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新卒看護師でもクリニックで働ける?病院との違いを徹底比較!

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看護学生の中には、看護師について学ぶうちに、看護師業務の責任・夜勤での体調管理などに不安を覚えた人も多いかと思います。

そんな中で就職活動をするうちに、「病院ではなく、小さなクリニックのほうが楽そうでいいな…」と考えはじめた人もいるのではないでしょうか?
そこで今回は、

●新卒の看護師でもクリニックで働ける?募集しているところはあるの?
●クリニック看護師の仕事は?病院看護師の仕事との違いも比較!
●新卒からクリニックで働くのはもったいない?病院への転職は難しくなるの?
●新卒でおすすめのクリニックは?どうやって探せばいいの?

について、お話します。
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新卒の看護師でもクリニックで働ける?募集しているところはあるの?

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「新卒の看護師は、まずは病院で実務経験を積むもの。クリニックは結婚後にパートで働くものでしょ?」
なんてよく言われていますよね。
でも、本当にそうでしょうか?

たしかに病院でしっかりと看護技術を学ぶことは大切。
けれど、新卒や第二新卒を募集をしているクリニックはあります!

とある求人検索サイトで調べたところ、新卒の受け入れを行っているクリニックは東京都で約320件ありました。

クリニック勤務をしながら看護師としてのスキルを身に付けることも決して不可能ではありません。
また、「新人のうちからクリニックで働いてしまうと、将来、病院看護師として働きたくなった時に不利なのかな…」という不安もありますよね。

今回は、病院看護師として働きたくなったときにクリニック看護師が取るべき行動についてもお話します。

病院と比べるとクリニック求人の数は少なくなってしまいますが、新卒看護師でもクリニックへの就職を最初から諦める必要はありません!

クリニック看護師と病院看護師の仕事内容・職場環境の違いを比較!

クリニック看護師の仕事は?病院看護師の仕事との違いも比較!
クリニックでも新卒看護師の求人があるとわかると、次に気になるのは、実際にクリニックで働く場合の仕事内容や環境。
ここでは病院看護師との違いを比べてみましょう。

<仕事内容の違い>



クリニック病院(病棟の場合)
主な看護師業務 ・医師による外来患者の診療補助
・問診、採血、点滴
・入院患者の食事などの補助
・ナースコール対応、巡回
・担当患者のカルテ記録
採血・点滴・バイタル測定ありあり
急患・重症患者の対応基本的になしあり
看護師以外の雑用掃除、受付などが含まれる場合がある少ない


クリニックではスタッフ数が少ないため、看護師業務以外の雑用が含まれることがあります。

また、看護業務の割合は病院と比べると少ない傾向ですが、時間に追われて忙しい場合も。
クリニックでは在籍の看護師数が少なく、1日の患者数が多いところでは多くの患者を看る必要があるためです。

外来対応のみのクリニックが多いため、看護師としての業務は、医師の診療補助がメインとなるのも特徴。
患者も軽い病気やけが、慢性期疾患の診療で来られる方がほとんどです。
そのため重症患者の対応や、精神的なプレッシャーは少なくて済みます。

一方で病院看護師はスタッフ数が多いので、その時の看護業務に集中しやすい環境にあります。

病院で触れ合う患者は、突然発症し、短い経過で重症化する可能性のある急性期疾患の方がメイン。
プレッシャーはありますが、診療科目の専門的・高度な知識や、看護師としてのスキルをしっかりと学ぶことが可能です。

内科や皮膚科、美容整形外科などの各クリニックの詳しい仕事内容は、別記事にてお話しています。
より詳しく知りたい方はぜひこちらもチェックしてみてください。
内科、皮膚科、整形外科・・・各クリニックにおける看護師の仕事内容とは!?

