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内視鏡のエキスパート、消化器内視鏡技師について

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近年、増加が見られる胃癌や大腸癌。
それを早期に発見、治癒する際に使用される内視鏡。
その内視鏡に対する専門的な知識や技能を証明する資格が消化器内視鏡技師です。
内視鏡といえば医師や臨床検査技師、臨床工学技士のイメージですが看護師も取得可能です。
内視鏡のエキスパート、消化器内視鏡技師についてまとめます。
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そもそも内視鏡とは

病院イメージ

内視鏡の歴史は19世紀に始まりました。
当時の内視鏡は硬性鏡であり、今の様には使えませんでした。
硬性鏡は現在でも耳鼻科や産婦人科、泌尿器科で使われています。
皆さんが内視鏡として認識しているのは胃カメラでしょう。
これは軟性鏡と呼ばれるタイプです。
軟性鏡は1932年にルドルフ・シンドラーに開発されたものが最初とされ、彼は「胃カメラの父」と呼ばれています。
(但し、これにはカメラは付いてはいません)今日、胃カメラと呼ばれる軟性鏡に小型カメラを備え付けたものは、1950年に日本で完成されました。
当時は検査にのみ使用されており、手術に使われるまでには長い期間が日本では掛かっています。
現在の内視鏡手術は日本では1990年に初めて行われました。
それから20数年、現在では内視鏡で確認しながら装備された電気メスで切断・止血を同時にできる様になっており、患者さんにとって負荷の少ない手術が可能になっています。
この内視鏡の発達は医師の負担増加の側面もあり、その負担分散も考えて消化器内視鏡技師資格が作られた経緯があります。

消化器内視鏡技師とは

看護師と医師

消化器内視鏡技師は、内視鏡を使用する医師の補助(検査時や治療時の介助など)を専門的に行う技術者です。
国家資格ではなく、日本消化器内視鏡技師会の認定資格ではありますが、内視鏡に対する専門資格は他に無いため内視鏡関連でキャリアアップを行いたい場合取得を目指す方が多い資格です。
近年の内視鏡の発達(いわゆる胃カメラから、より身体に負担の少ないカプセル型の開発)により、早期の胃癌、大腸癌、十二指腸潰瘍などの発見、治療など内視鏡が医療に果たす役割は高まっており、その専門資格である消化器内視鏡技師も注目されはじめています。

消化器内視鏡技師の役割

チェック

消化器内視鏡技師の役割は、前述した通り医師の介助がメインになります。
介助時は医師の指示のもと、内視鏡の操作や内視鏡で摘出した検体を検査できるように処理もします。
それ以外にも内視鏡の洗浄や消毒、メンテナンスや、患者さんや御家族に検査の説明なども行います。
消化器内視鏡技師の業務場所は、病院やクリニック内の内視鏡室がメインになります。

消化器内視鏡技師になるには

積まれた本

消化器内視鏡技師を取得するには、取得条件を満たした後、試験に合格する必要があります。
消化器内視鏡技師には第一種と第二種があり、第一種は、正看護師、薬剤師、診療放射線技師、臨床検査技師、臨床工学技士第二種は、准看護師が受験可能です。
上記以外の受験資格として、・日本消化器内視鏡学会会員が働いている内視鏡室で満2年以上の実務経験・上記における内視鏡介助実績証明書・上記の医師からの推薦状・日本消化器内視鏡学会主催の研究会への出席・試験委員会が定める講義への受講・内視鏡機器取り扱いセミナーへの参加が求められています。
(第二種は上記に追加で実習などを受ける必要があります。)
これらを完了することで、一次の書類審査が完了します。
二次試験では、午前中に学術試験、午後からは口頭試問が行われます。
試験の合格率は50%程で、専門資格のなかでは高難易度に位置しています。
ただ、過去の試験問題集も売っていますのでしっかり準備をすれば取得も難しくはないでしょう。
一歩前へ

開腹手術に比べて患者さんの負担が小さい内視鏡手術。
昔に比べて小さくなり、患者さんからの嫌悪感が減った内視鏡検査。
これからも進歩が進む内視鏡、増々専門家が求められる医療科です。
最近では内視鏡に特化した医療施設も増えており、消化器内視鏡技師の必要性も増えていくでしょう。
内視鏡室に興味がありましたら是非取得を目指して下さいね。
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