「もう無理だ…」
子供のころから憧れていた看護師。
ようやく看護学校を卒業して、3次救急に入職したけど
あまりの激務で身体がついていかず、6ヶ月で退職。
看護学生の時にお世話になった先輩に、退職したことを伝えると
「過ぎてしまったことは仕方ない!次のこと一緒に考えよう」
と、話を聞いてもらえることになりました。
…数日後…
「それは、キツかったね…」
ここ6ヶ月の勤務状況を先輩に伝えると
私の勤務していた病院は、かなり多忙な部類に入るとのこと。
「経験がそれなりにあって務めるならまだしも
教育体制も整ってない中で、よく半年務めたね」
と言ってもらえて、少し気持ちが楽になりました。
「でも、これからどうしよっか。 やっと看護師になれたのにね。」
看護学生時代に、看護師になる夢をアツく語っていた私を知っているので
看護師自体を辞めたくないことは、先輩も分かっていたようです。
病棟での勤務に少し恐怖感を抱いていたので
夜勤のないクリニックで、自分のペースでスキルアップをしていきたいと伝えました。
すると、少し神妙な顔をして
「ひなちゃん。クリニックって楽そうに見える?」
楽とまではいわないけれど、病棟よりアットホームな感じがして
なんとなく、長く続けられそうなイメージを勝手に抱いていました。
「クリニックって病棟に比べて看護師さんの人数少ないでしょ?
言ってみれば少数精鋭。
病棟ほど教育体制も整ってないところも多いし、今の状態でクリニックに行ったら
またすぐ辞めることになっちゃうかも…」
その言葉に少しショックを受けましたが
そのあとに続いた先輩の言葉にはもっと驚かされました。
「病棟って、全部が全部、ひなちゃんが居たようなところじゃないんだよ?
しっかり教育体制が整ってる病院もあるし、看護師としてスキルアップしていきたいなら
外来が多いクリニックよりも、病棟をオススメするよ」
私自身、看護師として一人前になりたいと願っていました。
その目標がかなうのであれば、もう一度病棟でチャレンジしてみようと思い始めていました。
でも…本当に経験の浅い私を受け入れてくれるところなんてあるんだろうか。
そんな私の気持ちを察したのか、ある提案をしてくれました。
「もし、一人で次の勤務先を探すのが不安なら、転職のプロに相談するのもありかもね」
転職のプロ…?
「あとで、サイトのURL送ってあげるから、家に帰ってゆっくり見てごらんよ。
私の職場にも、そのサイト使って転職してきた人が何人かいるよ。」
その日は、そこで解散。
先輩にお礼を言い、帰路につきました。
…翌日…「はぁ…」先輩から送られてきたサイトを見て、溜息がでました。こんなに良い条件の病院ってたくさんあるんだ…と。早速、気になった求人を問い合わせてみることにしました。お昼に問い合わせたこともあってかなんと、1時間ほどで専任のアドバイザーさんから返事が!先輩のアドバイスも踏まえて「教育体制の整った病棟で、一からやり直したい」と伝えると問い合わせた求人に加えて、希望に当てはまる求人を教えてもらえました。・教育体制の整っている慢性期病院・介護職の方がいるため、看護業務に専念できる体制まるで、私のためにあるような求人でした。★転職のプロに理想の求人を聞いてみる一人で転職活動をしていたら絶対に出来なかったと思うのですが病院見学や、看護部長さんとも直接話す機会を作ってくれて納得した状態で面接へ。面接対策も事前にしてもらえたので、緊張することなく無事に終了。アドバイザーさんが面接時にフォローしてくださったおかげか翌日、無事に採用の通知をいただくことができました。…実はこの話、もう3年前のこと。 今ではすっかり仕事も覚えて、かわいい後輩も出来ました。プリセプターとして、新人の教育を担当しています。あのとき、思い込みだけでクリニックの日勤を希望していたらここまで成長できていなかったと思いますしもしかしたら、看護師自体を辞めてしまっていたかもしれないです。先輩に教えてもらった看護師ワーカーなら簡単なアンケートだけで、希望の求人を紹介してもらえるようです。★アンケートに答えて理想の求人を教えてもらう 転職で悩んでいる方がいるのであれば私も、看護師ワーカーをオススメしたいです。