公務員看護師とは?メリット・デメリットから民間看護師との比較まで

看護師さんの中には、民間で勤めるか公務員になるか迷っている方も多いのではないでしょうか?
公務員看護師は、収入や身分が安定しているイメージがありますが、実際どうなのでしょう。
そこで今回は、公務員看護師のメリットやデメリット、採用試験の難易度までをご紹介します。
公務員看護師は、収入や身分が安定しているイメージがありますが、実際どうなのでしょう。
そこで今回は、公務員看護師のメリットやデメリット、採用試験の難易度までをご紹介します。
公務員看護師は3種類あるのですか?
公務員と呼ばれる看護師には3種類あります。
地方公務員・国家公務員・準公務員です。それぞれ解説していきましょう。
地方公務員・国家公務員・準公務員です。それぞれ解説していきましょう。
【地方公務員】県立や市立など公立の施設で働く看護師
市立病院や県立の病院などの公立の施設に、正規で勤務している看護師は 「地方公務員」です。病院以外でも、保健所や自治体が運営する児童福祉施設なども勤務地になります。
【国家公務員】国の機関で働く看護師は国家公務員
国が管轄する施設で勤務する看護師は、 「国家公務員」 です。宮内庁・防衛省・厚生労働省・法務省のいずれかで働くことになります。刑務所や自衛隊などが勤務地になります。
【準公務員】準公務員は公務員看護師なのか
公共性のある施設に勤務している場合に 「準公務員」 と呼ぶことがあります。待遇面では公務員に近いですが、公務員ではありません。公務員看護師と民間看護師の中間とも言えるでしょう。国立の施設や労災病院などが勤務地になります。
民間と公務員ならどっちがいいの?【公務員看護師3つのメリット】
民間の看護師と公務員看護師でどちらがいいのでしょう?
まずは、公務員看護師の3つのメリットをご紹介します。
まずは、公務員看護師の3つのメリットをご紹介します。
メリット①公務員看護師が最強と言われるのは給料
公務員の給料は、基本的に民間の給料の平均より少し高めと言われています。
民間看護師と月給が同じくらいだったとしても、公務員には夏と冬のボーナスが入ってきますよね。
民間企業の場合、ボーナスが出ない場合や、毎年ボーナスの額がバラバラな場合もあります。
民間看護師と月給が同じくらいだったとしても、公務員には夏と冬のボーナスが入ってきますよね。
民間企業の場合、ボーナスが出ない場合や、毎年ボーナスの額がバラバラな場合もあります。
メリット②公務員看護師の年収だけでなく福利厚生の厚さも
公務員の福利厚生は手厚く、旅行やレジャーの割引制度や育児支援・介護支援などの生活が豊かになるような制度もあります。
うまく使えば、プライベートも充実させることができそうですね。
うまく使えば、プライベートも充実させることができそうですね。
メリット③公務員看護師の安定は魅力
公務員は、安定した職業と言えます。身分保障がされているので、周囲からの信用もあるでしょう。例えば、住宅や車などの大きなローンもスムーズに組むことができます。
【公務員看護師の3つのデメリット】
次に、公務員看護師のデメリットを見ていきましょう。
デメリット①給料は連行序列でなかなか上がらない
公務員の給料は、基本的には勤務年数と比例して上がっていきます。増え方が緩やかなので、成績や頑張りで一気に収入を増やしたいと考える人には向いていません。
デメリット②公務員看護師は民間の看護師と違って副業が禁止
公務員看護師は、法律で副業が禁止されています。副業ができないので、仕事して入る給料が徐々に上がっていくのを待つしかありません。
デメリット③公務員看護師が働く施設は古いことが多い
公立の施設、国が管轄している施設は古い施設が多いです。新しくて設備が整った環境で働きたいと考えている人には向いていません。
看護師が公務員になるための採用試験って?
では、公務員看護師になる採用試験はどんな内容なのでしょうか。説明していきましょう。
公立看護師の求人はどこで探すの?
国家公務員の場合は、各官公庁のホームページから採用募集情報を探しましょう。
地方公務員の場合は、施設ごとの採用になります。自分で、市や県が運営している施設の看護師を募集していないか確認してみましょう。
地方公務員の場合は、施設ごとの採用になります。自分で、市や県が運営している施設の看護師を募集していないか確認してみましょう。
看護師の公務員採用試験の内容とは
看護師が公務員になるための採用試験は、小論文が多いようです。一般教養や専門知識の筆記試験はなく、小論文と面接で採用されることがほとんどです。
看護師が公務員になるための採用試験の難易度とは
看護師が公務員になるための採用試験は、小論文と面接で難しいものではありません。
事前に、施設の理念や概要などの基本的な情報を調べておきましょう。
官公庁の看護師(国家公務員)を目指す場合には、官公庁で自分がどのように貢献できるのかが求められます。小論文のテーマにも同様の内容が出題されることも。
採用試験の難易度は高くありませんが、人気のあるポジションなので狭き門といえます。
事前に、施設の理念や概要などの基本的な情報を調べておきましょう。
官公庁の看護師(国家公務員)を目指す場合には、官公庁で自分がどのように貢献できるのかが求められます。小論文のテーマにも同様の内容が出題されることも。
採用試験の難易度は高くありませんが、人気のあるポジションなので狭き門といえます。
なぜ公務員看護師になりたいのかを考えてみよう
いかがでしたか?今回は看護師公務員のメリット、デメリットと採用試験についてご紹介しました。看護師さんとしてどこでどのように働くかは、大切な決断ですね。なぜ公務員看護師になりたいのかをしっかり考えて、やりがいを感じながら長く働ける職場を見つけましょう!







