心理カウンセラーの仕事は、本当にないのでしょうか?
コロナ禍の今だからこそ「人の心を支えたい!」と心理カウンセラーを目指す方には、心配な話しですね。そこで今回は、心理カウンセラーの仕事はあるのかについて解説します。
資格の有無や平均給料もご紹介するので、ぜひ最後までご覧くださいね。
心理カウンセラーはなぜ仕事がないと言われるのか
心理カウンセラーという職種は、これまで日本では認知度が低い職種でした。
日本には、アメリカのように誰もが心理カウンセリングを受ける習慣がありません。
なので、カウンセリングを受けることは特別なことと思われてきたようです。
そのため、心理カウンセラーには働く場所がないと言われてきました。
コロナ禍で増えた心理カウンセリング!仕事や人間関係の悩み
しかしコロナ禍で、仕事が減ってしまう人や他人との距離の取り方に悩む人が増えました。
特に仕事がなくなると収入がなくなり、自分の生活や家族にも迷惑が掛かると思い悩む人が増加。それまでの距離感で人と会えなくなり、人間関係の悩みが増えたことで心の状態が不安定になる人がカウンセリングを求めるようになってきました。
心理カウンセラーに近い仕事も需要が増えている
心理カウンセラーと似た役割を持っている職業も今、需要が増えてきています。
例えばコーチング講師、コンサルタント、セラピストなど人の心に寄り添いながらその人らしく生きていけるようなお手伝いをする仕事です。心を支えてくれるカウンセラーのような存在に全体的に需要があるという事がわかりますね。
心理カウンセラーって未経験でもなれる?
心理カウンセラーは未経験でも挑戦できる仕事なのでしょうか?
未経験の人が心理カウンセラーを目指すには
未経験の人が心理カウンセラーになりたいと思ったら、まずは心理系の資格を取得しながら学ぶのが近道でしょう。
学校を出なくても、通信で民間の資格が取得できるところも多くあります。
ご自分に合った勉強法で学びを進めていきましょう。
50代から心理カウンセラーを目指すには
50代から心理カウンセラーになりたいと思う人もいます。
心理カウンセラーになるのに年齢は関係ありませんし、人生経験が豊かな心理カウンセラーは人気になる事でしょう。何より、人の役に立ちたい!という強い気持ちが大切です。
心理カウンセラーの仕事内容とは
では、心理カウンセラーになるのに有利な資格や仕事内容に違いはあるのでしょうか。
臨床心理士と公認心理士は公的な資格では有名ですが、今回は民間の資格をいくつかご紹介していきます。
メンタル心理カウンセラーの資格と仕事内容
メンタル心理カウンセラーの資格取得には、通信教育でカリキュラムを修了してから『日本能力開発推進協会』の資格試験に挑みましょう。70%以上の正解で合否が決まります。
医療・福祉・教育・産業のさまざまな場所で心理カウンセラーとして活躍できます。
上級心理カウンセラーの資格と仕事内容
上級心理カウンセラーの資格取得には、通信教育でカリキュラムを修了してから『日本能力開発推進協会』の資格試験に挑みましょう。上級心理カウンセラーは、メンタル心理カウンセラーよりも高度な知識と技術を備えている証明になります。仕事内容は、メンタルカウンセラーと同じく現場での心理カウンセラーです。受験は70%以上の正解で合否が決まりますよ。
子育て心理カウンセラーの資格と仕事内容
子育て心理カウンセラーの資格取得には、『一般社団法人子育て心理カウンセラー協会』が主催している養成講座を受講しましょう。仕事は子育てに関する様々な悩みを解決することです。
心理カウンセラーの仕事の給料は?
最後に、心理カウンセラーの仕事の給料についてご紹介していきましょう。
心理カウンセラーの平均年収
日本人の給料の年収平均は約433万円です。それに対してカウンセラーの年収平均は約423万円なので、全体の年収に比べるとやや低めだと言えますね。
独立したら年収は上がる?
心理カウンセラーは、今はまだ非常勤やパートでの採用枠が多いようです。常勤として勤めるだけでなく、今はオンライン上でもカウンセリングができる時代。副業や独立も視野に入れながら、活躍の場を広げていきましょう。
メンタル心理カウンセラーに仕事がないの?のまとめ