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社会福祉法人 聖母会 聖母病院 【看護部長】山本 智美さんインタビュー

社会福祉法人 聖母会 聖母病院インタビュー チャレンジ、自分の可能性を狭めるな。

更新日:2020.08.27

公開日:2020.08.19

東京都 社会福祉法人 聖母会 聖母病院

東京都 社会福祉法人 聖母会 聖母病院

聖母病院は新宿区中落合にあり、まわりには住宅地が広がっています。

154床と病院としては小規模ですが、13の診療科があります。産科に強みをもつ病院で年間の分娩件数は1,600件以上とたくさんの新しい生命が日々誕生しています。
またここで静かに最期の時を迎えられる方々も多く、患者さんに寄り添ったケアを提供しています。

今回、話を伺ったのはこの方


看護部長 山本 智美
2001年入職、助産師


看護(助産)の専門性を発揮し、患者さんに寄り添い、心の通う信頼される質の高い看護(助産)が提供できるように、日々努力しています。

Q1|聖母病院について教えてください。

一番の特徴はカトリック病院ということです。
カトリックは、愛をもって人に向き合いなさいという精神があります。

そのため、病院にも国籍・信仰・貧富を問わず、心の通う温かさを大事にし、必要な方に必要なケアをすることがベースにあります。
患者さんからは、「聖母病院だから何とかしてくれるのではないか…」と頼りにされ、優しさや癒しを求められます。そのため、私たちは温かさや優しさを兼ね備えていなければいけないと思っています。

また、当院は国際聖母病院からスタートしましたので、外国人の方の診療も多くしています。
受付には外国人専用のデスクがあり、英語・フランス語・スペイン語などの通訳もいます。

Q2|助産師さん看護師さんの視点からの特徴・魅力も教えてください。

「私たち管理者がスタッフに寄り添って関わること向き合うことがポリシー」

助産師にとっての魅力は、何と言っても分娩数の多さだと思います。助産師数も多く、ローリスク中心なので助産師として主体的な仕事ができると思います。
看護師にとっての魅力は、基本的な看護ケアを実践できることでしょうか。

また、当院は混合病棟があるためジェネラリストナースを目指している人は様々な診療科を経験できます。
看護部全体としては、「スタッフ同士が人を大切にしている」ところです。
看護の理念に「患者さんに寄り添う看護」があります。寄り添うという言葉は、看護界で流行っていますが、寄り添う看護を実践することはとても難しいことです。

そのため、看護部では、寄り添うとはどういうことかをスタッフに見せるために、まずは私たち管理者がスタッフに寄り添って関わること、向き合うことをポリシーとしています。
退職の相談やメンタル支援面接なども丁寧にしています。寄り添う看護を実践するために、傾聴スキルには力を入れており、傾聴スキル研修は必須で行っています。

Q.傾聴スキルの重要性に着目する理由は何でしょうか?
関わる相手が患者さんでもスタッフであっても、大切なのはコミュニケーションです。コミュニケーションは相手を理解することから始まります。
そのためには、相手がどのような状況なのか、どのような気持ちなのか、どのような願いをもっているかなどを知ることが大切です。

そこで必要なのが傾聴のスキルです。
また、聴く時には無条件で肯定的に聴く姿勢が大切で、内省力(自分の考えや行動などを深く、かえりみること)が必要なのです。
ただ単にコミュニケーションの技術を教えるのではなく、態度や姿勢の重要性も伝えていきたいと思っています。

Q3|教育体制はどのようなものでしょうか。

聖母病院では、看護師クリニカルラダーと助産師クリニカルラダーがあります。
レベル新人から段階別に院内研修のプログラムがあり、ジェネラリストナースやアドバンス助産師(レベルⅢ)を目指します。

昨年12月に全国で、助産実践能力習熟段階(クリニカルラダー)“CLoCMiP(クロックミップ)”レベルⅢ認証制度(アドバンス助産師)の認証が始まりました。
聖母病院は15名の助産師が認証されました。ここで頑張れば、一人前の助産師に育てる自信はあります。

