体力勝負なところがある介護施設で看護師が働くにあたり、どんなスキルが身につくのかわからない方も多いと思います。
しかし、介護施設では病院で学ぶ事が難しいスキルを習得することが出来ます。
ここでは、介護施設で習得できる看護師としてのスキルをご紹介いたします。
介護技術が身に付く
まず一つ目として、当たり前のことですが、介護技術が身に付きます。
病状が比較的安定している入居者が多い介護施設の場合、病院ほど医療行為はありません。
入居者の生活を豊かにするべく、介護業務が多く行われます。
そして病院とは違い、長期滞在がほとんどのため、食事の介助やトイレの介助、入浴介助なども行います。
介護士も現場に多くいますが、看護師は医療行為のみということはなく、介護士と同様に入居者のケアを行うという点は介護施設の特徴と言えます。
病院ですと治療が終わると退院となりますので、介護施設のように日常ケアを手助けすることはほとんどありません。
そのため介護施設では福祉的な技術を学ぶことができるのです。
コミュニケーション能力が身に付く
二つ目として、コミュニケーション能力を身につけることができます。
入居者の日常ケアをするので一人一人に向き合う時間が必然的に増えます。
自分より年齢が上な入居者を相手にするので、ものの言い方など失礼がないようにしなければなりません。
一緒にいる時間が長いほど、些細な相手の変化にも気をかけられるようになり、日常のコミュニケーションを通して早期に病状の変化を捉える力にも繋がります。
お年寄りの方がどうしたら楽しく生活できるかは看護師のコミュニケーション次第になるため、お年寄りに対してのコミュニケーション能力が身に付きます。
指導力が身に付く
三つ目として、指導力が身に付きます。
介護施設では介護業務がメインとなるため、介護士の方が多く働いています。
病状の急変が少ない介護施設ですが、急変が起こった際には看護師が自己判断で現場の介護士に指示を出していきます。
その時にただあれをしてください、これをしてくださいでは介護士と上手く連携をとれません。
そのため日頃から介護士とコミュニケーションをとり、相手に気持ちよく共に仕事をしてもらうための指導力が身に付きます。
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