では次に、クリニックと病院、それぞれの職場環境の違いについて見ていきましょう。

<職場環境の違い>



クリニック病院(病棟の場合)
平均年収(※1)490 万円535 万円
夜勤なしあり
休日・土曜日は午前診のみ、日曜日は休診のところが多い
・スタッフ数が少ないため、急用で休みにくい
・決まった曜日には休みにくい
・土日の連休はとりにくい
研修熱心に行っているところは少ない院内研修が充実している
福利厚生あまり充実していない充実している
人間関係相性がとても重要で、良くも悪くも職場環境へダイレクトに影響する人数が多いので、相性のよくない人とシフトが重なる機会が少ない


(※1参照: 医療WORKER|看護師給与の平均年収


クリニックと病院の違い:休日数


クリニックでは「夜勤なし」、「基本的に土曜午後と日曜は休み」、「夏季休暇あり」など、最大のメリットはやはり勤務日数や時間に関するもの。
家族や友人の休日に予定を合わせやすいのが魅力です。
また、午前診と午後診の間には、中抜けという長時間の休憩ができるクリニックもあります。
家事のために一度家に帰ることも可能なため、子育てしながら看護師として働きたい、という方に特に好まれるのがよく分かります。


クリニックと病院の違い:院内研修


クリニックでは即戦力が求められるものの、院内研修が整っているクリニックは多いとは言えません。
そのため新卒でクリニック看護師を希望する方は、先輩看護師から教わることができるクリニックを選ぶと安心できますね。

クリニック看護師はスキルアップよりも、プライベートの充実を求める方に向いていると言えます。

病院は院内研修が充実しているところも多く、スキルやキャリアアップを求める方に向いていると言えます。
まずはしっかりと実務経験を積んでスキルを磨きたいという新卒看護師も、病院看護師を選択する傾向にあります


クリニックと病院の違い:給料


病院看護師と比べると、クリニック看護師はお給料が低くなる傾向にあります。
調べてみると、クリニックと病院の看護師を比べると平均年収では約45万円の差が!
1か月で約4万円の差となります。
クリニックでは夜勤がないためですね。

病院看護師は勤務日数や時間が不規則なものの、夜勤手当がつくので、お給料はクリニック看護師と比べると高くなります。


クリニックと病院の違い:福利厚生


お給料以外に、福利厚生にも差があります。
例えば、厚生年金。
厚生年金とは、常勤が5人以上の事業所で加入を義務づけられているもので、国民年金だけでなく厚生年金にも加入しているほうが将来もらえる額は多くなります。
病院は常勤人数も多いので、厚生年金を含む社会保険制度が整っています。

しかしクリニックは小規模のため、常勤ではなくパートで看護師をまかなう事も多く、厚生年金へ加入していないクリニックも数多くあるため加入制度が整っているか、確認が必要です。
その他の福利厚生や手当についても各病院・クリニックで違いがありますので、新卒での就職先に限らず、転職の際にもしっかりとチェックするようにしましょう。


夜勤は避けたいけど、お給料はたっぷり欲しい…という方には、美容クリニックで働くという手もあります。
美容クリニックに関する記事は、こちらで詳しく書いています。

夜勤なしでも年収アップ!?美容クリニック看護師の給料を公開!

新卒からクリニックで働くのはもったいない?病院への転職は難しくなるの?

新卒からクリニックで働くのはもったいない?病院への転職は難しくなるの?
クリニックと病院、それぞれの看護師業務の違いがわかると、次に思うのは「もし病院へ転職したくなった時は?転職先はあるの?」という不安。

まず前提として、新卒のうちからクリニック看護師への道へ進むことは甘えではありません。
クリニック看護師として技術や患者対応に不安があっても、知識やスキルをつける方法はあります!

次のポイントを普段から心掛けていれば、もしクリニックから病院へ転職したくなった時にも安心。
もちろん自身のスキルとして身につくので、自信にも繋がります。

●不安なことは積極的にクリニック内の先輩看護師や医師に聞く
●定期的に参考書を見直す
●家族や友人に、ボールペンなどをシリンジに見立てて採血や注射の練習相手になってもらう
●外部研修を積極的に受ける
●病院でも通用する資格を取得する

医療は常に進化していて、看護師も常に勉強が必要な職業。
もしもクリニックを辞めた後にも転職先が決まらなければ、地域で開催されている看護師の復職支援セミナーを受けるという手もありますよ。
復職支援セミナーでは、採血や注射・排泄や体位変換など必要不可欠なスキルを学べるので心強い味方ですね。

新卒でおすすめのクリニックは?どうやって探せばいいの?

