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看護師の服装の移り変わりとは

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看護服の始まりとは

まだ看護師が看護婦と称されていた時、白衣の天使という言葉が流行りました。病気や怪我の治療をしてくれるその姿は、まさに天使と呼ぶに値するでしょう。

看護師たちが着る看護服の始まりと言えば、フローレンス・ナイチンゲールの存在が挙げられます。
歴史上の人物としても大変有名なナイチンゲールは、19世紀後半に活躍した女性であり、彼女をはじめとした女性看護師らは長袖のワンピースの上に袖なしのエプロン、そして看護帽という姿で様々な人の治療にあたっていました。
看護師という概念を作りだした人であり、女性が活躍できるということを世に知らしめたことから、看護師だけではなく、現在も多くの女性から尊敬されている人です。

裕福な家庭に生まれながらも、過酷な看護の道を選んだナイチンゲールは世界中に影響を与えました。
この人がいたからこそ、今の看護体制があると言っても過言ではないほど、その影響力は甚大なものだったのです。もちろん、日本もこのナイチンゲールに影響を受けて1885年に看護士の養成教育が始まりました。
当時はナイチンゲールに憧れた女性も多く、彼女のようになりたいと考えて医療の道を選んだ人も少なくはありません。

90歳で亡くなりましたが、37歳の頃に心臓発作で倒れてから、亡くなるまでの約50年間はほとんどベッドの上で過ごしていたと言われています。

ナイチンゲールと言えば、2007年に公開された肉声も多くの人を驚かせました。1890年にロンドンで蝋管に録音されたものであり、クリミア戦争で戦った兵士たちが無事に帰還するよう祈ったものだとされています。
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現在の看護服とは?

初期の服装と言えば袴のような長いスカートでしたが、時代の流れによって、看護服もその姿を変えてきています。白一色だったものから、清潔感溢れる水色や、女性らしさを表すピンクなどが増え、デザイナーズブランドの看護服も登場したほどです。

1970年代、白衣にもパンツスタイルが取り入れられ、現在でも多くの病院がパンツスタイルの看護服を採用しています。
その理由は男性看護師が増えたことにあります。女性のイメージが強かった看護師ですが、年々男性看護師も増えており、服装もパンツスタイルが当たり前のようになってきました。
華奢なイメージが強い職業ですが、かなりハードであり、体力を必要とする仕事です。そのせいか、男性看護師の数は年々増えていると言われています。
さすがに女性と同じスタイルにするわけにはいかないので、パンツスタイルが採用となり、あまり男女差を出さないように服装を統一している病院も多くなっています。

他にも海外ドラマや人気医療ドラマなどで採用されていた医療用スクラブを看護服に採用している病院も少なくはありません。手術着として採用している病院が多いものの、実用性や機動性を重視して、医療用スクラブを看護服に採用している病院もあります。医療用スクラブとなれば、必然とパンツスタイルとなり、着用も簡単にできることから看護服として取り入れられています。

そして、以前は当たり前のように被っていた白い帽子ですが、現在は衛生面も考慮されて廃止している病院がほとんどのようです。看護師と言えば、白い看護服に帽子というイメージが強いので廃止されているのを見ると寂しく感じる人もいるのではないでしょうか。

このように看護服自体は時代の流れとともに、少しずつ変化をしています。今のスタイルがずっと維持されるとは限らず、もっと実用的なスタイルが発見されれば、そちらを採用する病院も多くなるでしょう。
看護服自体が動きやすく仕事に専念しやすいことが大前提となっているため、僅かずつでも変化していくのは当然と言えます。

どうして看護服を着る必要がある?

看護師と医師

どうして看護師は看護服を着る必要があるのか、と考えたことがある人もいるでしょう。別に看護服じゃなくてもいいのではないか、と思う人もいるはずです。

しかし、白や淡い色合いの看護服を着る理由は清潔感を保つためとも言われています。白や淡い色なら汚れが目立つので、常に清潔でいなければならないという看護師たちへの戒めの効果もあるのです。
患者からみても汚れの目立つ看護服を着た人には看護して欲しくないものです。看護師が常に清潔な服装をしていれば、入院患者なども安心できます。
汚れを目立たせて清潔感を保つというのも大きな理由ですが、一番の理由は患者に安心感を与えるためと考えるのが妥当でしょう。

近年は汚れの目立たない看護服を着用する病院もありますが、それでも清潔さを感じられるようにしてあるため、同じく患者たちは安心できるでしょう。

ところで日本だけではなく、海外の看護服はどうなっているか気になるという人もいるでしょう。アメリカでは海外ドラマなどでも着用されている医療用スクラブを用いることがほとんどのようで、日本のような看護服を着用している病院はほとんどありません。
他にも民族衣装っぽさが出ている看護服を着用している国もあり、国によって医療方法だけではなく服装も違うのだと改めて実感させられるものとなっています。
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