看護師の就職面接|県外を希望する場合のコツとよく聞かれる質問例とは

地方に住んでいる看護師さんの中には、地元を離れて上京を希望する人もいます。中には、「都会暮らしに憧れていたから」「都会の方は給料が高いから」などの理由で上京する看護師もいるようです。
県外の医療機関に応募した看護師さんは、就職面接でどんなことを聞かれるのでしょうか?今回は、面接のコツと定番の質問を紹介します。
これから上京を考えている看護師さんは参考にしてください。
県外就職を希望する看護師|面接のコツ
まずは、県外での就職を希望する看護師さんの面接のコツを紹介します。
1. 面接する医療機関への熱い気持ちを伝える
看護師に限らず、応募する医療機関への情熱を伝えるのは、就職面接の王道です。特に、県外から就職を希望している場合には、「引っ越してまでうちでの就職を希望しているのか」と好印象につながるケースが多いので積極的に活用しましょう。
「○○クリニックの理念である“患者の想いを聴き、応え、超える“というところに共感した」「テレビ番組で○○病院の放送を観てから、自分もいつか○○病院で働きたいと思った」などより具体的に伝えるのがおすすめです。
2.医療環境が整った県外でスキルアップしたいと伝える
一般的には田舎よりも都会の方が、医療環境が整っていることが多いようです。県外での就職を希望する理由として、医療環境が整った環境で働いていきたいと伝えるのも良いでしょう。
医療設備だけでなく教育体制などの環境も理由になります。就職を目標にせず、働いてからもスキルアップする意欲があると伝えることが大切です。
3.キャリアアップできる医療機関を希望していると伝える
採用する側は、看護師として長く働いてくれる人を求めています。県外からの就職であっても、しっかりと先を見据えキャリアアップを目指している看護師は採用されやすくなる傾向があります。面接でも、キャリアアップして長く働きたいという意志を伝えていきましょう。
県外就職を希望する看護師|定番の質問
県外就職をする看護師さんは、実際にどんな質問を受けるのでしょうか。ここでは、よく聞かれる質問をご紹介しましょう。
・県外で就職を希望する理由
県外で就職を希望する理由について、よく聞かれる質問は以下の通りです。
「なぜ県外で就職しようと思ったのですか?」
「県内には働きたい医療機関はなかったのですか?」
「なぜうちで働きたいのですか?」
「地元の医療機関とうちでは何が違うのですか」
・地元に戻る予定の有無
地元に戻る予定の有無について、よく聞かれる質問は以下の通りです。
「将来地元へ帰るご予定はありますか?」
「ご両親は地元を離れることについてどう言われていますか」
「結婚のご予定はありますか?」
「このあたりの印象はどうですか?地元と何が違いますか」
・地元自慢について
地元自慢についてについて、よく聞かれる質問は以下の通りです。
「あなたの地元の自慢はなんですか?」
「1分間で地元自慢をしてください」
「地元の名物はありますか?」
・県外就職への不安の有無
県外就職への不安の有無について、よく聞かれる質問は以下の通りです。
「県外に出ることに不安はありますか?」
「ご家族と会う時間は減りますが、どう感じますか?」
「こちらに知り合いはいますか?」
「ご実家からこちらまではどのくらいかかりますか?」
面接を攻略して県外での就職を成功させましょう
県外から就職を希望するのなら、面接での評価は大切です。面接官に好印象を持ってもらえるように、面接のコツを押さえて的確に答えられるようにしましょう。
面接の際には希望の医療機関で働きたいという想いを伝えると同時に、言葉を発する際の表情にまで気を付けるのがおすすめです。何度も練習して面接対策を進めてみてくださいね。