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では、新卒でもOKなクリニックはどうやって探すのでしょうか?
病院の場合は看護学校からそのまま系列の病院へ就職できますし、合同就職説明会もたくさん実施されています。

就職先としてクリニックを探す場合は、求人サイトやハローワーク、転職サイトなどがオススメです。
求人サイトで探す場合は、キーワードで「クリニック 看護師 新卒」と入力して検索をすると、条件に合ったクリニックが出てきます。

様々なクリニックが出てきますが、新卒に特にオススメなのは専門的な技術や知識をあまり必要としない内科です。

また、内科クリニックは1日の平均患者数が約35人(※2)と他の科目と比べて少ないので、新卒の看護師でも慌てずに患者を看ることができるかと思われます

(※2参照: 診療所経営の教科書|日本医事新報社

では、患者数が多いクリニックはダメなの?と考えてしまいますよね。
そんなことはありませんので安心してください。

患者数が多いクリニックでは、看護師の数も多いので先輩から学びやすく、周囲に相談もしやすい環境です。

特に、採血・点滴・インスリンなどの技術や知識に不安のある方には、看護師が2、3人体制のクリニックがオススメです。

その他、皮膚科や美容皮膚科も緊急性の高い疾患が少なく、難しい処置がほとんどないということもあり未経験や新卒歓迎の求人があります。
とある求人サイトでは「皮膚科 新卒 看護師」のキーワード、勤務地は「東京都」で検索した結果、約50件がヒットしました。

なお、美容皮膚科では自費診療のため、患者ではなくお客様という認識があるようです。
そのため、病院や他科のクリニックよりもレベルの高い接遇スキルが求められます。

あまり新卒の看護師にオススメできない科目は、専門的な知識や技術が必要な科目。
眼科や耳鼻咽喉科では検査科目が多いため、入職した後に学びながら働ける環境であれば問題ないのですが、最初は戸惑うことも多いかと思います。

新卒看護師がクリニックを探す際、特に確認するべきは以下の5点。

●業務について(清掃や受付など、看護師以外の業務を含む場合が多いため)
●1日の平均患者数
●他の看護師や全スタッフの数
●教育制度が整っているか(先輩看護師に聞ける環境かなど)
●福利厚生(保険や手当など)

もしも「希望に合ったクリニックが見つからない…」というときは、医療ワーカーにご相談ください。
医療ワーカーでは新卒の看護師もOKなクリニックを多数ご紹介しています。
看護師専門アドバイザーが担当し、面接にも同行しますので、安心して就職活動や転職ができますよ。
あなたが気持ちよく働けるよう、看護師専門のアドバイザーが担当します。
面接にも同行し、あなたの希望を代行して交渉するので、不安な方でも安心して就職活動ができます。
もちろんあなたが希望しない条件や、望まない就職を勧めることはないので安心してくださいね。

★新卒看護師のクリニック求人を見てみる

新卒看護師がクリニックに働くにあたって

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◇クリニックはプライベートの充実を求める方向き
◇医師の診療補助がメイン業務、プレッシャーは少ない
◇普段から自習や外部研修で看護師スキルを磨く
◇オススメ科目は内科や皮膚科、美容皮膚科
◇求人や面接は1日の患者数、看護師の数、教育制度、福利厚生を確認


看護師になったからといって、必ずしも病院で働かなければならないという事はありません。
マイペースに働きたい新卒看護師に、クリニックへの就職という選択肢があるのは嬉しいですね。

合同就職説明会ではクリニックの求人をあまり見かけないので、求人サイトなどを利用するのも手です。
しっかりとポイントを押さえて、自分にぴったりのクリニックを探してくださいね。
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