますが、面接においても第一印象というのは非常に大切です。第一印象が悪ければ、その先の選考に影響しかねません。
では、転職活動における第一印象はどこから始まっているのでしょうか。
答えは書類選考からです。
履歴書で力を入れる部分と言えば「丁寧に書く」というのが真っ先に思い浮かぶかもしれませんが、同じく重要なのが証明写真です。

書類選考の第一印象は、履歴書に貼付する証明写真で決まるといっても過言ではありません。
写真一枚が与える印象は大きく、その後の評価にも影響する可能性があるからです。

転職活動を優位に進めるために大切となる証明写真。
その証明写真で好印象を与えるためのポイントと注意点についてご紹介します。

1.スピード写真はNG

コンビニや駅でよく見かけるスピード写真機ですが、就職活動においてスピード写真での証明写真はご法度とされています。理由は、写真1枚に対する意気込みを応募の意思の高さとして捉える採用担当者が多いからです。
「スピード写真で手抜きをしている」と感じ取られてしまうと、印象は悪くなります。
「スピード写真でもばれない」と思いがちですが、採用担当者から見れば一目瞭然。
損をしないためにも、スピード写真機で撮影した証明写真は避けたほうが良いでしょう。
さらに言えば、無人機は印象が良くなる表情や姿勢はアドバイスしてくれません。
好印象を抱いてもらう証明写真を撮るにはプロのカメラマンの客観的な視点とアドバイスが必要不可欠です。
履歴書の証明写真はスピード写真機ではなく、写真館に足を運び撮影したものを使用するようにしましょう。

2.証明写真を撮る際の服装や身だしなみ

証明写真を撮る際の服装は黒、紺、グレーといった落ち着いた色のスーツが基本です。
インナーは白色の胸元が開き過ぎていないブラウスやシンプルなカットソーを選ぶと清潔感が増し、顔色も明るく見えます。
明るすぎる髪色はスーツを着た際に不自然になってしまいますので、自然な髪色が良いでしょう。アクセサリー類は見に付けない方が賢明です。

12.履歴書に悩んだら…転職支援のプロに添削してもらう

「本当にこの履歴書でいいのだろうか」
「自分が書いた履歴書に自信が持てない」
このような悩みを抱えているなら、転職支援のプロである医療ワーカーの履歴書添削を利用するのもひとつの手です。
正しい履歴書の書き方はもちろん、長年の転職支援の実績によるデータから、一人ひとりに合った最適な履歴書作りをサポートいたします。

13.これで完璧!受かる志望動機の書き方

採用担当者が合否を決定するうえで、最も重要なポイントとなる志望動機
転職を考えている看護師にとって、履歴書を記入している最中で筆が止まるのは「志望動機」ではないでしょうか。
志望動機は、採用担当者が「どれほど熱意があるのか」「長く勤めてくれるのか」を判断する大きな手掛かりです。
学歴や職歴だけでは伝える事ができない、『仕事への前向きな姿勢やスキル』を知っていただく為の大切な項目なのでしっかり書きましょう。

志望動機は採用担当者が必ず読む項目なのでどう記入して良いのか難しく感じますが、
『なぜ応募したのか』『どういったところに惹かれたのか』を整理する事で、グンと書きやすくなります。
志望動機がしっかり書けている履歴書からは、応募者の熱意が伝わり好印象を与える事ができるので、ここで他の応募者と差をつけましょう!

