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専門看護師と認定看護師の違いって?自分がどちら向きかもチェック!

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看護師なら知っておきたい、専門看護師と認定看護師の違い

看護師として数年働いてきた皆さん、最近
そろそろキャリアアップしたい
自分が興味のある業務がわかってきたから、もっとそこに関わりたい
と感じてはいませんか?
また、反対に「看護師として自信を持てるようになりたい」と悩んではいませんか?

キャリアアップを考えるとき、方法の一つに「資格取得」があります。
その中でも、「専門看護師」「認定看護師」という資格について聞いたことがあるのではないでしょうか。
しかし、
「何かに特化した看護資格というのは知っているけれど、どんな違いがあるのかはよくわからない」
「身近に資格を持っている人がいないので、どんな仕事をするのかイメージできない」
という方が大半ではないかと思います。

「専門看護師」「認定看護師」はどちらも言わば“看護のプロフェッショナル
これまで以上に深い知識と看護技術が求められ、患者さんのケアと同時に他の医療関係者との協力や連携を図ったり、看護職全体の教育指導を行なう立場になります。
この記事では、具体的にどのような業務を担当するのか、どうすれば資格が取れるのかという基本的な疑問をすべて解決していきます。
専門看護師と認定看護師の違いを詳しく知りたい」という方はもちろん、「実は取得しようか悩んでいる」という方も必読です。
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■まずは専門看護師と認定看護師の違いを理解しよう

専門看護師とは


専門看護師とは

特定の看護分野において高い技術と知識を持ち、複雑で解決困難な看護問題を持つ方々に対して、より水準の高い看護を提供するための資格」です。
倫理上の問題や権利・尊厳に関すること等、難解な問題を抱えた患者さんと、そのご家族を含めた周囲に対してもケアを行なうため、高度な専門性が必要とされます。
そのほか、医師をはじめとする医療チームや地域の福祉への働きかけ、看護現場の課題研究なども行ないます。
資格の種類は?

一般の看護職では異動などで様々な部署・病状の患者さんを担当しますが、専門看護師は資格取得時に自身が従事する分野を決定しなければなりません。

・がん看護
・在宅看護
・家族支援
・慢性疾患看護
・急性・重症患者看護
・遺伝看護
・感染症看護
・母性看護
・災害看護
・精神看護
・地域看護
・老人看護
・小児看護

といった計13の分野があり、資格取得後はこれらの分野内での働きかけや研究といった看護以外の業務も行なっていきます。
どうすれば資格が取れるの?

看護師として5年以上の実務経験があることが必須条件ですが、そのうち3年以上は資格を取得したいと考えている分野での経験を含んでいなければなりません。もしも今、「この分野に興味があるのでもっと深く学んで専門にしたい」と思っている分野があるなら、まずはそこで3年以上働きましょう。
経験年数の条件を満たしたら看護系の大学院に入学し定められた単位を取得して修士課程を修めます
その後、さらに専門看護師認定審査を受け、それに合格すれば「専門看護師認定証」を取得することができます

資格取得だけでもなかなかの労力に感じられるかもしれませんが、医療は日々進歩するもの。常に新しいことを学び、知識や技術の向上に努めなければならないため、5年ごとの資格更新も義務付けられています。

認定看護師とは?


どんな資格?

認定看護師とは、「特定の看護分野において熟練した技術と知識を持っていることが認められ、水準の高い看護を実践できる資格」です。
患者さんのケアと同時に、看護職に対する指導・コンサルテーション(相談)の役割も求められるため、看護職の質の向上を目指したいと考えている方に適しています。

「特定の分野のスペシャリスト」であることはどちらも変わりませんが、専門看護師が患者さん以外にご家族や医療福祉従事者と関わっていくのに対し、認定看護師は周囲の看護職へフォローを行なっていくのが大きな違いです。
資格の種類は?

