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【最新版】准看護師のお給料と平均年収を大公開!

准看護師の給料と年収

更新日:2021.03.09

公開日:2018.04.17

病院やクリニックなどにおいて看護師と同様の働きをしている准看護師ですが、

「実際のところ…お給料や年収の平均ってどれくらい?」

と、収入に関する疑問を抱えている方は多いのではないでしょうか。

また、

「看護師と准看護師の給料はどれくらい差がある?」
「地域によって准看護師の給料はどれくらい変わる?」
「今よりもお給料を上げるにはどうしたらいい?」

といった疑問やお悩みも、准看護師なら誰でも一度は気になることではないでしょうか。

そこでこちらの記事では、気になる准看護師の給料と年収の基本情報をはじめ、お住まいの地域や経験年数などによって変わる准看護師の給料事情を詳しくご紹介していきます。

現在の収入に対してモヤモヤした気持ちを抱えている准看護師さんは、ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。

准看護師の給料データ

2016年時点で准看護師として働いている方は全国で34万人以上(※1)と多く、就業先となる勤務先の種類やエリアはそれぞれ異なります。そのため、准看護師のお給料は働く地域や勤務先(病院やクリニック、介護施設など)、また年齢や経験年数などによって大きく変わってきます。そこで参考にしたい「准看護師の最新の給料データ」は以下となります。

(※1)出典: 看護統計資料室・就業状況

准看護師の平均給料、平均年収

はじめに、准看護師の平均給料と平均年収についてご紹介していきましょう。
厚生労働省によると、「令和元年賃金構造基本統計調査」では准看護師の現金給与額の平均は、

准看護師の平均給料:約28万2,400円 (平均年齢50.2歳)(※2)

と発表されています。
そのうち、手当などが含まれない所定内給与額は、約26万1,900円です。

また、准看護師の平均年収を算出すると

准看護師の平均年収:約403万円(現金給与額×12ヶ月分+年間賞与)

となっており、日本の平均年収(441万円)(※4)と比べると、やや給与水準は低めの傾向にあることが分かります。

ちなみに、看護師の平均給料は約33万4,400円で、平均年収は約482万円。(※2)
准看護師とほぼ変わらない看護業務を行ってはいるものの、看護師は国家資格であること、また主体的に看護業務に取り組める立ち位置であることから、平均給料・年収ともに高い水準となっています。

(※2)出典:厚生労働省/令和元年賃金構造基本統計調査
(※3)出典:国税庁/平成30年分民間給与実態統計調査結果


エリア別・准看護師の平均給料

次に、エリア別における准看護師(女性)の平均給料をご紹介します。(※5)
都心部や地方によって准看護師の給料はどれくらい違いがあるのか、ぜひ参考にしてみてくださいね。
■都道府県別・准看護師(女性)の平均給料(現金給与額)

北海道 28.5万円 石川県 29.6万円 岡山県 28.3万円 
青森県 25.8万円 福井県 28.9万円 広島県 29.1万円 
岩手県 26.1万円 山梨県 33.8万円 山口県 24.1万円 
宮城県 27.2万円 長野県 27.8万円 徳島県 27.3万円 
秋田県 24.4万円 岐阜県 30.6万円 香川県 27.2万円 
山形県 28.6万円 静岡県 31.9万円 愛媛県 25.5万円 
福島県 26.4万円 愛知県 28.6万円 高知県 26.0万円 
茨城県 30.5万円 三重県 32.8万円 福岡県 25.6万円 
栃木県 30.9万円 滋賀県 31.8万円 佐賀県 25.7万円 
群馬県 25.9万円 京都府 31.3万円 長崎県 22.3万円 
埼玉県 31.0万円 大阪府 30.5万円 熊本県 22.9万円 
千葉県 32.5万円 兵庫県 30.9万円 大分県 24.8万円 
東京都 33.2万円 奈良県 30.1万円 宮城県 22.4万円 
神奈川県 32.7万円 和歌山県 29.3万円 鹿児島県 24.1万円 
新潟県 30.3万円 鳥取県 28.3万円 沖縄県 26.3万円 
富山県 28.6万円 島根県 24.1万円 全国平均 28.0万円 

