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フィールドナース(クリニカルスペシャリスト)ってどんな仕事?メリット・デメリットから年収まで公開

フィールドナースの仕事内容とメリットデメリット

更新日:2021.06.21

公開日:2019.02.26

フィールドナースとは、医療機器メーカーなどで自社製品の営業サポート、サービスサポートに従事する企業看護師のことで、企業によってはクリニカルコーディネーター、クリニカルスペシャリストとも呼びます。 
病院やクリニックを訪れるフィールドナースを見て、「存在を知った」「興味を持った」という看護師さんも多いのではないでしょうか。 
 
同じナースでも病院で働くナースとは仕事内容も働き方も全く異なるフィールドナース。 
 
「年収は看護師よりも高い?」 
「フィールドナースって具体的にはどんな事をするの?」 
 
ここではそんなフィールドナースの気になる疑問、仕事内容や年収、メリット・デメリットなど全て明らかにしたいと思います。 

フィールドナースの仕事内容

スーツの女性 スクリーン前で解説

冒頭でも触れましたが、フィールドナースの仕事は医療機器メーカーに属し、自社製品のプロモーション活動を行います。 
営業スタッフと共に病院やクリニックを訪れ、ドクターに看護師目線で製品をプレゼンテーションしたり、看護師に対し自社製品の使用に関する説明会を開いたりなど、製品の販売促進支援、サービスサポートをしています。 

フィールドナースのメイン業務は、 
●自社製品のプレゼンテーション 
●医療機器のデモンストレーション 
●納品後のアフターフォロー 
 
次はこの3つの業務について細かく説明したいと思います。

お仕事①自社製品のプレゼンテーション

自社の医療機器が優れていたとしても、それが実際に現場で使用されなければ意味がありません。 そこで大切になるのが、自社製品のプレゼンテーションです。  自社製品の特徴、強みについてパワーポイントなどを用いて分かりやすく資料にまとめ、ドクターを相手にプレゼンテーションをします。 臨床現場で使用していた時の経験談を活かし自社製品のメリットをアピールしたり、ドクターの行動スケジュールを考慮しながらアポイントを取ったりとあらゆる場面で看護師時代の臨床経験が生きてきます。 

お仕事②医療機器のデモンストレーション

導入を検討している医療機関や医療機器の展示会でドクターや看護師を相手にデモンストレーションを行います。 デモンストレーションを行う際は、自社製品の使い方やポイント、他社との違いを分かりやすく伝えることが大切です。製品説明を受ける側だった看護師時代を思い出し、「どう伝えれば分かりやすいのか」を意識してデモンストレーションを行うと喜ばれます。 また、ドクターや看護師からの質問にスムーズに答えられるよう、自社製品についての知識はもちろん業界動向や最新情報を常にインプットしていく必要があります。
 

お仕事③納品後のアフターフォロー

アフターフォローはメンテナンスではなく、自社製品納入後の動作説明や指導の事を指します。「製品を使いだした後はどんな所につまずくだろうか」という事を先回りして考えながら、定期的な勉強会を開くなど、看護師が自社製品をうまく使いこなせるような環境を作り上げる事もアフターフォローの一環です。 

フィールドナースに必要なスキルとは?

ホワイトボードの前に立つ女性

フィールドナースになるために必要なスキルはなにがあるのでしょうか。 

必須スキル 
●看護師資格 
●看護師としての臨床経験 

身につけておきたいスキル 
●ビジネスマナー 
●車の運転免許 
● PCスキル 
●英語力 

看護師資格や臨床経験はもちろんのこと、営業ならではのビジネスマナーや運転免許も必要なスキルとなってきます。また外資系の医療機器メーカーを取扱う企業となると、ある程度の英語力が必要となってくることでしょう。 

どのスキルが必要かは企業によって異なりますので、転職の際にはあらかじめ必要なスキルを確認したうえでチャレンジしてみてはいかがでしょうか。 

フィールドナースの気になる給料・年収

フィールドナース(クリニカルスペシャリスト)の年収はおおよそ600万〜900万円。 
実力成果主義で給与水準が高いと言われる外資系企業では、リーダーやマネージャーとしての経験がある方やTOEICのハイスコア所持者の場合、年収1000万円を超える場合も。 
フィールドナースになると看護師時代よりも高い年収を稼げる可能性が大いにあります。 
 

(参考:金融庁EDINET|有価証券報告書より算出) 

年収だけをみると、夜勤なし、土日祝休みでこれだけの高額年収というのはとても魅力的ですよね。そんなフィールドナースにはメリットしかないのでしょうか?デメリットはどういった部分になるのでしょうか。 
次はフィールドナースのメリット、デメリットについて見ていきたいと思います。

フィールドナースのメリット

女性がベッドから朝日見る

生活リズムが安定している

フィールドナースは一般企業で働く会社員です。 夜勤はもちろんありませんし、土日休みの完全週休2日制で年間休日は120日以上。 残業は多少あるものの残業が発生するかは自分の仕事の進め方次第なので、定時上がりも可能です。 

頑張りが評価されやすい

看護師の場合、給与額は経験年数とリンクしている場合が多いですが、一般企業、特に外資系企業は実力成果主義。入社1年未満でも頑張り次第で先輩社員の年収を優に超える場合もあります。また、フィールドナースは営業サポートの役割も担っていますので、自分の頑張りが直結し、売上達成につながる事も。目に見える評価と達成感を味わう事ができます。 

フィールドナースのデメリット

スーツの男女歩いている

大都市圏にしか求人はなく、出張が多い

フィールドナースの求人は東京や大阪、名古屋など大都市圏に集中しており、地方都市での募集はほとんどありません。求人募集があったとしてもすぐに埋まってしまうのが現状です。 
フィールドナースをご希望の方は、こまめに求人サイトや各社ホームページをチェックするようにしましょう。 

また、担当エリアは県をまたぐ場合もあり、直行直帰や出張も多い職種です。世界展開している企業も多く、海外出張をともなう場合もありますので、移動だけで疲労困憊してしまう場合も…。 

まとめ

医療の現場ではなく医療機器の分野から人々の命を支えるフィールドナース。 
医療機器における市場規模は年々増加傾向にあり、平成29年には過去最大規模にまで上昇しています。 フィールドナースは、今後国内だけでなく世界を股にかけて飛び回る仕事といっても過言ではありません。 
看護師の経験を生かして一般企業で活躍したい方、英語力を活かしたい方、目に見える正当な評価を得ながら頑張りたい方はぜひフィールドナースを目指してみてはいかがでしょうか。 
とはいうものの、フィールドナースの求人は超希少求人なので、募集が出るとすぐに埋まってしまう可能性があります。 
 
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また転職に関するご相談も看護職に特化したプロのアドバイザーがアドバイスしてくれるので、ぜひお気軽にご利用ください。 

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