1.まずは応募先の情報収集をしよう

志望動機に記入する内容は、主に「なぜ当病院を選んだのか」「どこに魅力を感じたのか」です。
これらは応募先の情報を知っていなければ書くことが出来ません。
必ず病院のホームページやパンフレット等に記載してある情報を集め、病院研究をしてから取り掛かりましょう。
具体的には、病院の経営理念や方針・研修制度・患者数・病床数・医療技術・医療機器が挙げられます。どれも知っておく必要がありますが、経営理念や院長の言葉そのものを引用し「貴院の診療理念に共感したため」といった事は書かないように気を付けましょう。
重要なのは、これらの情報から「なぜ働きたいのか」「どのような看護師になりたいのか」という事です。
しっかり情報収集できているという事を相手に伝えることで、説得力ある志望動機を作成する事ができ、熱意を伝える事ができます。

2.「簡潔的」で「シンプル」に!魅力的な志望動機の書き方

《過去》 これまでの経験(長所、スキル、転職に至った理由)
《現在》 なぜ当院なのか
《未来》 将来のビジョン

志望動機は、「過去→現在→未来」という時系列に沿って記入する方法が一般的です。
上記3点のことを意識して記載していくと書きやすくなります。

「なりたい自分」「転職先で取り組みたい事」を記載できたら、最後に「だからここで働きたい」という志望動機を伝える事が大切です。
文章を記入するにあたり気を付けることは、

  • 文字数は200~250文字程度
  • クリニックの場合は貴クリニック、病院の場合は貴院と記入
  • 文章は「ですます調」で記入。「である調」は不可

が挙げられるので、これらの事を注意して記載してくださいね。

看護師の志望動機 ~3つのポイントを押さえた例~

私は○○病棟を4年間経験し、患者さんの回復に向け援助する看護の仕事に努めておりましたが、○○に限らず様々な疾患を抱える患者さんに貢献したく感じるようになりました。
貴院は○○の専門医であり、○○などの専門性の高い設備や部門があるので、幅広い領域に挑戦し経験を積むことで看護師としてスキルアップできるのではないかと思い、志望致しました。

3.必見!志望動機の例文・サンプル集

数ある病院やクリニックの中から、何故その病院を選んだのかという理由を書くようにしましょう。
具体的にどう書けばいいのか迷ってしまう事もあるかと思うので、ここではタイプ別で志望動機例をご紹介します。
ぜひ志望動機作成時の参考にしてください。

4.これを書くと≪不採用≫!NGワードについて

ここでは志望動機を記入するにあたり、してはいけない3つの事を紹介します。
以下の事に気を付けて取り掛かってくださいね。

  1. コピペは絶対しない

    知っていますか?
    採用担当者が履歴書の段階でコピペだと気付いている割合は、ほぼ100%なのです。
    もしコピペだと気付かれてしまうとその段階で信頼を失ってしまいます。
    バレなければ良いというわけではなく、仮に書類選考が通ったとしても面接での雰囲気や話の内容で採用担当者は気づいてしまうので、必ず自身の言葉で記入するようにしましょう。
    また、使いまわしした場合も志望動機に具体的要素が組み込まれておらず、同じフォーマットを使用している事に気付いてしまうので注意してください。

  2. ネガティブな発言は避けよう

    もし、職歴欄に「一身上の都合により退職」と記入した場合、志望動機の欄で詳細を記入しましょう。
    「経営方針と合わない」「残業が多い」「給料が低い」「福利厚生がない」などといったネガティブな理由の場合は、マイナス内容を記入しない事がポイントです。
    ネガティブな理由ではなく、「看護の幅を広げたい」「○○の技術を磨きたい」という
    プラスイメージの退職理由を一度探してみることをオススメします。
    ただし、引っ越しや出産・育児などといったやむを得ない理由であれば、本当の退職理由は正直に伝えたほうが誠実さや信用に繋がります。
    いかなる状況でも、“どんな思いがあって、どうなりたいのか”という「目標」を具体的に伝える事が大切です。

  3. ありきたりな言葉は使わない

    インターネットで検索すると多くの例文が出てきます。
    そのまま使用できそうな文章ばかりですが、採用担当者は何人もの履歴書を見ているので、「教育制度が充実しているので志望致しました」「貴院で勉強させていただきたい」など、ありきたりな志望動機が書かれていると印象に残りません。
    採用担当者に「会いたい」と思わせることが大前提なので、ここで他の人と差別化を図りましょう。
    これまでの経験やスキル、知識、新しい職場でどう発揮できるのか、どう期待に応えられるのかを具体的に説明する事が重要です。

