看護協会(ナースセンター)で仕事を探すには?
管轄する都道府県によって看護協会で受けられるサポートや参加できる研修会の種類は様々です。基本的に、看護協会で仕事を探したい場合は窓口まで足を運んで担当者へ相談するか、看護協会が運営している「eナースセンター」にインターネットで登録する必要があります。登録が完了したら、パソコンを使って自分で求人を探し、応募を申し込みましょう。
沖縄県看護協会の情報
公益社団法人沖縄県看護協会は、保健師・助産師・看護師・准看護師からなる看護の専門団体です。
1951年に沖縄軍看護婦協会として創立されました。
翌年に琉球看護婦協会へ名称を変更し、1971年日本看護協会へ加入しました。
沖縄ナースセンターや訪問看護ステーションなど、多くの事業を展開し、公益社団法人として移行したのは2012年のことです。
また、1994年から2017年までの24年間、海外研修員受け入れ事業を行っていたことはまだ記憶に新しい出来事です。
現在の主な活動としては、看護職の継続教育・看護研究学会学術会の開催・奨学金貸与などの看護の資質向上に向けた取り組みや、看護職が働き続けられる環境づくりを行っています。
看護職が働きやすい環境づくりでは、専門の相談員が対応する就業相談(ナースセンター)や、看護の現場で実際に生じている課題を調査し、業務や職場環境において改善に努めるなどの取り組みもあります。
一度、現場を離れた潜在看護師へ向けた再就業支援も沖縄県看護協会が実施している活動のひとつです。
ブランクがあって不安という人でも、あらかじめ基本的な看護知識や技術を復習してから、自信をもって復帰できるということは潜在看護師を減らす活動を遂行するうえで重要視されています。