年収1000万円も夢じゃない!?助産師が活躍できる企業の求人とは!?

<治験コーディネーター(CRC)>
≪治験コーディネーター(CRC)の主な仕事内容≫
●被験者の確保
●被験者の対応・フォロー
●治験関係者や関連部門との連絡・調整
●治験のスケジュール管理
●製薬会社の担当者への情報提供 など
治験コーディネーターには2種類の働き方があり、治験施設支援機関(SMO)の社員として医療機関に派遣される「SMOのCRC」と病院に直接雇用される「院内CRC」があります。「SMOのCRC」と「院内CRC」では何が違うのでしょうか?それぞれのメリット・デメリットを表にまとめてみました。
「SMOのCRC」と「院内CRC」のメリット・デメリットメリットデメリット
メリット | デメリット | |
の治験コーディネーター(CRC) | ・教育体制が整っている ・大手の場合、CRC業務に専念できる ・給与が高い ・幅広い領域の治験に携われる | ・勤務地が固定されていないので、遠方の病院まで足を運ぶ場合も ・病院の関係者に対し細かい配慮が求められる ・ビジネスマナーは必須 |
院内治験コーディネーター(CRC) | ・勤務地が固定されている ・多職種の職員に気を使わなくても良い | ・病院内における限定的な治験しか行わない ・教育体制が整っていない ・一人で何でもこなさいないといけない ・正社員雇用が少なく、パートや契約社員の場合が多い ・看護業務と兼務 ・昇給があまり見込めない |
■治験コーディネーター(CRC)の給与:年収400万円前後
■助産師からCRCへの転職
治験コーディネーター(CRC)は看護師資格を持っている方が最も多いと言われており、女性比率は約8割。未経験可の求人も多いので助産師が転職しやすい職種といえます。
助産師時代と比べて年収は低くなりますが、実際に治験コーディネーター(CRC)に転職した助産師の多くは「年収は下がったが、肉体的・精神的にラクになった」と感じていますので、治験コーディネーター(CRC)への転職の満足度は比較的高いのではないでしょうか。
<臨床開発モニター(CRA)>
≪臨床開発モニター(CRA)の主な仕事内容≫
●医療機関の実施スタッフに対する説明会の開催
●治験薬の引き渡し
●薬事法やGCP(医薬品の臨床試験に関する基準)を守って治験が行われているかのモニタリング
●症例報告書の回収 など
臨床開発モニター(CRA)も治験コーディネーター(CRC)と同様に2種類の働き方があります。まず1つ目は製薬会社に勤める臨床開発モニター(CRA)で、2つ目は医薬品開発受託機関(CRO)に勤める臨床開発モニター(CRA)です。
臨床開発モニター(CRA)に転職するならどちらのパターンが良いのか、それぞれのメリット・デメリットをまとめてみました。
「製薬会社のCRA」と「CROのCRA」のメリット・デメリット
メリット | デメリット | |
製薬会社の臨床開発モニター(CRA) | ・給与が高い ・福利厚生がより充実している ・領域に特化してモニタリングできる | ・販売などモニタリング以外の業務を行う場合もある ・業務縮小で配置転換となり臨床開発の現場から外れる可能性がある ・自社製品の医薬品の治験がほとんどなので医薬品の領域が限定的である ・後発品促進策の影響で、製薬会社の収益は減少傾向にある ・未経験者の採用は極まれ |
医薬品開発受託機関(CRO) の臨床開発モニター(CRA) | ・未経験も可 ・モニタリング業務に専念できる ・幅広い領域の新薬のモニタリングに携わることができる ・製薬会社からCROへのアウトソーシングは今後更に増加する見込みである=成長が期待できる | ・中小の内資系CROは外資系や大手に吸収合併される可能性がある ・製薬会社から業務を受託されるので、製薬会社よりも発言権が弱くなる=苦労が多い |
■臨床開発モニター(CRA)の給与
1年目の給与は助産師時代とさほど変わりませんが、経験年数を重ねるにつれてかなりの額の昇給が見込めます。高給取りのイメージが強い製薬会社ですが、実際に『東洋経済オンライン』による『平均年収「全国トップ500社」ランキング』にランクインする製薬会社が多数ありますので、外資系製薬会社や大手製薬会社で役職が就くまで昇級できれば年収1000万円以上も夢ではありません。
■助産師から臨床開発モニター(CRA)への転職
<CRCとCRAの違い>
治験コーディネーター(CRC)は製薬会社・治験担当医・被験者の3者の間に立ち治験の調整を行います。一方臨床開発モニター(CRA)は、病院で治験がきちんと行われるよう管理していきます。また所属する組織に関しても異なり、治験コーディネーター(CRC)が「治験施設支援機関(SMO)もしくは病院」なのに対し、臨床開発モニター(CRA)は「医薬品開発受託機関(CRO)もしくは製薬会社」になります。
臨床開発モニター(CRA)を募集する組織は東京や大阪に集中していますが、治験は全国各地で行われるので泊りがけの出張が頻繁に発生します。子育てをしながら長く活躍できるのはどちらかという視点でいくと、出張のない治験コーディネーター(CRC)に軍配が上がります。実際に治験コーディネーター(CRC)には、元看護師や元助産師という方も数多くいます。一方の臨床開発モニター(CRA)では薬剤師の割合が高くなっており、出産後は事務サポートとして活躍する女性が多いというのが現状です。
<クリニカルコーディネーター(CC)>
≪クリニカルコーディネーター(CC)の主な仕事内容≫
●企業によっては自社製品の営業も行う場合もあり など
クリニカルコーディネーター(CC)は、営業やMRと行動を共にします。営業活動は営業が、商品説明はクリニカルコーディネーター(CC)と分業されている場合が多いのですが、企業によっては営業活動も自社製品の説明もクリニカルコーディネーター(CC)が行うというところもあるようです。
では、助産師がクリニカルコーディネーター(CC)に転職するメリット・デメリットにはどんなものがあるのでしょうか。
クリニカルコーディネーター(CC)のメリット・デメリット
メリット | デメリット |
・夜勤がない ・土日祝休み ・営業との兼任の場合、頑張れば頑張るほど給与が貰える ・大手企業が多いので、福利厚生が整っている ・外資系の場合、昇進は実力主義というケースが多い。 能力が認められれば、年齢や勤続年数に関わらず昇給できるチャンスがある。 | ・一般企業への転職なので、敬語やビジネスマナーは必須 ・営業との兼任の場合、売上ノルマがある ・外資系企業の場合、英語のスキルが求められる ・パソコンスキルは必須 ・求人が少ない ・残業がある |
■クリニカルコーディネーター(CC)の給与:年収400万円~600万円
■クリニカルコーディネーター(CC)への転職
既にご紹介した、治験コーディネーター(CRC)や臨床開発モニター(CRA)に比べて
手がける領域は狭くなりますが、その分領域を突き詰めることができますし自社製品に愛着を持ってPR活動ができます。しかし、営業のないクリニカルコーディネーター(CC)の場合、離職率が低くそもそもの求人数も少ないので転職活動がスムーズに進まない可能性があるというのは注意したい点です。
まとめ
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