今、あなたが働いている病院は、残業が多くて大変なのではないでしょうか?
人員不足で、「毎日2~3時間の残業は当たり前」という看護師も多いと聞きます。
しかし、どの病院も残業があるのかというと、決してそうではありません。
診療科目や勤務先を変えることで、残業が少ない生活にすることができます。
もう少し自分の時間を増やしたい
子どもとの時間を大切にしたい
だけどどんな病院を選べばいいのかわからない
という看護師の方におすすめの「残業が少ない病院」を看護師ワーカーがご提案します!
こんな場合は要注意!残業が多い病院の特徴
まず残業が多い病院と少ない病院にはどのような違いがあるのでしょうか?
なぜ残業が多くなってしまうのか…残業が多い病院の特徴をまとめました。
残業が多い病院の特徴
・常に人員が不足している
・院内の清掃・メンテナンスが行き届いていない
・急患が多い
・勉強会や研修が多い
・新人看護師が多い
・月給が高い
院内の清掃やメンテナンスが行き届いていないのは要注意!
人員不足で手が回っていないということが考えられます。
急患が多い病院も当然ですが、突発的な業務が増えて忙しくなります。
ナースコールやご家族対応、医師の指示待ちに、検査、急変…と通常業務の時間をとる間もなく定時になり、看護記録は毎日、就業時間外に作成…その分はサービス残業。
なんてことが日常茶飯事。
看護配置が適正かどうかもチェックしましょう。
そして勤務時間外の勉強会や研修が多い病院。
その分を残業申請できず、プライベートな時間が削られているなんてこともあるようです。
新人看護師が多い病院は、教育に時間がかかるのでその分残業も多くなることが予想されます。離職率が高い病院という可能性もありますね。
常に求人情報が出ている病院は要注意です。
また、求人情報で注目すべきは給与額。月給が高い場合は、残業代を含んだ給料であることも考えられますね。気になる場合は必ず確認しましょう。
あなたの病院にもあてはまる部分があるのでは?
残業が少ない病院への転職を考える場合は、このあたりもチェックしてみてください。
残業が少ない診療科目は?
診療科目によっても残業時間に差があります。比較的残業が少ない診療科目はどこかご存知でしょうか?「月の残業10時間以内」、「残業なし」の傾向が高い診療科目を紹介します。■回復期リハビリテーション病棟
機能回復に向けての看護や介助が主な業務です。救急搬送がなく、計画入院・予定退院が多いため、長時間の残業は少ない傾向にあります。■慢性期病棟
急患や突発的な対応が少ないので、残業は少ない病院が多いです。長期の入院患者や高齢者が多く、時間をかけて一人ひとりと向き合った看護が必要。■人工透析内科
慢性期にも含まれますが、透析専門内科も残業はあまり多くありません。透析の専門スキルも身につけられます。■皮膚科
最も残業が少ないといわれている皮膚科。重篤患者はめったにおらず、終了時間間際の来院がない限り残業はほぼないでしょう。予約制を導入している病院もあります。■精神科
残業が少ない科として、ママさんナースに人気があります。精神看護は対話力や観察力など、他の科と違ったスキルが必要になります。■健診センター
健診センターの多くは完全予約制で、一日の人数制限も設けています。基本的に残業は発生しないところが多いでしょう。「残業なし」の病院の求人はこちら(希望地域を選択してください)”残業なし”の非公開求人のご紹介はこちら! 病院以外にもある!残業なしで働ける職場
病院以外にも残業なしで働くことができる勤務先はあります。家事や育児を優先したいママ看護師に人気が高いのはクリニックです。基本的に夜勤がありませんし、不妊治療クリニックや美容クリニックのような、予約診療制を設けているところは残業も少ない場合が多いでしょう。パートや非常勤といった働き方も可能です。また保育園やデイサービスのように、医療機関ではなくとも看護師が必要とされる職場があります。いずれも慣れるまでは、環境の変化に戸惑うこともあるかと思いますが、残業はほとんどなくプライベートな時間を重視したい方にはおすすめです。「残業なし」のクリニック、介護施設等の求人はこちら(希望地域を選択してください)”残業なし”の非公開求人のご紹介はこちら! まとめ
残業が多い病院の特徴
・常に人員が不足している・院内の清掃・メンテナンスが行き届いていない・急患が多い・勉強会や研修が多い・新人看護師が多い・月給が高い残業が少ない診療科目
・回復期リハビリテーション病棟・慢性期病棟・人工透析内科・皮膚科・精神科・健診センター病院以外のおすすめ
・クリニック(特に予約診療制)・保育園・デイサービス今回は、残業が少ない病院探しのポイントをご紹介しました。ぜひ参考にしてみてください。ですが、求人情報に「残業少ない」と書いていても「本当かな?」と不安に感じることもあると思います。「次の転職先選びは失敗したくない!」とお悩みの場合は、どうぞ看護師ワーカーの転職アドバイザーにご相談ください。
病院事情に詳しいプロが、あなたの希望をお伺いします。アドバイザーに相談する関連記事