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STEP.1退職理由を明確にする

■退職の最短日数

【看護師の退職。意思を伝えてから最短何日で辞められるの?】
悩める看護師

晴れて看護師になって「これから大変なこともあるけれど頑張ろう!」と心に決めて初出勤。
しかし、想像を遥かに超える忙しさや、先輩の厳しい態度などが原因で「早く辞めたい」と根をあげてしまう看護師もいるようです。
しかし、いくら早く退職したいといっても退職を伝えてから一定期間は働かなければならないのが現実。
実際、辞めると伝えてから最短で何日後に退職可能なのでしょうか?
気になる“退職までの最短日数”を見てみましょう。

看護師の即日退職は可能なのか?

退職理由は人によって様々ありますが「本日限りで退職させていただきます」と申し出て翌日から出勤しない看護師がいたとして、これが世の中に認められるかと言えば答えは「NO」です。
労働基準法には、何日前に退職の意思を伝えるかという点についての記載は特にありません。しかし、民法上では《労働者は少なくとも2週間(14日)前までに退職の申し出をすることによって、いつでも労働契約を解除することができる》という旨の記載があります。

最短でも、退職の意思を伝えてから14日は引き継ぎや手続きに関係する期間が必要になることは覚えておきましょう。
ただし、雇用契約書に「退職意思は30日前に申し出ること」等の記載がある場合は、原則そちらに従う事になります。

最短での退職を希望するのであれば、まず雇用契約書の確認を行いましょう。

最短での退職を考える前に

ただでさえ人手不足な看護師業界です。
基本的には、数か月前から退職準備をしておかなければ辞められません。
1人の看護師が急な退職をすることによって、医療機関の運営やサービスの提供が滞ってしまう、患者さんにとって必要なケアが十分に行えなくなる等のリスクが発生します。
さらに、病院側は次の人を急いで探さなければいけなくなります。
求人を出して、応募者数名と面接をし、採用者と雇用契約を結び教育をする・・・。
これだけでもかなりの人件費やコストがかかります。
あなたが退職し、新人看護師が入職するまでの期間は、残された看護師にとって体力的にも精神的にも大変な状況になります。
民法上では退職を申し出てから最短14日で辞めることができることになっていますが、自分が辞めたあとの現場や患者さんへの影響を想定し、引継ぎにかかる時間も考慮した上で“最短は何日なのか”を考えたほうが良いでしょう。

看護師における最短かつベストな退職のタイミングは1ヶ月前

看護師が1人退職することで、スタッフの補充やシフトの調整が必要になります。
新しいスタッフもすぐに見つかるわけではないので、本来であれば退職を希望する時期から逆算して2~3ヶ月の余裕を持っておいたほうが良いでしょう。
しかし、一般的な病院であれば1ヶ月前に申し出れば問題ないとしている所も多いです。
これより短い期間だと、十分な引継ぎが行えない可能性があり、残されたスタッフや患者さんに迷惑をかけてしまう可能性があります。
よって、民法上の《2週間(14日)前に申し出れば良い》というのは看護師には当てはまらない場合がほとんどです。
退職意思を伝えてから、最短でも1ヶ月は勤務するつもりでいたほうが良いかもしれません。

最後に

上司に退職意思を伝えてから退職日までに要する最短期間。看護師の場合は“1ヶ月”が最も短いスパンでした。
1ヶ月といっても、辞める意思を上司に伝えてから働く数十日は、とても長く感じるでしょう
なるべく早く辞めたいという気持ちも良くわかります。
しかし、退職を急ぎすぎると手続きや引継ぎ業務に慌てることになるので、出来る限り日にちの余裕を持って退職意思を伝えることをオススメします。

◎退職の意思が固まったら次は、申告するタイミングについて確認しましょう!

