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准看護師から正看護師を目指すべき?

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准看護師がなくなる・・・そんな動きが広がっています。神奈川県が准看護師の養成をストップしたり、准看護師が正看護師になるための養成校の入学要件が緩和されたりと、准看護師制度の廃止が現実味を帯びてきました。
看護師全体の数は増加中でありながら、准看護師は減少する一方。「正看護師になったほうがいいのかな?」とお悩みの准看護師さんもいることでしょう。正看護師を目指すべきかどうか、正看護師になったらどんなメリットがあるのかをみていきましょう。
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准看護師から正看護師にシフトしている理由とは?

准看から正看 病院
准看護師制度は、戦後の看護師不足を補う目的で設立されました。看護師により専門性が求められている現代の医療において、看護師資格を正看護師に一本化すべきという考えが普及してきました。一方で、地域医療を守るため・看護師確保のためにも准看護師は必要不可欠だという意見もあります。
もし、制度が廃止になったとしても、現在准看護師として働いている人が看護師の仕事ができなくなる、ということはないでしょう。しかし、准看護師になる人が減少していることからも、ゆくゆくは制度が廃止になっていく心づもりでいたほうがよさそうです。

准看護師と正看護師との違いについては、詳しくはこちらも参考にしてみてください。
<准看護師と正看護師の違いって?これから目指すならどっち?>

准看護師から正看護師を目指すのに遅すぎることはない

准看から正看 年齢
平成24年度の厚生労働省の調査で、准看護師の年齢割合は、30歳未満が7%、30代が19%でした(※1)。現在、新卒で准看護師を目指す人は増えていないので、准看護師として働く人の約8割が40代以上と考えられます。
40代以上の准看護師の方からすると、「この年齢から正看護師を目指すのって遅くない?」ということが頭に浮かぶかもしれません。では、准看護師のままでいるのと、正看護師になるのとではどう変わるのか、現役で働いて得られる給与額で考えてみましょう。

<例> 45歳の女性准看護師が通信制学校で学び、47歳で看護師国家資格に合格。
    病院に就職し65歳の定年まで働いたとします。現在の看護師の平均月給は、
    正看護師が356,045円、准看護師が301,524円(※2)。その差約5万円。
          5万円×12か月×18年=1,080万円

ざっくり計算して、18年で約1,000万円収入が変わってきます。あくまで平均月給だけでの比較であり、もちろんすべての人に当てはまるわけではありませんが、学費を差し引いても収入はアップします。40代、50代でも遅すぎるということはありません。 

准看護師と正看護師ではどのぐらい給与額が異なるのか、詳しくはこちらも参考にしてみてください。
<准看護師のお給料、その平均額と給与アップの方法を大公開!>


(※1)出典:厚生労働省「看護職員の現状と推移」
(※2)出典:国税庁「平成29年職種別民間給与実態調査の結果」

准看護師から正看護師になることで開けるキャリア

准看から正看 キャリア
准看護師では現場のリーダー的存在になることはできても、役職に就くということはなかなかできません。正看護師になれば、看護主任などに昇進するといったキャリアアップを考えることもできます。
また、准看護師では取得することができない資格があります。主なものとして以下のような資格があります。
    ・保健師
    ・助産師
    ・専門看護師
    ・認定看護師


正看護師になることで、さらなるスキルアップ資格に挑戦することができます。

准看護師から正看護師への道のり

准看から正看チャート
現在准看護師として働いている人が正看護師になるには、養成校で看護師養成2年課程を修了し、国家試験に合格する必要があります。国家試験の合格率は毎年90%前後で推移しています。試験というものから縁遠くなっていた人には大変ですが、きちんと勉強すれば合格は難しくない数字です。
重要になってくるのが学校選びです。看護師養成2年課程には3つのコースがあります。

①全日制(2年) 実務経験3年以上 学費相場100万円台前半から後半
②定時制(3年) 実務経験3年以上 学費相場100万円台前半から200万円台前半
③通信制(2年) 実務経験7年以上 学費相場100万円台前半 
※通信制といっても登校日があること、通信制の学校が少ない点に注意

時間に余裕がある人は全日制、働きながら正看護師を目指す人は定時制など、自分に合った学校を選びましょう。学費の相場は通信制が一番安くなり、定時制は学ぶ期間が長くなるためその分授業料がかかります。
学費は正看護師として働くことで回収できるとはいえ、大きな負担になります。貯金や現在の給料から支払いできるのか、シミュレーションが必要です。看護協会の奨学金制度や、勤務先の病院で奨学金制度を利用できる場合もあるので、確認しておきましょう。

まとめ

准看から正看 なるには
◇正看護師になることで待遇がアップ
◇キャリアアップやスキルアップを目指せる
◇知識量が増え、患者や利用者に自信を持って説明することができる。


正看護師を目指すには時間もお金もかかります。准看護師として働いている人は、勉強時間を捻出することも大変でしょう。けれど、資格を取得することで確実に世界が広がり、勉強で得られる知識は毎日の看護業務に役立ちます。やっていることは同じなのに、正看護師よりも給料が低いことへのもやもやした気持ちや、「准看護師がここまでやっていいの?」という仕事を線引きする煩わしさも解消されます。もし、正看護師になろうかどうか悩んでいるのなら、前向きに検討してみせんか?
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