聞きたいけど、聞けない…【キャリアアドバイザーが教える例文集】面接で確認したいコト

応募先の法人が決まり、いよいよ近づいてくる面接日!
給与、休日、勤務時間、職場の雰囲気など、転職するにあたって気になることはたくさんある。
ただ面接では…
やっぱり「聞きにくい!」
やっぱり「聞きにくい!」
遠慮なく聞くと
「印象が悪くなって落とされるのでは…」
という心配もあります。
「印象が悪くなって落とされるのでは…」
という心配もあります。
しかし、
気になることを聞けずに入社して
「確認しておけばよかった」
というのは避けたいですよね。
気になることを聞けずに入社して
「確認しておけばよかった」
というのは避けたいですよね。
そこで今回は、
面接で確認したい点と印象が悪くならない質問の仕方についてキャリアアドバイザー(CA)が解説します!
面接で確認したい点と印象が悪くならない質問の仕方についてキャリアアドバイザー(CA)が解説します!
【さらに!!】
この記事を読んでみて、やっぱり聞きにくいなと思ったことは、CAを通じて法人に聞いてみてくださいね。
面接で聞けなかったことをCAを通じて法人に聞けるってご存じでしたか?
不安な事があればいつでもCAを頼ってくださいね。
不安な事があればいつでもCAを頼ってくださいね。
それではどうぞ!
1.お金について聞きたい!
まずは「給与やボーナス」。
「現職よりも給与を上げたい!」
という理由で転職活動をされている方も沢山いらっしゃいます。
という理由で転職活動をされている方も沢山いらっしゃいます。
では…
どう聞けばいいのでしょうか?
どう聞けばいいのでしょうか?
経験豊富な当社のキャリアアドバイザーが、大切なお金に関する質問の仕方を解説します。
①昇給のペースは?
昇給は仕事の大きなモチベーションになりますし、ぜひ面接でしっかりと確認しておきたいところ。
以下のように質問してみましょう!評価と昇給についてですが、昇格の査定は毎年何月にされていますか?
また、平均的に年間どの程度昇給していきますか?
ただ「昇給はどうなっていますか?」と質問すると、具体的な返答が得られない場合があります。
可能な限り具体的に質問した方が面接官も答えやすくなりますよ。
②年代ごとにどのくらいもらえるものなの?
基本的に年齢が高ければ高いほど、経験年数が長ければ長いほど給与の額は大きくなります。
しかし、法人によって差も大きいのが現実です。
以下のように質問してみましょう!
年齢や経験年数別の給与目安などはありますでしょうか?
年齢や経験年数別の給与目安などはありますでしょうか?
求人にモデル年収が記載してある場合もあるので、面接を受ける前に確認しておいても良いでしょう。
③給与交渉できる?
給与を交渉するというのは、働く人の大切な権利です。
日本ではそこまで一般的ではありませんが、日本・アメリカ・フランス・デンマーク・中国で、民間企業で働く大卒30代・40代を対象に行った調査では、7割もの人が給与交渉をしているというデータもあります。
以下のように質問してみましょう!
転職の軸として、給与も重視したいと考えているのですが、ご相談は可能でしょうか?
転職の軸として、給与も重視したいと考えているのですが、ご相談は可能でしょうか?
「交渉」という言葉に良くないイメージを持っている人もいるので、少し和らげて「ご相談」という言葉を使うのがおすすめです。
2.勤務時間や休日について聞きたい!
仕事をするうえで勤務時間や休日も大事なことですよね。
どんなに給与が良くても、勤務時間が長かったり休日が少なかったら、働き続けることは難しいですよね。
しかし…
勤務時間や休日について聞くと
「やる気がないのでは?」
と思われてしまうのではと心配する方もいらっしゃいます。
「やる気がないのでは?」
と思われてしまうのではと心配する方もいらっしゃいます。
キャリアアドバイザーなら、どのように質問するのでしょうか。
①平均残業時間はどれくらい?