14.封筒を入れる前に!最終見直しチェックリスト

  • 誤字・脱字・略字はないか
  • 日付が記載されているか
  • フリガナを忘れていないか
  • 写真がはがれていないか、写真の裏面に撮影日付と名前を記載したか
  • 空欄はないか
  • 押印がある場合押し忘れはないか
  • 年月日の年号が統一されているか
  • 学歴・職歴の年月日は正確か
  • 面接用に履歴書のコピーをとったか
  • 添え状を入れたか

15.基本的な添え状の書き方

添え状とは、履歴書や職務経歴書を郵送する際に『誰が・誰に・何を送ったのか』を簡潔に記載する書類です。「送付状」と言われる事もあります。
よく履歴書と職務経歴書のみを郵送している方がいますが、履歴書・職務経歴書のみを封筒に入れて送るという事はマナー違反という事を知っていますか?
「郵送書類が一目見て分かる紙」を添えるのが社会人としてのマナーです。
添え状は、履歴書や職務経歴書とは違い直接合否に関わってくるものではありませんが、合わせて送る事で「礼儀のある人」という印象を与える事ができます。
書類選考におけるあなたの印象を良くする為にも欠かせないものでもあるのです。
パソコンの場合も手書きの場合も記入項目は共通です。

ここでは添え状を書くときのポイントをお伝えしますので、是非参考にしてください。

日付 投函する日付を記入(履歴書と職務経歴書と日付を揃える)
宛先 正式な病院名で記入する
送り主 自身の住所や連絡先、名前を記入
頭後 「拝啓」から始める
結後 「敬具」で終わる
同封書類 最後は「以上」を記入

1.添え状はPCよりも手書きが◎

結論的にどちらでもかまいません。
ほとんどの添え状がPC作成の中で、手書きの添え状は目立つので効果的なのが事実です。熱意が伝わりプラス印象になるケースもあるので、時間に余裕がある方は手書きの添え状を作成しましょう。

2.どうしてもの場合はパソコンでOK

それでも、どうしても手書きの添え状を作成する時間がない場合や、字に自信がない場合はパソコンで作成し同封します。
中には「手抜き」という印象を持つ採用担当者もいますが、パソコンでは効率的で分かりやすい添え状を作成する事が出来るというメリットもあります。
パソコンで添え状を作成したからといって選考の判断基準に使用することはないので、パソコンで作成しても問題ありません。

16.応募書類の送付マナーとポイント

送付先に履歴書が到着した際、採用担当者がまず目にするのは封筒です。
第一印象でマイナスイメージにならない為にも封筒の書き方や入れ方のマナーを守り、丁寧さを心掛けましょう。
大切な書類に折り目をつけないようにA4の白い封筒は必須です。
郵送の場合、配達途中に折れたり曲がったりする可能性があります。そうなっては折角時間をかけて作成した履歴書も台無しになってしまいます。
こうした事を未然に防ぐ為にも書類は全てクリアファイルに入れて封入しましょう。

入れ方の順番は、封筒を正面にし

  1. 添え状
  2. 履歴書
  3. 職務経歴書

この順番で書類を封筒に入れます。

1.宛名の正しい書き方と注意点

病院などに多い医療法人を、(医)と略称で記載するのはNGです。
正しい表記で宛名を書くようにしましょう。
また、採用担当者の名前や部署名が分かる場合は、
「医療法人 ○○病院 看護部 ○○様」と個人宛で書くようにしましょう。
担当者名が分からない場合は部署名まで、「○○部署御中」というように記載すること。
封筒の表面の左下には、赤字で「履歴書在中」と記載します。
誤って「履歴書御中」とならないように気をつけましょう。
最後に、糊がはみ出さないように綺麗に糊付けをし、封じ目に「〆」マークを記載して完了です。

