看護師が新人ナースから2,3年過ぎた頃に気になってくるのが、結婚事情ではないでしょうか?ふと周りを見渡すと先輩看護師に独身者が多く、自分がこの先結婚できるのかと、不安になっている看護師さんも多いはず。そこで今回は、看護師の結婚率から看護師の婚活事情まで徹底解説します。
看護師の結婚率はどうなっている?
看護師の結婚について、厚生労働省が発表した「年齢別未婚率・有配偶率」のデータをみてみましょう。このデータによると、20歳から50歳までどの年齢の数値を見ても、一般女性より看護職の方が有配偶者率は低いことが分かります。
引用:厚生労働省「年齢別未婚率・有配偶者率」
https://www.mhlw.go.jp/shingi/2009/11/dl/s1104-3p-0002.pdf#page=3
看護師の結婚年齢は遅い
上記のデータから、一般女性は40歳までに約7割が結婚していますが、看護職では40歳までに結婚している看護職は約5割となっています。
その後、50歳頃には一般女性も看護職も同じくらいの有配偶者率になることから、看護職は一般女性に比べて晩婚気味だと言えるでしょう。
看護師が結婚できない理由
看護師が晩婚気味なのは何故でしょうか?
①看護師の仕事に夢中で結婚したくないから
看護師の仕事は年功序列で給料やポジションが上がっていくことが多く、仕事中心の生活になっている看護師が多いです。今は仕事をしながら学びを深めたいと、結婚したくないと思っている看護師も一定数いるようです。
②看護師の仕事は結婚相手を見つけにくいから
特に大学病院などの大きな医療機関では、研修や資格取得を促されることもあります。日々熱心に働き、休日にも学ぶ看護師に出会いの場は少ないと言えるでしょう。
③看護師と結婚すると大変そうだと思われているから
看護師と結婚すると大変そう、という意見の裏には看護師の不規則な勤務があげられます。夜勤だと、夜間は家庭にいられずに将来子どもが産まれた後の育児にも影響するのではと心配の声もあります。
④看護師の嫁は気が強い印象があるから
看護師の仕事は、しっかりとした気持ちを持っていないとやっていけません。患者さんにも言わなければならない事や絶対に失敗できない状況も多く、ハキハキと意思を伝えられる人が多い印象は世間一般であるようです。
⑤看護師との結婚はやめとけと反対の声があるから
反対の声は、主に_近い親戚からあがるようですね。看護師は看護の仕事に誇りを持って取り組んでいるはずです。出会う前に職業で反対される場合、ご縁がなかったと思うしかありません。
看護師の婚活事情!出会いはどこにある
忙しい看護師のリアルな婚活事情を探っていきましょう。
【看護師の結婚相手探し①】出会いは紹介が多い
看護師の結婚相手に多いのが、『紹介』です。出会いを求めている男性へも看護師で独身女性の存在は紹介しやすいのかもしれませんね。学生時代の友人や職場の人からの紹介も期待できます。
【看護師の結婚相手探し②】結婚相談所
実は結婚勝ち組になる相手として、看護師は人気の職業だそう。結婚相談所でも、看護師は結婚相手ランキングで上位に入るようです。結婚や出産後に、働き口に困らない上に収入面でも安定していると感じる男性も多いのですね。
そのため、結婚相談所に登録するとマッチングも多く、出会いのチャンスが広がります。
【看護師の結婚相手探し③】医師との出会い
職場での恋愛で多いのが、医師と看護師の関係です。看護業界は、男性も増えてきてはいるものの、まだ女性が多い業界。一方の医師は男性が多いために医師と看護師の結婚が成立することもあるようです。
【看護師の結婚相手探し④】看護師同士もあり
年々増えているのが男性看護師です。同じ志を持つ職場の仲間と、恋愛関係に発展する可能性もありますね。同期なら共に学び合い、先輩なら仕事を教わる内に心が通じることもあるでしょう。
看護師として結婚と仕事を両立させよう!
看護師の結婚率は他の職種と比べて低いことが分かりました。一方で、自ら出会いを求めて行動すれば看護師の仕事は婚活に有利であるようです。看護師の仕事は、結婚後も続けられる仕事です。婚活や出会いの場を積極的に活用しながら、結婚後も看護師として長く働けるよう、理想の働き方についても考えてみましょう。
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