心理カウンセラーって意味がないの?5つの理由や就職先をご紹介

カウンセリングする医療従事者と患者
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心理カウンセラーの資格を取得するのは意味がないと聞いたことがある人も多いのではないでしょうか?しかし、カウンセラーの仕事に就きたいと思っている人の中には、まずは資格取得を目指そうと考えるようです。わざわざ心理カウンセラーの資格を取得しても、意味がなければ学び損になってしまいますよね。
そこで今回は、心理カウンセラーの資格には意味がないと言われる理由や心理カウンセラーの勤務先、心理カウンセラーに向いている人の特徴を紹介します。カウンセラーが気になっている人は参考にしてくださいね。

心理カウンセラーが意味ないと言われる5つの理由

では、心理カウンセラーには意味がないと言われる理由を5つ紹介しましょう。

・カウンセラーは無資格でもできるから

カウンセラーは、自らが「カウンセラー」と名乗るだけで無資格でも業務ができます。心の問題や何か悩みを抱えている人の話を聞いて、相談に乗るのがカウンセラーの仕事です。もし、今の職場でも同じような業務をしているのであればカウンセラーとして仕事しているといえるでしょう。そのため、資格を取得しても何も意味がないのではと考える人もいるようです。

・民間のカウンセラー資格が多いから

民間のカウンセラー資格にはさまざまなものがあります。通信教育で比較的簡単に取得でき、たくさんの種類があるので、資格を取得することには意味がないと思う人もいます。また例えば、心理学全般を学ぶ資格からスクールカウンセラーや夫婦カウンセラーなど特定の資格もあり、どの資格を取得するかで悩む人もいます。いくつか組み合わせて資格を取得する人もいつようです。 

・心理カウンセラーの資格があっても就職できないと思われているから

民間の資格だけを取得しても、カウンセラーとしての就職は狭き門といえるでしょう。心理カウンセラーの資格を取得した後、今現在の職場でカウンセラーとして資格を活用するか独立してフリーランスになる人も多いようです。就職のためだけに、心理カウンセラーの資格を取得する人の割合は少ないでしょう。

・短期間で資格が取得できるから

民間の資格は、通信教育で2~3ヶ月の短期間で習得できる資格がほとんどです。国家資格のように、何年もの経験年数や大学卒業の有無などもないため、知識と技術が数ヶ月で身につくのか疑問だという意見もあります。

・受験資格がないものばかりだから

民間の資格には国家資格のように、受験資格にいくつもの条件や経験がないものがほとんどです。心理カウンセラーの資格取得講座の受講にも、とくに制限はなく講座代金を支払えば誰にでもチャンスがあります。資格取得を目指す人には嬉しい条件ですが、意味がない資格だと思われる原因もここにあるようです。 

心理カウンセラーに仕事はあるの?

就職を目的に資格取得を考えている人にとって、心理カウンセラーの資格は就職に有効なのか知りたいでしょう。心理カウンセラーが就職する場所と、心理カウンセラーの就職事情を紹介します。 

心理カウンセラーが就職する場所

心理カウンセラーとして活躍できる場所はたくさんあります。病院や高齢者施設、児童相談所や学校、裁判所や刑務所などの他に、研究機関でもカウンセラーは必要とされています。仕事がないわけではありません。ただし、心理カウンセラーだけでの募集は少ないでしょう。

心理カウンセラーだけで就職するのは狭き門

就職を目的に心理カウンセラーの資格取得を目指す人は、注意が必要です。心理カウンセラーとしての就職先は少ないようです。就職のために取得する場合は、心理カウンセラーの資格と他の資格と組み合わせるのが良いかもしれません。医療従事者や保育士、営業職の方が追加で資格を取得するなど、業務に必要な知識と技術を追加するイメージだと就職してからも活用できるでしょう。 

心理カウンセラーにおすすめの人

では最後に、心理カウンセラーにおすすめの人の特徴を紹介します。

職場で資格が活用できそうな人

今現在の仕事に追加して心理カウンセラーの資格を取得することで役立つと思える人は、心理カウンセラーにおすすめです。すでにカウンセラーとして業務したことがある人や、カウンセリングをするイメージができる人にとっては、心理学とカウンセリング能力を学んでからすぐに実践できるのでおすすめといえるでしょう。

人間関係がうまくいかなくて悩んでいる人

自分の周りの人間関係がうまくいかずに悩んでいる人には、心理カウンセラーの資格取得をおすすめできます。心理カウンセラーになるために、心理学の知識や技術を学ぶことによって、自分で自分自身をカウンセリングすることもできるからです。人間関係がうまくいかずに悩んでしまう人は、心理カウンセラーの資格に挑戦してみるのも良いでしょう。 

自分の周りの困っている人を助けたい人

自分の周りに悩んでいる人がいて、その人を助けたいと感じている人にも心理カウンセラーの資格取得はおすすめです。相談を受けても、どのように聞いてあげれば良いのか、どんな言葉をかければ相手が救われるのか悩む人もいます。もし、よく相談を受けていて対応に困っている場合には、心理カウンセラーとして活躍できることでしょう。

心理カウンセラーは役に立つ資格!活用方法を理解して資格取得を目指そう

心理カウンセラーは短い期間で取得でき、資格の種類が多いことから、取得する意味がないと言われやすい資格です。また、心理カウンセラーの資格だけを取得しても、就職できない人が多いことも取得する意味がないと言われる要因のようです。
しかし、心理カウンセラーの資格取得には意味がないわけではありません。これほど心理カウンセラーの資格が増えているのは、カウンセラーを必要とする人が多いからです。心理カウンセラーになりたい人は、資格取得後の活用方法をイメージできるとより資格を役立てることでしょう。
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