退職前に読む!失業保険が“もらえる看護師”になる為に知るべき6カ条

退職後に後悔しないために。知っておくべき失業保険のこと

今の病院で看護師として働き続けることに疑問を感じ退職を決意したならば、次は退職で損をしないための「退職活動」をすることになります。
「退職活動」とは退職を決めた者が、退職の申し出をするところから退職日までの引き継ぎやスケジュール管理、退職関連手続きまでを円満に完了させるための活動です。
今回は、退職活動の中でも重要な「失業保険」についてお話をしていきます。
失業保険とは、何らかの理由で失業した場合に再就職までのライフラインとして国が生活費を負担してくれるというシステムで、正確には「雇用保険の失業給付」といいます。
失業保険を受給するにはハローワークへの申請・手続きが必要です。
しかし誰でも受給できるわけではなく、退職時の条件等によって異なってきます。
本来貰えたはずのお金を受け取れず損をしないためにも、“退職までに確認しておくべきこと”から“退職後の流れ”を紹介します!

1)失業保険がもらえる看護師の条件とは?

退職時に確実に失業保険を受け取るために、まずは受給条件を知っておきましょう。

  1. 雇用保険への加入期間(就業期間)が12ヶ月以上あること
  2. 失業している状態であること
  3. 再就職の意思があること
  4. 就職が見つかり次第すぐに勤務できる健康状態であること

病院が雇用保険に入っているか不安な人は、給与明細にて確認しておくと良いでしょう。
再就職の意思があるかどうかは、ハローワークでの就職活動を行うかどうかによって判断されます。また、失業中であったとしても病気やけが、妊娠や出産などの理由ですぐに就職ができない場合には失業保険を受け取ることはできません。

2)看護師の失業保険、気になる受給額

失業保険でもらえる一般的な給付を「基本手当」と言います。
・基本手当の総額=賃金日額×50~80%
・賃金日額=退職前の6ヶ月間のボーナスを除いた給与合計÷180日間
上記のように計算し受給額を確定させます。
病院でもらっていた給料を1日当たりの平均額に換算し、さらにその60%~80%程度が受給額ということになります。
しかし、勤続年数や年齢によっても支給される割合や上限額も異なります。
また上限額については毎年変更があるので、ハローワークへ事前に確認しておきましょう。

3)失業保険はすぐに貰えない?!

退職し、ハローワークにて申請が受理されて振り込まれるまで4ヶ月ほどかかります。
しかしこれは「自己退職」の場合です。
倒産や解雇など「会社都合」の場合や、ハローワークが定める“正当な理由”があれば「特定理由離職者」という扱いになり、申込みから1ヶ月ほどで受給が可能です。

4)いつまで失業保険をもらえるのか?

失業保険を受け取れる期間のことを「所定給付日数」といい、この日数は退職理由が自己都合なのか会社都合なのかによって変わってきます。
自己都合の場合は勤続年数10年未満の看護師だと90日間、10年~20年の勤続年数であれば120日間、20年以上勤務だと150日間が所定給付日数です。
会社都合の場合は自己都合よりも長い期間受給することができます。

5)ギリギリまで失業保険をもらいたい?すぐに再就職したら損?

失業保険は失業期間中にもらうお金なので、再就職が決まれば当然受給は停止されます。
少なくとも90日間ある受給期間は再就職しない方が良いのではないかと再就職に対して足踏みしてしまう看護師もいるかもしれません。
しかし、失業保険の受給期間中に再就職すると「再就職手当」がもらえることをご存知ですか?
所定給付日数が3分の1以上残っている場合には受給残日数の50%、3分の2以上の日数が残っている場合には受給残日数の60%×基本手当日額で計算します。
要するに、再就職が早ければ早いほど再就職手当は高額になります。
とはいっても1ヶ月以内の再就職の場合は、“ハローワークもしくは厚生労働大臣が認可している職業紹介事業者による紹介であること“など細かいルールがあるので注意しましょう。

6)失業保険の申請に必要な7つの携行品

ハローワークで失業保険の申請を行う際、手ぶらではいけません。
無駄足にならないようにしっかり準備してから行きましょう。

  • 離職票
  • 印鑑(認印)
  • 雇用保険被保険者証
  • 証明写真(3×2.5cm)2枚
  • 普通口座(ゆうちょ可)の通帳
  • 雇用保険被保険者証
  • 住民票もしくは運転免許証(顔写真付き)

最後に

今までのハードワークから一度離れて「やっとゆっくりできる」と肩の荷がおりるタイミング。この記事を参考に、是非《失業保険がもらえる看護師》になって少しの間、大人の長期休暇を満喫してくださいね♪
しかし、日々高度化する医療現場から離れている期間が長くなればなるほど、再就職が辛くなることもお忘れなく!
就職活動は、ハローワークのみに絞らず「人材紹介会社」を併用することをオススメします。
人材紹介会社であれば、非公開の求人を多数もっているのでより選択肢が広がり、自分の希望に沿った就職先を見つけやすくなりますよ。
「退職活動」が終わったら、次はもっと素敵な職場に出逢えるように「就職活動」もしっかり頑張りましょう♪