その他の特徴として、先程も話しました「傾聴スキル研修」や「看護を語る会、事例検討」「シチュエーション・ベースド・トレーニング」に力を入れています。

当院は大きな病院ではないので、一人ひとりのスタッフの顔がわかり、師長とも密に連絡が取れます。本人の興味・関心や、変化があれば気づきやすい環境のため、個人にフィットした提案ができます。
思いやりを持ち自分の態度や行動、ケアに責任を持って、言われないと動けないということではなく、自ら考えて動く人を育成したいと思っています。
副看護部長が、認知症看護の認定看護師を取得しましたので、今後は看護の教育にも力を入れていきたいと思っています。

Q4| 転職についての考えを教えてください。

まず私は聖母病院に入職しました。その後転職し助産教員を経験しました。
その時に「学生は原石。原石は臨床で磨かれ、臨床次第で石にもダイヤモンドにもなる。」と感じました。
そこで、臨床に戻る決意をして、病院に就職し、縁があって、また聖母病院に戻りました。ずっと聖母病院にいたら井の中の蛙だったかもしれません。他の職場に移り、臨床の重要性を再認識したり、違う文化や患者さんに触れることは良い経験だったと思っています。

だからと言って、転職を進める訳ではありません。長く務めることも大切です。
長く勤めることができてこそ、自分のやりたい看護ができます。
しかし、一か所に長くいる看護師は寝たきり看護師にならないよう、絶えず、自分に刺激を与えていかないといけないと思います。

私が転職する際に注意してきたことは、まずは、そこで認めてもらうことが大切だということです。
よく経験者の採用者が「いちから学びたい」と言いますが、経験者はこれまでの経験と新しい職場と比べてしまいます。言いたいこともあるかと思いますが、経験をうまく活かして職場に馴染んでもらいたいと思います。

目の前の自分のやるべきことをやらずに、自分がやりたいことを追いかけすぎると何もうまれません。まずは与えられたことをがむしゃらにやる!その中で、多少やりたいことが見えてくるものです。与えられたことにチャレンジすることによって自分の幅が広がります。自分で自分の幅を狭めずがんばって欲しいです。また、小さな成功体験を積んで行くことも職場の適応には大事なことです。

Q5|最後に応募される方にメッセージをお願いします。

まずは新しい場所に自分の居場所を作れるかどうかで職場に馴染むことができるか否かが決まります。
病院はそれぞれ雰囲気が違います。
最初から自分に合う良い環境は無く、周りがお膳立てしてくれる環境も少ないと思います。
自分も一緒に環境を作っていくという気持ちを持って頂ければと思います。

インタビューを終えてアドバイザーより一言

聖母病院の看護職員は学会発表・雑誌や本の執筆・医療関連商品の共同開発などに積極的に取り組んでおり、チャレンジ精神があればいつでもチャンスを与えてもらえる環境です。
患者さんはもちろんのこと、スタッフ同士でも思いやりを持って接しており、すべてにおいて「人を大切にしている」と感じました。
この職場を、私自身も応援したくなりました。医療ワーカーアドバイザー一同、これからも頑張りますので宜しくお願い致します。

病院情報

西武新宿線「下落合駅」徒歩7分の産科に強みを持つ総合病院です。教育制度が整っていますので看護の基礎から学べて、キャリアアップも可能な環境です

☆平成16年には環境医療の向上を目指して創立以来最大の新病棟を建築!
年間休日120日以上とお休み多めで、オンとオフのメリハリをつけて仕事とプライベートの両立が可能です!


社会福祉法人 聖母会 聖母病院

名称社会福祉法人 聖母会 聖母病院
所在地東京都新宿区中落合2-5-1
ベッド数一般病床154床(一般混合病棟46床、地域包括ケア病棟47床、産婦人科病棟46床、新生児室15床)
診療科目内科、外科、整形外科、乳腺外科、眼科、産婦人科、耳鼻咽喉科、小児科、精神科、泌尿器科、皮膚科、放射線科、麻酔科
看護配置7:1

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