残業時間は法人によって大きく異なるので、面接でしっかりと聞いておきたいところ。
以下のように質問してみましょう!
「忙しい月は、多い時で1日にどれくらい残業が生じるのでしょうか?」
「忙しい月は、多い時で1日にどれくらい残業が生じるのでしょうか?」
繁忙期になると一気に残業時間が増える場合もあるので「忙しい月」の残業時間を聞くようにしましょう。
②どんな時に残業時間が増える?
「残業が増える状況」も、事前にしっかりと把握しておきたいところ。
入社前に心の準備ができますから、入社後のギャップも小さくなります。
以下のように質問してみましょう!
どのような業務がある場合に残業が増える傾向にあるのでしょうか?
どのような業務がある場合に残業が増える傾向にあるのでしょうか?
残業を極端に嫌う人材だと思われないように、丁寧に聞くようにしましょう。
面接官が現場の業務を細かく把握していない場合もあるので、具体的な返答をもらえない可能性もあります。
③休日出勤はある? あるとしたらどのくらい?
残業と同じくらい気になるのが、休日出勤ですよね。
職種によっては、どうしても休日出勤の可能性が出てきますから、有無や頻度についてしっかりと把握しておきたいもの。
以下のように質問してみましょう!
必要であれば休日出勤も可能なのですが、どれくらいの頻度で生じるのでしょうか?
必要であれば休日出勤も可能なのですが、どれくらいの頻度で生じるのでしょうか?
休日出勤が可能かどうかを重視する法人も多いので、否定的な質問の仕方は避けた方が賢明です。
④休日はどの程度希望が通る?
看護・保育・介護は人の健康や生活と密接にかかわる仕事。希望通りに休みが取れる法人ばかりではありません。
では、休日希望が通りやすい法人を見分けるには…?
以下のように質問してみましょう!
休日については職場の皆さんと調整しながら取得する形になると思うのですが、希望休を出すことは可能でしょうか?
休日については職場の皆さんと調整しながら取得する形になると思うのですが、希望休を出すことは可能でしょうか?
自分の希望ばかり主張するのではなく「周囲との調整を前提に考えている」ことをアピールできます。
⑤連休は取れる?
仕事の疲れをリフレッシュするためにも、連休は重要です。
連休については職種や法人によっては違いが大きいので、面接で確認しておきたいところ。
以下のように質問してみましょう!
連休についてなのですが、最大で何日ほど取得することが可能でしょうか?
連休についてなのですが、最大で何日ほど取得することが可能でしょうか?
ただ「連休は取れますか?」と聞くのはおすすめできません。
2日連続で休みを取れば、連休扱いになるからです。具体的な日数を聞き出せるように質問しましょう。
⑥子供の体調不良時のフォロー体制は?
子どもが体調不良になったとき、お休みを取れるかどうかは転職するうえでとても大事な条件ですよね。
せっかく転職するのだから、緊急時にはしっかりとフォローしてくれる法人に入社したいもの。
以下のように質問してみましょう!
子どもが急病になったとき、どのように周囲と連携すれば良いでしょうか?
子どもが急病になったとき、どのように周囲と連携すれば良いでしょうか?
「どうフォローしてくれるのか?」という聞き方ではなく、自分から主体的に動けるということをアピールする聞き方がおすすめです。
⑦1カ月の夜勤回数はどのくらい?
夜勤が必要な職種の場合は、夜勤の頻度についても把握しておきたいもの。
そこを曖昧にしたまま入社すると、入社後に大きなギャップに直面してしまう可能性もあります。
以下のように質問してみましょう!
夜勤可能なのですが、平均して月に何回あるのでしょうか?
夜勤可能なのですが、平均して月に何回あるのでしょうか?
夜勤が可能かどうかを重視する法人も多いので、極端に夜勤を嫌がっていると受け取られないよう気をつけましょう。
⑧夜勤の人員体制はどのようになっていますか?