上記の表より、都道府県別における准看護師(女性)の平均給料は、都心部と地方によって大きな差があるのが分かります。特に、最も平均給料が高いエリアの東京都(33.2万円)をはじめ、千葉県、埼玉県、神奈川県などの関東エリアは全国平均と比べて給与水準が高く、東北・四国・九州エリアとの差は歴然となっています。

(※5)出典:厚生労働省/令和元年賃金構造基本統計調査 ※百円以下の単位は切り捨て

年齢別・准看護師の平均給料

続けて、年齢階級別における准看護師(女性)の平均給料についてもご紹介します。(※6)
毎月の現金給与額の平均に加え、年間賞与額をそれぞれまとめています。

■年齢階級別・准看護師(女性)の平均給料(現金給与額・年間賞与額)

年齢 現金給与額 年間賞与額 
~19歳 
20~24歳 21.4万円 34.4万円 
25~29歳 23.9万円 57.2万円 
30~34歳 25.7万円 53.9万円 
35~39歳 26.7万円 63.0万円 
40~44歳 27.1万円 61.0万円 
45~49歳 28.7万円 66.9万円 
50~54歳 29.5万円 69.8万円 
55~59歳 30.7万円 80.2万円 
60~64歳 26.9万円 54.5万円 
64~69歳 25.0万円 33.6万円 
70歳~ 26.9万円 35.3万円 
平均 28.0万円 63.6万円 

年齢階級別における准看護師(女性)の平均給料・年間賞与は、いずれも59歳までは年齢が高くなるにつれ、概ね収入も比例して高くなっている傾向にあります。
60歳以降にかけては平均給料が下がっていますが、一般的に60歳は定年の歳であるため、再雇用制度によりやや給料が低くなっていると受け止めるのが無難でしょう。

(※6)出典: 厚生労働省/令和元年賃金構造基本統計調査 ※百円以下の単位は切り捨て

【関連リンク】
都道府県別、施設別の時給について調べたい方はこちら


経験年数別・准看護師の平均給料

最後に、経験年数別における准看護師(女性)の平均給料についてもご紹介します。(※7)
経験を重ねるごとに准看護師の給料はおのずと昇給によって上がっていきますが、平均的な給料相場はどれくらいなのでしょうか。

■経験年数別・准看護師(女性)の平均給料(現金給与額・年間賞与額)

経験年数 所定内給与額 年間賞与額 
0年 26.0万円 4.9万円 
1~4年 20.7万円 57.9万円 
5~9年 23.3万円 55.9万円 
10~14年 24.2万円 56.8万円 
15年以上 24.6万円 68.4万円 
平均 23.7万円 48.8万円 

上記の表より、准看護師(女性)の初任給の平均は約26万円で、年間賞与額は約4.9万円。ここから、経験年数に応じてゆっくりと収入が上がっていきます。一見、全体的な所定内給与額に大きな差は見られませんが、経験年数15年以上のベテランクラスになると年間賞与額が68万円以上と新人の頃に比べ大幅にアップしていきます。経験年数0年と15年以上の准看護師の年収を比較すると、46万円ほどの差となっており、長く働けば働くほど収入は上がっていく構図が想像できます。 

(※7)出典:厚生労働省/平成元賃金構造基本統計調査 ※百円以下の単位は切り捨て

准看護師をとりまく収入アップを阻む壁とは

昇進?資格取得?収入アップはできる?


これまで准看護師のお給料事情についてご紹介してきましたが、国家資格である看護師に対し、准看護師は都道府県知事資格であり、看護業務はあくまでも「指示を受けてから」行うと定義されています。そのため、看護師と比べて准看護師はキャリアアップが難しく、給料アップは望みにくいと考える方が多い傾向にあります。それには明確な原因があり、昇進や資格といった准看護師ならではの壁があるといわれています。

准看護師の昇進が難しい理由

先ほどもお伝えしたとおり、准看護師は指示を受けて動く立場であるため、背負う責任は看護師に比べてかなり小さくなります。そのため、職務上十分な責任を負える立場ではないということは、「管理職に就けない」ということになってしまいます。
現役看護師という方のなかには、「勤務先の主任が准看護師」という方もおられるかもしれません。法律上、主任は管理職に当たらないとされているので准看護師が主任職に就くこと自体に問題はありませんが、教えられるのはあくまで「業務のこと」のみであり、上司と言えど患者さんのケアに関して准看護師が正看護師に指導をすることは違法となります。もしもミスがあった際には、「なぜ、本来指示を受ける側である准看護師が判断・指示をしたのか」と責任の所在が不明確になってしまい、いっそうのトラブルを招きかねません。病院側が不利益にならないためだけではなく、看護職の身を守るためにもこのように責任の範囲と役割が分けられているので、准看護師では師長や部長などの役職を目指すことは難しいというのが現状といえます。