■退職を考えるきっかけ

【辞めたいと思ったきっかけは?看護師の退職事情】
悩める看護師

看護師を辞めたいと思いはじめたあなたへ。
辞めたいけど『踏み切れない何か』はありませんか?
実際に、退職を迷っている看護師数名に話を聞いてみると全員が口を揃えて「こんな理由で辞めるなんて逃げているようで・・・」と言うのです。
「仕事の大変さはどこに行っても同じだし・・・」「せっかくここまで頑張ってきたのだからもう少し・・・」など、思うところは様々あるでしょう。

自分が今、勤めている病院に対して思う不満や不安は退職するほどの理由なのかと悶々としている人も多いのではないでしょうか。

今回は、退職を経験した看護師たちの『きっかけ』はなんだったのか、弊社独自の調査結果をご紹介します。

中堅看護師が暴露!退職に至ったきっかけ

● 人の世話が好きじゃないことに気づいた
● 力仕事が多く、体力的に限界
● 職場の人間関係がうまくいかない
● 責任の大きな仕事をするようになったが昇給しない
● 仕事に慣れてきて、毎日が同じことの繰り返しに思える
● 同時期に入職した友人の看護師の方が待遇も給料も良いことが判明した
● 結婚、妊娠などのライフステージの変化
● 今の病院でこれ以上のスキルアップを目指せそうにない

2年、3年、5年と勤続年数を重ねると、新人のサポートなど担当する業務範囲が広がり体力的だけでなく精神的にも疲れを感じる看護師が多いようです。
自分より若く、経験が浅い看護師の面倒を見るのは確かに大変です。
仕事内容はだんだん大変になるのに給料は一向に上がらないとなるとやる気も削がれてしまいますよね。

人間関係については、先輩の言動が厳しく未だに認めてもらえないと感じる辛さや、後輩が言うことをきかずストレスに感じているなど、多くの意見が上げられました。

看護師は人の命に関わる仕事なので、どの病院でもそれなりの大変さは感じるでしょう。
しかし、人間関係や給料、やりがいは環境を変えることで改善できる可能性が大いにあります。
看護師としてこれから先も活躍していくために、『退職→転職』ということも選択肢の一つなのです。

退職時に辞めたいと思ったきっかけを正直に言うべきか

ご紹介したとおり、看護師が退職する理由として、人間関係・給料・やりがい(スキルアップ)の3つはかなり多いです。
正直に話してしまったほうが楽なのかもしれませんが、『人間関係』と『給料』を理由に退職したいと申し出ると “引き止め”に合う可能性が高いためオススメしません。

実際に、上司や同僚との人間関係がうまくいっていないのであれば「別の診療科目に移ってみないか」と提案され、給料や待遇についての不満には、少し改良された条件を持ってきて「これでもう少し頑張ってみないか」と引きとめられるケースが多いようです。

退職を決意したきっかけは何であれ、建前として「スキルアップしたい」と伝えるほうが無難かもしれません。
看護師としてのスキルをあげたいという前向きな姿勢と、今の環境ではスキルアップができないと伝えることで病院側も引き止めにくくなるようです。
引き止められない退職理由についてはこちらの記事も参考にしてみてくださいね!
どう言えばスムーズ?引き止められない看護師の退職理由!

まとめ

看護師が退職を考えるきっかけについてご紹介してきましたが、いかがでしたか?
「こんな理由で辞めるなんて…」と思っていた理由が、立派な退職理由だったりするのです。
自分の気持ちに正直に、身体共に健康な状態で働けるような選択をしてくださいね!
しかし、自分の「辞めたい」という気持ちのままに動いてしまうと“損”してしまう可能性があるのをご存知ですか?
実は、年齢や勤続年数によって“退職金”に大きな差が出る場合もあるのです。
退職時に損しないためにも、退職するにあたってのベストな年齢と退職金について確認しておくことをオススメします。

■引き止められない退職理由

【どう言えば円満になる?看護師長が引止めない“2大”退職理由とは!?】
円満な看護師

辞めたくても引き止めにあってなかなか辞められない…。
そんな看護師さんも多いのでは?
退職理由を練るワケ…それは、“必ず引き止められる”からです!

看護師業界は人手不足といわれています。
そんななか自分の意思で退職するとなると、必ずと言っていいほど師長の引き止めに会います。
看護師「辞める」
看護師長「考え直して!」
そんな攻防戦を繰り返せば繰り返すほど円満退職からは遠ざかります。
できれば引き止めに合わずにすんなりと退職したいですよね。
そこで、
このワードを言ったが最後、必ず引き止めにあう退職理由と、
これを言えば引き止めない2大退職理由についてご紹介します。

このワードがあると看護師長は引き止める!

