看護師の給料はどのくらい?平均年収や給料アップの方法をご紹介

看護師の給料はどのくらい?
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気になる看護師の給料!実際のところ年収はいくらに、手取り額はどのくらいになるのでしょうか?今回は、看護師が働く地域や診療科別の年収比較まで徹底調査しました。
看護師が今より給料を上げる方法も紹介しているので、参考にしてくださいね。

看護師の平均年収は499万円!

看護師さんのイラスト
厚生労働省が調査した令和3年度の看護師の平均年収は499万円です。(調査の平均年齢は41,2歳)月収や手取り額もみていきましょう。

参照:令和3年度賃金構造基本統計調査
https://www.e-stat.go.jp/stat-search/files?page=1&toukei=00450091&tstat=000001011429

看護師の毎月の給料平均額

看護師の月収の平均額は34万4,000円です。
月収とは、夜勤手当や残業手当など各種手当を含んだ金額になります。
通勤手当や家族手当なども含まれているので注意してくださいね。

※月収と月給についてはこちらの記事も参考にしてください。
https://tryt-worker.jp/column/iryou/detail/ir453

看護師の給料手取りではいくらになる?

看護師の月の給料から税金や保険料などが引かれることになります。
およそ給料の75%から80%が手取りで入ると考えるといいでしょう。
ただし、年齢や家庭状況によって差し引かれる額は変わるので、勤務中の方は給料明細を確認してみましょう。支給額から、総控除額を引いた額が手取り額です。

クリニック看護師の給料は安い?

クリニックの看護師は、通常は夜勤が発生しません。
働き方や仕事の内容に納得して働く人が多いですが、大きい病院の看護師に比べると給料は安くなります。

夜勤なし看護師の年収は安かった

クリニックだけでなく、夜勤なしの看護師の年収は平均よりも低くなります。
日中のみの勤務や時短勤務の場合には、収入面で納得してから仕事を決めましょうね。
これまでの収入から一気に下がって、がっかりしないようにしましょう。

看護師の給料明細にある落とし穴

看護師は、勤務体制や給料の仕組みが複雑です。
例えば、手術手当や診療手当、危険手当など細かい手当の支給が多いですね。
勤務の体制が数パターンある場合には、ますます計算が難しくなっていきます。
給料明細は自分でしっかり管理し、間違いがないかチェックをしましょう。

同じ病院でも看護師の給料に差があるの?

疑問形の看護師さんのイラスト
同じ病院内でも診療科によって給料は違うのでしょうか。
診療科別、地域別でも看護師の年収を比較してみましょう。

看護師の診療科別【給料ランキング】

同じ病院でも働く診療科によって看護師の給料は違います。
上位5位までの年収ランキングはこちらです。

1位 病理診断科  476万円
2位 総合診療科  465万円
3位 産科     462万円
4位 救命救急科  461万円
5位 心臓血管外科 456万円



48の診療科のうち、最下位はアレルギー科(404万円)でした。
1位の病理診断科と比べると、72万円の差になります。
1年で72万円の差があると、10年働いた場合には720万円ですね。
働く病院は同じでも、診療科によって年収には差があるようです。

看護師の給料が高すぎる【地域ランキング】

看護師の給料は、住んでいる地域によっても違います。
上位5位までの看護師の年収ランキングはこちらです。

1位 東京 541万6,400円
2位 滋賀 541万5,000円
3位 山口 534万円
4位 千葉 533万4,000円
5位 栃木 529万6,000円


一方、ランキング最下位が宮崎で(382万4,300円)でした。
1位の東京の看護師年収と比べると、159万円の差になります。
1年で159万円の差があると、10年働いた場合には1,590万円にも!
働く地域によって看護師の給料には大きな差があることが分かります。

看護師で年収700万円は可能?

看護師で年収700万円を目指すなら、大きい病院で管理職を目指すのがいいでしょう。
「危険手当」や「特殊技能手当」がある、集中治療室(ICU)や救急救命病棟(ER)などは、高度な医療技術が必要なため手当が厚いようです。

看護師で年収800万円以上は可能?

看護師で年収800万円以上を目指すなら、職場以外での活躍も考えてみましょう。
看護師としての経験を活かして、書籍出版・講義やセミナーを開くのもいいですね。
看護師の仕事を並行してできる副業は、年収800万円以上を目指すなら必要になってくるでしょう。

看護師が給料を上げる具体的な方法とは

はつらつとした看護師さんのイラスト
看護師が今より給料を上げる方法をご紹介します。

看護師が給料をアップさせるには①資格の取得

専門性を高めることで評価されやすいのが、医療現場と言えるでしょう。
看護師がこれから取る資格でおすすめなのは、認定看護師・専門看護師・助産師です。
認定看護師・専門看護師はそれぞれ月額3,000円〜10,000円ほどの手当アップに。
助産師は分娩介助手当が1回3,000円〜10,000円ほどの手当につながります。

看護師が給料をアップさせるには②給料の高い職場に転職する

前述した通り、病院や診療科・地域によっても看護師の給料は違います。
給料をアップさせたい!と思ったら転職のチャンスかもしれませんね。
転職時には正社員・派遣社員・パートと副業の掛け合わせなども視野に入れながら、自分の理想の給料を目指しましょう。

看護師が給料をアップさせるには③給料の引き上げを待つ

看護師の給料は職場によりますが、毎年約3,000円から5,000円くらい上がります。
さらに勤続年数と評価によっては役職が上がり一気に年収が増えることもありますよ。
自分の職場ではどのようなシステムになっているのか、役職にはどうやったらつけるのかを確認しながら経験を積んでいくのもいいかもしれませんね。

看護師の給料を上げる方法を見つけて収入を増やそう!

元気のよい看護師さんのイラスト
いかがでしたか?看護師が今より収入を上げる方法はいくつかあります。
年収でいくらくらいを稼ぎたいのか、将来を考えながら理想の職場と働き方を見つけていきましょう!
看護師・准看護師・助産師・保健師へ就職・転職をお考えの方は、ぜひ看護師ワーカーにご相談ください!
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