2.持参する場合の封筒の書き方とマナー

転職活動や就職活動をするにあたり、事前に履歴書を渡しに行ったり、面接当日に応募書類を持参するよう求められたりするケースもあります。
その際、折れ曲がった封筒やクタクタになった書類を提出しては第一印象が最悪です。
採用担当者は封筒の入れ方からあなたがどういう人なのかを見ていますので、細心の注意を払いましょう。

  1. 基本的な封筒の書き方
    1. 住所は縦書き。都道府県から番地まで記入する。
    2. 病院名は正式名称で記入する。部署が不明な場合は「御中」。個人名であれば「様」とする。
    3. 封筒の左下には「履歴書在中」もしくは「応募書類在中」と赤字で記載する。
    4. 裏面の左下には自身の住所と名前を記載し、必ずのりで閉じる事。
  2. 封をする前にコピーを取る

    履歴書を持参する場合は、必ず履歴書のコピーを取っておきましょう。
    採用担当者は履歴書をもとに質問します。緊張から書いた内容を忘れてしまったり、違う事を答えてしまったりする可能性もあります。
    何を質問されても答える事ができるよう事前にコピーを取り、待ち時間などに見返して頭に入れておくようにしましょう。

  3. 持参の場合、封筒の宛名書きとのり付けは不要

    履歴書を持参する場合は、直接渡すことになるので封筒の表面には宛名を書く必要はありません。
    左下に赤いボールペンで「履歴書在中」もしくは「応募書類在中」と記入し、四角く囲むのみで大丈夫です。
    また、採用担当者がその場で内容を確認する事もあります。のり付けをしてしまうと開封の手間をかけさせてしまうので、のり付は避けましょう。

  4. クリアファイルは必須

    郵送と同様に持参する場合も応募書類はクリアファイルに入れます。
    移動中に汚れてしまう可能性もあるので、念には念を入れて封筒にもクリアファイルに入れておく事をオススメします。
    なるべく綺麗な状態で履歴書を渡す事ができるよう心がけましょう。

  5. 持参する前にアポイントを取る

    応募書類を持参する場合は、電話もしくはメールでアポイントを取ります。
    事前連絡せずに訪問する事はマナー違反です。いきなり持参するという事は、絶対に避けましょう。

  6. 封筒の裏面の書き方

    持参の場合、履歴書の表面は宛名書き不要ですが、裏面には自身の住所と氏名を書きます。記載しておく事で中身を確認しなくても誰の履歴書なのか分かるからです。
    何も記載されていない封筒は採用担当者にマイナスのイメージを与えてしまうため、裏面には必ず住所と氏名を記載しましょう。
    また、住所と氏名の上には持参する日付を記載するのが基本です。

17.なぜ書類選考から外される?書類選考を突破する秘訣とは

書類選考の段階で落とされてしまう人がいるとすれば、最大の理由は
その履歴書に「魅力がない」ことです。
どの企業も近年では、採用の合否を決める際に「人柄」や、その人の「長所」をしっかり見定めて判定する傾向にあります。
決して履歴書だけであなたの人柄や長所を判断しようとは思っていません。
しかし、大規模企業であればあるほど、採用担当者のもとには日々履歴書が送られてきます。
その中で興味を惹かれることがなければ、せっかく書いた履歴書は「数ある履歴書のひとつ」として埋もれてしまいます。
ましてや、提出された履歴書が全体的に統一感なく乱雑に書かれていたら誰だって良い印象は持ちません。
せっかくこれから時間を割いて履歴書を書くわけですから、人と差別化を図り採用担当者の目にとまる履歴書を作成したいと思いませんか?