『職場の環境』『待遇に不満』
これらが退職理由の場合、強く引き止められる傾向にあります。

● 上司や同僚との人間関係
● 雇用条件が厳しい
● 残業が多い
● 給与が少なく感じる
● もっと待遇がいいところで働きたい
● 昇進が見込めない
● 休みが少ない
・・・これらは“改善ができる”と看護師長が判断するため、退職できるまで時間を要する可能性が高くなります。


どの病院も看護師不足ですので、一人が辞めてしまうと、残りのスタッフたちで業務を割り振ったり、新たに後任を雇う必要が出てきます。
ですので、「できれば残ってほしい」「このまま頑張ってほしい」と上司は思うのです。
辞められたら困る人材ほど、強い引き止めに合いやすくなります。
退職理由は、職場の環境や自分の気持ちを先に考えてしまいがちです。
ですがそれらの“自分の気持ち”を優先してしまえば、
上司は“不満”を変えれば、そのまま働いてくれると考えてしまいます。
それではいつまで経っても辞めることはできません。
次にご紹介する2大退職理由を師長に告げれば、円満退職の道が開けてくるかもしれません。

看護師長が引き止めない看護師の“2大”退職理由

ズバリそれは、
『やむをえない事情がある』『スキルアップ・キャリアアップ』
この2点です。
この2つのうちどちらかに属する退職理由であれば、看護師長は退職を引き止めづらくなります。

『やむをえない事情』とは
● 結婚をきっかけに辞めたい
● 妊娠や出産をするために辞めたい
● 主人の転勤についていくので辞めたい
● 親の介護が必要なため辞めたい
● 自分自身の体調に心配があるので辞めたい
● 引っ越しで通勤が困難なため辞めたい
・・・これらの内容は“自分自身ではどうすることもできない事情”です。
引き止めてもどうしようもない事なので、看護師長は退職願いを受理せざるを得ません。 

『スキルアップ・キャリアアップ』が理由の場合
● 今まで経験したものとは違う科で働きたい
● 将来的なキャリアアップを目指したいので辞めたい
● スキルアップのため通学するので辞めたい
・・・これらの理由は、自身の成長という“ポジティブ”な面があるので引き止めにくい理由となります。
ただし注意しておきたいのは、今の病院でもそれが可能な場合は引き止められてしまう可能性があるという事です。それを回避するためには、「今働いている病院では、希望するスキルアップやキャリアアップが出来ない」という理由づけが必要です。

看護師長の引き止めに対する上手な切り抜け方

自分の上司が予想をはるかに超える引き止めスキルを持っていたら、
述べた理由が“2大”退職理由でも引き止められる場合があります。
そんな時どうしたら良いのか、上手に切り抜ける方法をご紹介します。

引き止めスキルを持ち合わせた看護師長が良く使う言葉。
それが以下です。
「人手不足で、もう1ヶ月延期してもらえないか」
「残された人にしわ寄せがくるので考え直してほしい」
「次のボーナスまで待ってもらえないか」
「今の仕事を他に任せられるひとがいない」

やみくもに「退職を考え直して」と退職願いを拒否されることはありませんが、期間の延長や情に訴えてくる場合が多いでしょう。
職場に愛着がある看護師さんほど、情に流されてそのまま働いてしまう人も。
このような場合をうまく切り抜けるには、
「一度考えさせてください。」と一旦その場は引き、後日改めて場を設けてもらうようにしましょう。
「考えた結果ですがやはり退職したい」と間を開けて告げることで、意志の固さと強さがより伝わりやすくなります。

円満に退職する!“退職理由”のまとめ

引き止められてしまう退職理由と引き止めにあわない退職理由をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
上司が納得してくれる“退職理由”を考える事は、スムーズに退職まで漕ぎつける大切なこと。
円満退職を叶える退職理由のポイントをまとめると、

●自分の気持ちを優先して伝えない
●『やむを得ない事情』として退職理由を伝える
●強く引き止められたら、改めて場を設ける
●情に流されずしっかりと“退職の意志”を持つ
上記4点です。
退職理由に悩んでいる看護師さんは、ぜひ参考にしてみてください。

看護師が円満退職するためには、退職理由もさることながら退職の意向を伝えるタイミングや引き継ぎの期間も関係してきます。

◎退職の意思が固まったら次はベストな退職時期についても知っておきましょう!