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男性看護師の給料、日本人男性の平均よりも・・・?!

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“女性の仕事”というイメージが根強い看護師ですが、男性看護師も年々増えています。日本看護協会の2016年の統計(※1)では、男性の正看護師は84,193人でした。2004年が38,028人だったことからも、着実に増加しているのが分かります。
そうはいってもまだまだ少数派。男性看護師さんのなかには、「自分の給料相場がよく分からない・・・」という方もいるのではないでしょうか?今回は、男性看護師の平均年収や給料をアップさせる方法について考えていきたいと思います。

(※1)出典:日本看護協会の看護統計資料
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男性看護師の平均給料は高い?低い?


平均月給(※2)平均年収(※3)日本人平均年収(※3)
一般男性335,500円5,320,000円4,320,000円
一般女性246,100円2,870,000円
男性看護師(※4)306,875円4,496,750円    ー
女性看護師(※4)298,950円4,360,000円

(※2) 出典:厚生労働省「平成29年賃金構造基本統計調査の概況」
(※3)出典:国税庁「平成29年分民間給与実態統計調査結果について」
(※4)出典:賃金構造基本統計調査 職種第3表DB 看護師(男)看護師(女)を選択して算出 時間軸(2017年) *所定内給与額で計算


厚生労働省の賃金構造基本統計調査の概況によると、依然として日本の男女間の賃金差は大きいままです。
看護師はというと、男女間の差はほぼありません。しかし、男性看護師の給料は一般男性の平均よりも低い数字になっています。年齢別の平均給料をそれぞれ確認すると、20代の平均は同じ20万円台で、金額は男性看護師のほうが一般を上回っています。30代は30万円台で推移し、後半になると一般男性が逆転します。そして、一般男性の給料はピークの50代になると20代の約2倍になりますが、男性看護師は約1.6倍にとどまります。

・スタート時は男性看護師のほうが平均給料は高い
・一般男性の平均給料のほうが上がり幅は大きい

といえます。男性看護師の給料の上昇が緩やかなのは、男性看護師自体がまだまだ少なく、相対的に管理職に就いている人も少ないためと考えられます。今後、男性看護師がさらに増えれば、平均値もアップする見込みです。

看護師資格を活かした転職で稼ぐ!

男性看護師平均給料.jpg
男性看護師の年収は、日本人平均より上回っているとはいえ、一般男性と比較すると下回ります。男性看護師さんのなかには、自分の収入に不安を感じている人もいるかもしれません。
では、給料をアップさせるにはどうすればいいでしょうか?一番手っ取り早いのは夜勤を多く担当することですが、ずっと続けていくのは心身ともに難しいでしょう。そこで考えられるのが転職。看護師資格を活かした、高収入が見込める転職先として以下が挙げられます。


◆CRA(臨床開発モニター)
CRAは製薬会社に所属し、新薬開発の治験に携わる仕事です。治験の開始前から終了まで適切に治験が行われているかのチェックと、データの収集が主な仕事内容になります。
未経験からのスタート当初は看護師の年収と大きく変わりませんが、成果によって給料がアップします。担当の案件が増える・規模の大きい治験を担当する、ということになれば年収800万円以上も可能です。
同じく治験に携わる仕事で、CRC(治験コーディネーター)があります。平均年収はCRAが500万円台中盤、CRCが400万円程度で、給与水準の高い製薬会社に所属するCRAのほうが高くなります。

◆訪問看護
在宅でのリハビリや医療ケアが推進されていることから、訪問看護の需要が高まっています。それに伴い、訪問看護ステーションの数も増加しています。看護師を確保するため、月給30万円以上など高待遇を提示する施設が多く見られます。また、夜勤がなく土日が休みと規則的な勤務ができることから、ダブルワークも検討可能です。

◆美容クリニック
女性だけでなく男性にも、脱毛や美肌といった美容に対する意識が高まっています。メンズ美容クリニックも珍しくなくなり、男性看護師が美容医療で活躍できるチャンスが増えています。美容クリニックは給与水準が高く、報奨金制度があるクリニックもあり、夜勤なしでも病院勤務より給料がアップする可能性が高いです。


病院勤務だけがキャリアを描ける場所とは限りません。これまでの経験と看護師資格を活かして、企業や訪問看護で活躍することも可能です。転職に興味を持たれた方は、一度転職アドバイザーに相談してみませんか? アドバイザーに相談する

男性看護師こそキャリアアップで給料を上げる

男性看護師給料アップ
転職以外で収入をアップさせる方法として考えられるのが「昇進」。看護師の主な役職の給与の目安を確認してみましょう。

       看護主任・・・327,143円
       看護師長・・・370,949円
       看護部長・・・427,573円
 (※5)

看護部長クラスになれば、年収800万円以上も可能な範囲になります。とはいえ、いきなりなれるわけではありません。病院で看護師が昇進するには、看護主任→看護師長→看護部長という段階を踏みます(副看護部長や副看護師長の役職が存在する病院もあります)。病院によって異なりますが、まずは10年程度の経験を積んでから昇進試験に合格して看護主任、その後看護師長を目指すのが一般的。「30代で看護主任、40代で看護師長」が病院での昇進の目安です。

(※5)出典:日本看護協会資料 看護職の賃金の実態

キャリアアップに必要な資格は?


看護師長以上を目指すのであれば、「認定看護管理者」資格は必須ともいえます。
『管理者として優れた資質を持ち、創造的に組織を発展させることができる能力を有すると認められた者』であることを証明する資格です。看護師長への昇進を希望する人には、取得を義務付けている病院もあります。積極的に取得を目指しましょう。

認定看護管理者資格についてはこちら

給料アップにつながる資格は?


「認定看護管理者」以外にも、看護師が取得できる資格は多数あります。なかでも有名なのが「専門看護師」と「認定看護師」です。どちらの資格も分野ごとに分かれているので、自分が所属する科目に近いものや、挑戦したい分野によって取得を検討してみるのもよいでしょう。しかし、取得するまでには時間と費用がかかるうえに、取得したからといって必ずしも資格手当がつくとは限りません。直近の給料をアップさせるためというよりは、自分のスキルを高める、昇進選考の際にアピールのひとつになる、と考えましょう。また、資格があることで転職が有利になり、給料が上がるということにもつながります。

詳しくはこちらのコラムをチェック!
【徹底調査】専門看護師と認定看護師になれば給料は上がる?資格取得の費用は?

まとめ

男性看護師まとめ
男性看護師の給料について考えてきました。もっと稼ぎたいと思っている人にとっては、看護師資格を活かした転職は、非常に有効な手段です。
現在の職場でがんばっていきたいと考えている人は、積極的に昇進を目指すことをおすすめします。もちろん、役職の数は限られていますし、ポストに空きがあるとは限りません。けれど、管理職に就く男性看護師が増えれば、「看護師として活躍したい」「看護師になって稼ぎたい」と思う男性も、もっと増えてくるはず。管理職の道を切り開くことが将来の男性看護師を増やすことになる、ついでに給料も上がる!そう考えるとやる気もアップしそうですね。
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