履歴書で他人と比較されていることを十分に理解したうえで、書き進めましょう。

1.あなたの履歴書を魅力あるものにするためのポイント

履歴書は、採用への第一関門です。
採用担当者に「この人はどんな人材なのか?」と、興味をもってもらうことが重要です。
そのためには、あなたが書きたいことだけ書くのではなく、採用担当者があなたのことをもっと知りたいと思うように工夫して内容を考える必要があります。
まずは、履歴書を書き始める前に『とにかくリストアップ』することをおすすめします。
こちらで紹介している内容もあなたにとって必要な情報はメモにとっておき、役立つ経歴を思いつく限り書き出して見ましょう。

2.看護師としての経歴や職歴は正しく記載しましょう

自分自身の学歴や職歴を思い返したときに、他の看護師に比べて誇れるものがなかったら「魅力のない履歴書」になってしまうのではないかと心配になった方もいるかもしれません。
実際に、世間一般の看護師と比べてずば抜けた学歴や職歴をもっている人であれば、履歴書の項目を埋めるだけで書類選考から面接へ進める場合もあるでしょう。
しかし、そのような人はほとんどいません。
大切なのは偽りなく丁寧に、正式名称で記載することです。
大学を記入する際は、学部や学科名も記載しておきましょう。大学の専攻が仕事に活かせる場合は非常に有利です。

3.書類選考クリアの秘訣はインパクトのある履歴書

採用に値する人材なのかを的確に判断するために、応募者全員と面接で会って話ができれば一番良いと採用担当者もわかっています。
しかしながら、日々の業務をこなしながら採用業務を兼任している人が大半で、全員と面接することは現実的ではありません。
よって、採用担当者は履歴書であなたを採用する可能性があるのかどうかを判断します。

履歴書はもともとのフォーマットが決まっているので、どれも似たり寄ったりの内容になりがちです。そんな数ある履歴書を見て、採用担当者は自分の今までの経験から「採用」「不採用」の線引きをしています。
いかに採用担当にインパクトを与え、「ぜひ面接で会ってみたい」と思ってもらえるかが書類選考突破の分かれ道となります。

4.履歴書は手書きとパソコンを使い分け、3部構成で書く

手書きの履歴書と指定がなければ、パソコンで履歴書を作成しても構いませんが、手書きの履歴書から人物像をイメージする採用担当者も少なくありません。
さらに、履歴書は「私文書」の扱いになるので手書きでもまったく問題はありません。
誤字脱字や形式に気をつけながら丁寧に記載しましょう。
職務経歴書、志望動機(別紙)は「ビジネス書」という扱いになりますので、パソコンで記入しても良いでしょう。
職務経歴書は決まったフォーマットがないので、だらだらと文章を書いてしまわないように注意が必要です。また、職務経歴書はA4用紙に2枚がベストといわれています。
枚数にも決まりはありませんが、1枚だと「経験のない人」、3枚だと「たくさん経験はあるけどまとめる能力がない人」という印象を与える可能性があります。
添え状は「ビジネス書」に分類されますが、看護師の場合は手書きがお勧めです。
手書き文字で人柄をみる採用担当者がいる中で、手書きの添え状は気持ちが伝わりやすく、個性をアピールするのに適しています。

まとめ

  1. 履歴書(手書き)
  2. 職務経歴書(PCで作成)
  3. 別紙の志望動機(PCで作成)
  4. 手書きの添え状(手書き)

5.転職回数が多い看護師の職歴を書く場合

一般的に、正社員として在籍した企業を転職した回数をカウントします。
アルバイトや派遣での業務については転職回数としてカウントしないことがほとんどです。
看護師の平均転職回数は2回と言われています。要するに、3か所の職場を経験している看護師は珍しくないので、そこまで引け目を感じることもないでしょう。
それ以上に転職回数が多い場合は、「職務経歴書」を活用します。
場数を踏んでいて経験豊富、即戦力になると思ってもらえるような書き方を意識しましょう。

