看護師の就職前インターンシップとは?内容や注意点までご紹介

看護学生の中には、「インターンシップは楽しそう」「インターシップに興味があるけどよくわからない」と考えている人も多いのではないでしょうか?看護学生のインターンシップは、就職前に現場の雰囲気を知るのにも役立ちます。
そこで今回は、看護師のインターンシップについて解説します。インターンシップで気を付けたいことや、探し方についても紹介するので参考にしてくださいね。
看護師さんのインターンシップとは?
まずは、看護師のインターンシップについて解説しましょう。
インターンシップの目的
インターンシップは、看護学生が現場での看護経験をするためにできたプログラムです。実際に看護師として就職を考えている病院でも、受け入れがあればインターンシップに参加することもできます。自分が働くイメージをつけるためにも、インターンシップを活用するのが良いでしょう。
看護師さんのインターンシップ|内容
病院で看護師の仕事を体験したり、看護師との座談会をしたりしながら、現場での学びを得ることができます。学校で学んだ知識と医療現場で体感したことを擦り合わせて、就職後の働き方をイメージしていきます。
1日のタイムスケジュール
看護学生のインターンシップの1日の流れは以下の通りです。
9:00 病院へ集合/担当者からのオリエンテーション/白衣に着替え
10:00 病棟への挨拶/看護体験スタート
12:00 お昼の休憩
13:00 午後の看護体験スタート
15:00 病院の見学と説明会
16:00 座談会/1日の反省など
オリエンテーション
オリエンテーションでは、当日の流れや病院の設備についての説明があります。簡単な冊子をみながら、福利厚生の説明や就職後の看護体制なども教えてくれるのでしっかりとメモしておきましょう。
看護体験
当日に発表された病棟で看護体験します。まずは医療スタッフへの挨拶を笑顔ではっきりと行いましょう。看護体験については、担当の看護師がフォローしてくれるので緊張せずに現場での学びを深めていきます。
質疑応答
1日インターンシップを体験して、疑問に思ったことはどんどん聞くようにしましょう。最後に質疑応答があると意識しながら、疑問点をメモに残しておくのがおすすめです。看護学校では学べない、現場での声が聞けるチャンスなので小さな質問でも積極的にしていくのが良いでしょう。
看護師さんのインターンシップ|気をつけたいこと
次に、看護師のインターンシップで気を付けたいことをみていきましょう。
持ち物
インターンシップに参加するには、以下の持ち物を用意します。
病院によってはマスクの枚数や時計など指定されることもあるので、事前に確認しましょう。
・A4サイズのカバン
・実習用の白衣
・白いナースシューズ
・マスク
・メモ帳
・ペン
・印鑑
姿勢
就職活動の職場訪問であることを意識し、スタッフや患者さんの迷惑にならないように振る舞いましょう。丁寧な言葉を遣い、謙虚な姿勢で対応します。
インターンシップ先への就職希望がある場合には、履歴書などを渡して熱意をアピールしておくのもおすすめです。
挨拶
「おはようございます」「よろしくお願いします」の挨拶はしっかりします。なるべくハキハキと明るく挨拶すると相手への印象が良くなるので、いつもより少し声のトーンを上げるくらいが良いかもしれません。
看護師さんのインターンシップ|いつからどうやって探す
最後に、看護師のインターンシップの探し方について紹介します。
就職サイト
看護師のための就職サイトでは、インターンシップを募集している医療機関を検索できます。地域や開催日などの希望条件で選べるので、就職活動するのにもぴったりです。たくさんの情報の中から、自分に合ったインターンシップ先をみつけたい方は検索してみましょう。
コネ
看護学校の講師や先輩からの紹介で、希望の病院に直接インターンシップを申し込む方法もあります。この方法は、就職活動にも優位なのでコネがある場合には活用しましょう。現場で働く側からの意見も事前にしっかりと聞けるので、ミスマッチが起こりにくくなります。
説明会
病院が行う就職説明会に参加して、その際にインターンシップ先をみつける人もいます。何かわからないことがあれば、説明会でしっかりと聞きましょう。説明会で病院の理念や働き方について興味が出てきたらインターンシップを申し込みましょう。実際に看護体験を通して、自分が毎日働くイメージがつくと就職活動がスムーズ進みますよ。
看護師として就職を目指すならインターンシップを経験してみよう!
いかがでしたか?
今回は、看護師のインターンシップについてご紹介しました。1日の流れや持ち物、注意点までが理解できたのではないでしょうか?看護学生のインターンシップは、就職前に現場体験ができる貴重なプログラムです。看護学生ならインターンシップをフル活用していきたいですね。