夜勤のある職種の場合、気になるのが人員体制です。
何人で夜勤をするのかによって、業務負担も大きく変わります。
以下のように質問してみましょう!
夜勤は最小で何人体制になるのでしょうか?
夜勤は最小で何人体制になるのでしょうか?
日によって夜勤の人員体制が変わる可能性があるので、最小の人数を聞くようにしましょう。
具体的な人数を聞き出せるような質問の仕方がおすすめです。
3.職場の雰囲気
職場の雰囲気を軽視することはできません。
「職員同士がギスギスしていて耐えられない」
といった理由で退職する方もいらっしゃいますし、入社を検討している職場の雰囲気を把握しておくことは重要なことです。
しかし、
給与や勤務時間などに比べて求人に雰囲気について書かれていることはなく、面接で質問したり、見学しなければ把握できません。
給与や勤務時間などに比べて求人に雰囲気について書かれていることはなく、面接で質問したり、見学しなければ把握できません。
経験豊富なキャリアアドバイザーなら、どのように質問するのでしょうか。
①募集背景は?
可能であれば、募集の背景を知っておきたいところ。
施設数や利用者が増えたことによる増員であれば、その法人の業績が好調であると推察できます。
急な欠員が出たということであれば、即戦力に近い人材が求められてる可能性が高いといえます。
以下のように質問してみましょう!
非常に志望度が高いこともあり、募集の背景などについて教えていただくことは可能でしょうか?
非常に志望度が高いこともあり、募集の背景などについて教えていただくことは可能でしょうか?
正直、これは難易度が高い!
仕事内容に直接関係することではないので、決してマストな質問ではありません。
「聞けたらいいな」ぐらいのスタンスで面接に臨みましょう。
「聞けたらいいな」ぐらいのスタンスで面接に臨みましょう。
②離職率は? 多い退職理由は?
自分で調べれば職種ごとの平均的な離職率を把握することは可能ですが、同じ職種でも法人によって離職率に大きな差があるのが現実です。
以下のように質問してみましょう!
できるだけ長く働きたいと考えているのですが、現在の離職率や離職理由について教えていただくことは可能でしょうか?
できるだけ長く働きたいと考えているのですが、現在の離職率や離職理由について教えていただくことは可能でしょうか?
ネガティブな印象を与えないように
「自分は長く働きたいからこそ質問している」
というスタンスで質問するようにしましょう。
「自分は長く働きたいからこそ質問している」
というスタンスで質問するようにしましょう。
③職場の雰囲気や人間関係は?
一緒に働く同僚との関係や職場の雰囲気というのは重要な要素です。
人間関係で退職する方も少なくないからこそ、面接でできるだけ情報を得たいもの。
以下のように質問してみましょう!
転職するにあたって職場の雰囲気や人間関係も重視しているのですが、皆さんがどのように働いているか、どのような方が活躍しやすいか教えていただくことは可能でしょうか?
転職するにあたって職場の雰囲気や人間関係も重視しているのですが、皆さんがどのように働いているか、どのような方が活躍しやすいか教えていただくことは可能でしょうか?
子どものように見えてしまう「怖い先輩はいますか?」のような質問は避けましょう。
活躍している人のタイプを聞くことで、自分の意欲をアピールすることもできますよ。
4.それでも聞けない…そんなときは
面接での質問について色々と解説しましたが、限られた面接時間ですべての疑問を解消するのは簡単ではありません。
「やっぱり自分では聞けない、聞きづらい…」
という方もたくさんいらっしゃると思います。
という方もたくさんいらっしゃると思います。
しかし、心配する必要はありません。
気になることがあれば、キャリアドバイザーを通じて法人に確認することが可能です。
面接では自分のアピールに集中して、聞きにくいことはキャリアアドバイザーに聞いてもらうようにすると心配ありません。
これも大事な転職テクニックになりますので、経験豊富なキャリアアドバイザーのサポートをぜひご活用ください!