※転職回数が多い場合の職務経歴書の書き方については、以下を参照ください。

6.転職回数が多い看護師が転職に不利と言われる理由

一概に、転職回数が多いことが不利だとは言い切れません。
そもそも、採用担当者が転職回数の多い人を警戒する理由はなんなのか?
勤続年数が短い転職を繰り返している場合、「腰を据えて仕事に取り組む気がないのかな」と感じられてしまいます。
採用後、戦力になってもらうために採用側は時間をかけて指導するのです。戦力として貢献することなくすぐに退職されてしまっては、採用にかけた時間だけでなく、指導に費やした時間や人件費まで無駄になってしまいます。
そのため、採用担当者はあなたが長期にわたって施設に貢献できる人材かを判断します。
一方、転職回数が多くてもそれぞれの勤続年数が長い場合には、「さまざまな業務経験を積んでいそうだな」とプラスの印象を与える場合があります。
自分の職歴を見直し、採用担当に嘘偽りなく好印象を与える工夫が必要です。

7.履歴書に思いを込める

履歴書、職務経歴書、志望動機、添え状など。これらの書類をすべて完成させるのは、時間と根気が必要なのではないでしょうか。
しかし、同じような内容の履歴書があふれかえっている看護師の業界で、ここまでこの記事を読み進め、時間をかけて丁寧に仕上げた履歴書にはしっかりあなたの思いが乗っているはずです。
「絶対受かる履歴書」はありませんが『思いが伝わる履歴書』は必ず採用者の印象に残ります。
今、採用されたいと思っている就業先であなたが活躍するには、なによりも先に書類選考を突破する必要があるのです。
ならば、やれる努力はすべてやるという姿勢で悔いが残らないように挑みましょう。

8.“第一印象の良い職務経歴書”を意識する

数多くの履歴書を見ている採用担当者は、同じ数だけ職務経歴書にも目を通しています。
職務経歴書に関してもプロなのです。
パッとみた初めの印象で、向こうの読みたい気持ちも変わってきます。
こちらの記事を参考にしていただける方は、「PC入力」で職務経歴書を作成すると思います。
「入力するだけだから」と気を緩めてはいけません。
改行する箇所、文字の大きさ、フォントを揃えるなど細かい配慮も忘れないようにしましょう。
読み手の気持ちになって書き進めることが大切です。

9.志望動機がしっかり伝わる履歴書が書類選考を突破する

採用担当者は、あなたの志望動機を読んで「この人は自社で活躍してくれる人か」を想像します。
志望動機の内容では、自社のことをどれだけ理解していて本当に働く意欲はあるのか、採用後に双方の期待を満たすことができるのかがチェックされます。
履歴書では、記載する内容は端的に書かなければならない文字数になりますが、それでもしっかりポイントをおさえていれば、採用担当者に「会ってみたい」と思ってもらえるでしょう。

ポイント

  1. 企業の特徴と自分の経験や特技がマッチするように書く
  2. 企業をよく理解していると思わせる情報を取り入れる
  3. 具体的な実績や経験内容を書く

10.履歴書でポジティブ・ハロー効果を狙う

ハロー効果とは、肩書や学歴、年収や身長、外見などのある一つの特徴から、無意識のうちに相手の評価を高めてしまうなど、人や物の印象が全体の評価に影響する効果のことを言います。
履歴書へ記載されている内容に「英語が話せる」「ボランティア活動をしていた」など、特徴的な長所がひとつあるだけであなたの印象は格段に良くなる可能性があるのです。

18.最後に…

書類選考において、履歴書はあなたの顔となります。
採用担当者は、まだ見ぬあなたを履歴書に記載された情報からイメージし、次の採用ステップに進むかどうかを判断します。
そのため、丁寧に正しく、また他と差をつける履歴書を作成することこそが、就職活動において重要かつ基本となります。
なかなか書類選考で次に進めない…とお悩みの看護師さん。
安心してください。
今回こちらでご紹介した履歴書の作成ポイントやコツを実践し、基本の書き方にちょっと工夫をするだけで、印象がグッとあがり、採用担当者の心に響く履歴書になるはずです。
また、あなたの思いを乗せたオリジナルかつ丁寧な心のこもった履歴書を作成すれば、きっと厳しい書類審査を勝ち進むことができるでしょう。
しっかり作成して気持ちのよいスタートダッシュを切り、後悔のない就活にしましょう!

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