精神科の看護師の仕事や向いている人の特徴とは?

医療スタッフ
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精神科で働く看護師は、どのような仕事をしているのか知っていますか?あまり語られない、精神科看護師の役割や仕事内容について気になっている方も多いようです。

そこで今回の記事では、精神科で働く看護師の役割や仕事内容について解説します。精神科で働くのに向いている看護師さんの特徴についてもご紹介するので、最後までご覧ください。

精神科看護師の役割と仕事内容

聞き取りをするスタッフと患者さん
では始めに、精神看護師の役割と仕事内容についてご紹介します。

①精神看護師は患者の心のケアをする

精神科看護師の主な仕事は、精神疾患を持つ患者さんの心のケアをすることです。
患者さんの心のケアをするためには、日頃から十分なコミュニケーションをとることが必要になってきます。日々の積極的な看護の中で患者さんから「辛いこと」や「考えていること」を伝えてくれることもあるでしょう。

精神看護師は患者をアセスメント(評価・判断)する

精神科の患者さんには、自分で表現できない人や自分の意志とは違う表現をしてしまう人もたくさんいます。患者さんを日頃から観察している看護師だからこそ、患者のアセスメントをすることができるでしょう。

精神看護師は必要に応じて患者に薬を処方する

精神科の患者さんに、個々の状況によって薬を処方するのも精神看護師の仕事です。投薬前と比べて患者さんの症状がどう変化しているのか、日頃から患者さんの近くにいる精神看護師だからこそ判断できることも多くあります。精神看護師は医師や薬剤師と連携して薬の量や強さを調整しています。

精神看護師には訪問専門の看護師もいる

訪問専門の精神看護師は、基本的には訪問看護ステーションに所属しています。年々増えていく精神疾患患者に対応するため、家庭へ訪問してじっくりと患者さんや、ご家族の支援をする役割があります。

精神看護師に向いている人の特徴

ポーズをとる看護師さん
精神看護師に向いている人とは、どんな人なのでしょうか?

精神看護の現場で起こる問題に対処できる人

精神疾患患者さんの中には、看護師にきつく当たる人もいます。例えば入院している精神科の患者さんにとって看護師は、一番身近で話しを聞いてくれる存在であり、自分の身内のような存在でもあるのです。
どんな時でも冷静に、状況を判断し、現場で起こる問題に対処できる人は精神看護師に向いています。

精神看護師としてスキルアップを目指せる人

精神科の看護師としてスキルアップを目指していける人は、精神看護師に向いています。
精神看護師の専門制を高める方法はいくつかありますが、制度としてある「精神科認定看護師」の認定試験に挑戦してみるのもおすすめ。審査と認定試験に合格することで、会員として登録できます。活動の幅が広がるだけでなく、資格手当てがつくこともありますよ。

精神看護師として目標を定めて行動できる人

精神科で働く看護師だけではありませんが、看護師として働きながら常に目標を掲げる事は大切です。同じ精神科で尊敬できる先輩を目標にするのがいいでしょう。また、具体的に個人の看護目標を立てて日々行動するようにしましょう。

精神科へ実習に行ってみて現場感が合うと感じた人

精神看護についてどんなに学んでも、実際に現場で経験してみないと分からないことも多くあります。精神科での勤務を考えている人は積極的に実習に行き、現場で精神看護を学ぶのがいいでしょう。

精神科看護師は患者の心のケアが主な仕事!

聞き取りをするスタッフと患者さん
精神科患者さんの治療には、医師だけではなく看護師の力も大きいもの。今回の記事を読んで少しでも向いているかもと思った人は、精神科看護師としての仕事にやりがいを感じるかもしれません。精神看護師を必要としている患者さんのために、精神科での勤務にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
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