看護師の転職面接で聞かれる内容とは？転職面接に関する疑問まで徹底解説！

「転職面接ってどんな事を聞かれる？」「面接って久しぶりで緊張するな」「服装って？」と転職面接に戸惑っている看護師さんは多いようです。そこで今回は、看護師さんの転職面接でよく聞かれる質問と疑問点をまとめました。これから転職面接を受ける看護師さんは、ぜひ参考にしてください。

看護師の転職面接でよく聞かれる6つの質問内容

では、看護師さんの転職面接でよく聞かれる質問を６つ紹介します。

①看護師の転職面接「簡単に自己紹介」

「簡単に自己紹介してください」は、面接の最初に面接官から質問される事が多いようです。
第一声では「本日はお時間をいただきありがとうございます」からはじめ、最後に「本日はよろしくお願いいたします」で結ぶのが好印象のポイント。
内容には「名前」「最終学歴」「職務経歴」を正式名称ではっきりと伝えましょう。

②看護師の転職面接「転職理由」

転職理由については、丁寧に回答する必要があります。なぜなら、医療業界は常に人手不足で退職者も多い業種。病院側としても「この人はうちに就職してもすぐに辞めるのでは」と不安だからです。

転職理由に関しては、前の職場に対するマイナスな感情を表さない事がポイント。例えば、クリニックから病院への転職なら規模の大きさ、新たな診療科への希望などがいいでしょう。

③看護師の転職面接「志望動機」

「どうしてうちを選んだのですか？」という質問はほとんどの転職面接で聞かれます。応募した先の理念や経営方針をしっかりと把握し、詳細な理由を伝えられるようにしましょう。

自分がこの病院で働きたいという熱意をうまく伝えられればOK。過去の経験から病院に貢献できる事を挙げる、病院で診察した経験や思い出などを盛り込むのも印象に残りそう。

④看護師の転職面接「看護観」

病院に合った看護観を持っているのかを見極めるのに、「自身の看護観をお聞かせください」と聞かれるようです。

看護観とは、自分が看護をする上で大切にしている事や信念です。応募先の病院の理念と合わせながら、前向きな印象を持ってもらえるような回答をしましょう。

⑤看護師の転職面接「逆質問」

逆質問をする場合には、入職した後の看護業務や希望する診療科に関する事などがおすすめです。勤務体制や手当てなど、自分の処遇に関する内容を聞きたくなるかもしれませんが、ここでは控えてきましょう。

⑥看護師の転職面接「看護未経験（異業種転職）」

異業種から看護職への転職なら、この質問は必ず聞かれると思って用意しましょう。看護職への強い意思や転機となった経験などを伝えると、面接官の印象に強く残ることでしょう。

面接官は、長く働いてくれる人を採用したいと考えています。看護職未経験でも病院でしっかり看護師として働く意思や意欲があることを伝えましょう。

看護師の転職面接に関する7つの疑問

看護師の転職面接に関する7つの疑問に答えていきましょう。

疑問①看護師転職面接服装

看護師の転職面接で、どんな服装をすればいいのか悩む人は多いようです。新卒や20代〜30代前半の面接では黒や紺のリクルートスーツでいいでしょう。一方、30代後半〜の転職面接ではベージュやライトグレーなど少し明るめの色のスーツがおすすめです。インナーは白いシャツにして清潔感をアピールしましょう。

疑問②転職面接なしの職場での注意点は？

転職面接のない職場では、人手不足の可能性があります。地方から転職の場合でも、今はオンライン面接をすることもできるでしょう。この面接を省いてしまう職場では、とりあえず人を採用したいと思っているブラックな病院かもしれません。

疑問③看護師転職面接いつから働けるかと聞かれてどう答える？

自分の働ける時期をきちんと伝えましょう。もし、予定よりも早く働いてほしいと言われた場合に対応できない場合は「前職の引き継ぎが完了するのが○月となります」「引っ越し先との関係で○月入職希望です」と理由を伝えるといいでしょう。

疑問④転職面接4回あるのってどうなの？

転職の面接回数は病院によって違います。4回の面接があるのなら代表、人事、看護師長、病棟看護師など段階を踏んでいる場合も。採用までに時間や手間がかかるのは大変ですが、病院側もしっかり採用面接に臨んでくれている証拠だと思って、前向きに進めていきましょう。

疑問⑤転職面接90分って長すぎない？

面接回数は１回でも、面接の予定時間が90分となっていたら何をするのか心配になるかもしれませんね。90分の面接の間に、人事から病棟看護師まで数回の面接が準備されている場合もあります。また、面接前に病院の紹介ムービーなどを観る事も。時間の長さは特に気にせず、しっかり面接の事前準備をしていきましょう。

疑問⑥面接で転職は何回が多いと思われるの？

看護業界は、転職者が多いです。平均でも1回以上の転職経験のある看護師の職場ですが、面接官としては3回未満の転職であれば多いとは思わないそう。転職経験が多い場合には、長く勤められるという熱意と理由をきちんと伝えましょう。

疑問⑦転職面接受からないのはなぜ？

何度面接しても、面接に受からないと落ち込んでしまいますね。その場合、相手にネガティブな印象を持たれていないか見直してみましょう。また、自分の面接を受ける様子を動画で撮影してみるのもおすすめです。

看護師の転職面接は対策をして挑もう！

看護師の転職では筆記がない事が多く、面接で自分をアピールすることはとても重要です。転職先の情報をしっかり調べて、自分が病院で働くメリットをアピールしましょう。