准看護師の資格取得は難関?資格手当が見込めない理由

専門看護師・認定看護師といった看護師資格のほか、保健師・助産師などの資格も看護師の資格を所持していることが前提となっています。そのため、准看護師が看護のエキスパートとして収入アップに有利となる資格を取得したいと思っても、まずは看護師養成課程に通って国家試験に合格し、看護師資格を取得したいとさらにそこから希望する資格の教育課程がある学校へ入学し、授業や実習に取り組み試験に合格するというステップになるので、とても長い道のりと膨大な費用・労力がかかってしまいます。
そのため、准看護師から資格を取得することは可能ではありますが、キャリアアップ手段としては現実的ではなく、資格手当を望みたくても望めない理由となっています。

生涯年収を上げるには看護師になるのが得策?

ここまで読まれた方の中にはもうお気付きの方もおられると思いますが、准看護師が待遇改善のためにキャリアアップする手段として一番適しているのはやはり「看護師を目指すこと」です。
現在(2019年末時点)、准看護師資格を取得したならば(※中学校卒業の方は3年の実務経験要)、看護師養成課程(全日制2年課程or定時制3年課程)を受け、国家試験に合格すれば看護師資格が交付されるようになっています。また、「2~3年も職場を離れたり勤務日数を減らしたりすることはできない」という方は「准看護師としての勤務経験7年以上」という条件を満たしていれば通信制講座で看護師養成課程を受講し国家試験を受けることができます。
3年から7年といった勤務年数の条件をクリアしている方は、きっと看護現場での経験・知識も備わって来て今後のキャリア形成について考える頃ではないでしょうか。従事できる仕事の幅を広げるためにも、ぜひ正看護師への転換を視野に入れてみると良いかもしれません。

ちなみにですが、准看護師から晴れて正看護師となった場合、「正看護師1年目」と扱われ新人研修などに参加しなければいけないほか、新卒としての労働条件となってしまうこともあります。
資格の種類が違うので、病院側は「准看護師としてはベテランでも、正看護師としては新人」という基準で雇用条件を設定するため、これまでの経験やスキルが反映されず、もしかしたら一時的に准看護師時代より給料が下がる場合も。
しかし、手当の支給額が上がることで以前と同じ水準の給料が保てる場合や、准看護師時代の貢献度を考慮して給与額を算出してくれる病院もあるので、事前に勤務先に給与形態や評価制度について確認しておきましょう。

【関連リンク】
准看護師から正看護師を目指すべき? 
通信制で准看護師から看護師へ!費用はいくらかかるのか 
実はできないことも多い?准看護師の業務内容や悩みとは 

今すぐお給料を上げたいなら転職支援を活用しよう

ガッツポーズしている准看護師2人

先ほど、准看護師のキャリアアップ方法として看護師資格を取得することをご紹介しましたが、准看護師に禁止されている看護行為はないように、勤務ができない場所もありません。看護師同様、あらゆる病院・クリニック・施設・企業などで看護職として働くことができます。
そのため、現在の収入が低いからといってどこも同じ給料というわけではなく転職先を探せばいくらでも今よりも高い給料水準の職場は必ず見つかります

しかし、いざ転職をしようと思っていても、ご自身で条件の良い転職先を探すのはなかなか根気と時間を要してしまいますよね。
そこでおすすめなのが、看護業界に特化した転職支援サービス【医療ワーカー】を利用するという方法です。
医療ワーカーでは、看護業界における手厚い転職支援により、長年培った信頼と実績から一般公開をしていない厚待遇求人をはじめ、それぞれのタイプ別に合わせたお仕事をご紹介することが可能です。現在ご就業中の方であっても、転職支援にプロによる細やかなバックアップにより、無理のない転職活動を進めることができるため、安心して相談できることも強みです。
まずは今回ご紹介した准看護師の給料相場を参考にし、ご自身のお給料と比較してみてください。そのうえで現状抱えているお悩みなどがある方は、ぜひお気軽に医療ワーカーまでご相談してみてくださいね。

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