認定看護師も、資格取得時に自分が専門とする分野を選択する必要があります。

・救急看護
・皮膚・排泄ケア
・集中ケア
・緩和ケア
・がん化学療法看護
・がん性疼痛看護
・訪問看護
・感染管理
・糖尿病看護
・不妊症看護
・新生児集中ケア
・透析看護
・手術看護
・乳がん看護
・摂食・嚥下障害看護
・小児救急看護
・認知症看護
・脳卒中リハビリテーション看護
・がん放射線療法看護
・慢性呼吸器疾患看護
・慢性心不全看護

計21分野と細分化されており、従事する領域が限られているので、その分野でのスキルをより極めていくことができます。
どうすれば資格が取れるの?

専門看護師と同様に5年以上の実務経験、うち3年以上は資格を取得したいと考えている分野での経験が必須です。
経験年数の条件を満たせば、専門の教育機関で6カ月間、約600時間以上の認定看護師教育を受講し、認定審査に合格すれば「認定看護師認定証」が交付されます
また、認定看護師も5年ごとの資格更新をしなければなりません。

■資格を取得したからこそ、できるお仕事

専門看護師の仕事ってどんな内容?


実践

患者さんやご家族に対して必要なケアを現場で実践していきます。
看護師としての基本業務ですが、専門看護師は複雑な問題のある患者さんやご家族を担当することが多くなるため、「どのようなケアが求められているのか」を的確に判断していく必要があります。
相談

看護職を含むケア提供者に対してコンサルテーション(相談)を実施します。チーム内で担当医と対等に意見交換をするのも専門看護師の役割です。
調整

患者さんが病院から離れても適切なケアを受けられるよう、地域の福祉や保健医療に携わる様々な職種との連携を図ります。
倫理調整

倫理的問題が生じやすい場面において患者さんやご家族の権利の尊重のために、ケア提供者全員へ働きかけます。看護・治療と尊厳が隣り合わせである認知症や末期がんの患者さんにとって、とても大切な仕事であるといえます。
教育

看護職に対して、ケアを向上させるための教育的指導を行ないます。
研究

専門看護師は保健医療福祉の発展に貢献することも仕事のひとつとされるため、看護現場の問題を課題として研究し、その成果を実践していかねばなりません。
研究発表として講演や研修の講師等を任されることもあります。

このように専門講師の業務は幅広く、様々な医療福祉関係者と携わることになるため、包括的な看護に取り組むことができるのが特徴です。
幅広いフィールドで患者さんの力になりたい、今ある課題について深く考え、そこから得られる学びを業界に還元していきたいという方向けの資格です。

認定看護師の仕事内容ってどんな内容?


実践

臨床現場にて、高い看護技術と知識を用いたケアを行なっていきます。
資格取得前と違い、より水準の高い看護が求められます。
指導

看護職に対して、実践を通して指導をします。
教育

コンサルテーション(相談)を実施し、看護職の持つ悩み等をヒアリングし、解決へ導きます。
また、看護職を対象とした研修プログラムの作成・開催などを行なう場合もあります。

専門看護師の活動領域が院内外に及ぶのに対し、認定看護師は院内、それも患者さんと看護職へ向けての仕事に限定されているのが主な違いです。
一見、担当業務が少ないように思いますが、その分、認定看護師は患者さんへのケア提供と優秀な看護師の育成に集中して取り組むことが役割とされています。
マネジメントの立場として看護職の意識改革・向上に努めたいけれど、現場からは離れたくないという方に適任です。

■自分はどちらに向いている?

専門看護師と認定看護師の違いは理解できたけれど、自分は結局どっちの資格を取った方が良いのかわからない」という方は、それぞれの資格の特徴とご自身の気持ちを照らし合わせてみましょう。
向いている人
このように、理想の講師像や解決したい問題から考えてみると、おのずと自分が目指すべき資格が見えてくるのではないでしょうか。

看護の仕事が好きでこれからも続けたい、キャリアアップをしたい、資格に興味があるという思いが芽生えているのに、迷っているまま行動しないのはとてももったいないこと。
まずは自分が資格取得したい分野の大学院や教育機関を調べたり、勤務先の方針について相談などをして前向きに計画を立ててみましょう。

どちらの資格も取得までの道のりは決して容易ではありませんが、そこで得る知識やスキル、経験は一生ものです。
看護師としての自分に自信を手に入れるための最初の1歩、ここで踏み出してみませんか?
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