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これを読めば神奈川の助産師事情が分かる!求人・給与・病院事情を調査!

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神奈川県で働こうと思っている新人助産師さん、転勤助産師さん。
神奈川県の助産師事情についてご存知ですか?

「勉強や引越し準備で、助産師の求人情報どころじゃない!」
そんな助産師さんもいらっしゃるのではないでしょうか。

そこで今回は、神奈川県の助産師の平均給与や産科事情など、働く上で知っておくべき情報をご紹介します。
神奈川県の分娩施設、助産師の求人・転職事情や平均給与、県内各地のエリア情報など、助産師さんを取り巻く様々な事情について総力を挙げて調査。神奈川県の助産師事情に詳しい医療ワーカーのキャリアアドバイザーにも話を伺いました!
まずは助産師さんが勤務する、施設情報からご紹介していきます。

【神奈川県の助産師事情:分娩施設編】

周産期母子医療センター

神奈川県で周産期救急医療システムを受け入れている病院は全部で28病院あり、総合周産期母子医療センターが5施設、地域周産期母子医療センターは17施設、協力病院が5施設となっています。そのうち半数近くの病院が横浜市に集まっています。

病院・クリニックの施設数は横ばい、助産院は微減

保近年、産科病棟の閉棟や産科クリニックの閉院など、分娩施設の減少が全国的に問題となっていますが、神奈川県においてはどうなのでしょうか。
県の調査による平成29年度の分娩施設数は以下の結果となりました。

■ 神奈川県における分娩取扱い施設数

平成28年度平成29年度増減
病院60611
診療所148147-1
助産所2624-2
2624-2

(出典:神奈川県|産科医療及び分娩に関する調査結果について)


前年度に比べて病院の新規開設は1件、診療所(クリニック)は増減なし、助産所は2件閉院との事。詳しく見ていくと、横浜市の西部と南部でそれぞれ産科を有する病院が新たにオープンし、県央(注1)の病院が1施設減少したそうです。
注1:県央とは厚木市、大和市、海老名市、座間市、愛甲郡愛川町、相模原市

ここ10年ほどの県内の分娩施設数の動きを見てみましょう。


(出典:神奈川県|神奈川県周産期医療体制整備計画の期間延長に伴う現状と取組実績の整理)



神奈川県では、平成18年度から平成19年度にかけて、分娩を扱う病院が大幅に減少し、その後は一進一退を続けているという状態です。診療所(クリニック)はここ2年で微増、助産所は一時増加傾向にありましたが、近年では減少気味です。
なぜこのような状態が続いているのでしょうか。
それは産科医不足という問題が関係しています。

産婦人科医、なぜ減少?

産婦人科医の減少は1984年頃から始まっており、その後、新人産科医は右肩下がりに減少を続けていました。産科医不足が問題視され始めたのは平成18年度ごろであり、新人の産科医師の激減と大学病院から派遣されていた産科医の大学への引き揚げで、産科を閉鎖せざるを得ないという病院が相次いだのです。
この危機的状況に対して神奈川県は、産科医の確保に1億4803万8000円を費やすとした取り組みを発表し、横浜市でも産科医の当直の負担を軽減する取り組みを推進。その結果平成29年度では、前年度と比べて産科医が増加しました。

病院の産科の閉鎖の流れを受けてか、診療所(クリニック)は平成18年度よりも施設数が増えており、分娩の取扱い件数においても、平成29年度では前年度よりも425件増えています。
全体的な出生数の減少と行政の取り組みにより、分娩を再開する病院も出てきましが、2016年には厚木市の病院で分娩の休止が決定するなど、産科医不足の問題はまだまだ続きそうです。

無痛分娩を取り扱う医療施設が増加

近年、無痛分娩を希望する妊婦が増え、医療施設でも無痛分娩の扱いを始める所が増えています。分娩施設とやり取りを行うキャリアアドバイザーに話を聞いてみると、神奈川県内においても無痛分娩を扱う医療施設は増加傾向にあるようで、そのような医療施設では、無痛分娩の経験がある助産師を求める声も多いのだとか。

無痛分娩を希望する妊婦が増えている背景には、高齢出産の増加が関係していると考えられます。
神奈川県では、出生時の年齢が35歳未満というお母さんの割合は減少傾向にあり、一方で35歳以上のお母さんは増加、生まれる赤ちゃんの3人に1人の母親は35歳以上であるという調査データがあります。
出産は体力をかなり消耗します。
人は年齢が上がるにつれ体力の衰えを感じますので、体力の消耗が少ない無痛分娩を希望する高齢の妊婦が増えているのです。
日本産科麻酔学会によると、2015年の段階で神奈川県における無痛分娩を扱う施設数は14施設。東京都、大阪府に次いで無痛分娩が盛んな神奈川県では、働く助産師にも無痛分娩に関する理解が求められるようです。

無痛分娩増加で助産師に求められることとは?

無痛分娩の経験の有無
無痛分娩を扱う医療施設が増えているということで、無痛分娩のお産経験がある助産師は採用面において即戦力として重宝される傾向にあります。助産師の転職を支援する医療ワーカーでも、「無痛分娩の経験がある助産師さんが、提示された年収よりも高い金額で転職に成功した」というケースがありましたので、神奈川県では無痛分娩の経験がある助産師のニースが高まっているという事が言えます。

助産院が多い

神奈川県では助産院の数が多く、助産院での勤務を希望する助産師の数も多い傾向にあります。
県内にある48の助産院のうち、入院分娩を行う施設は23件、出張分娩だけを行う施設は4件あります。母乳外来や育児相談のみを行う助産院も21件と、様々な形態の助産院が多いので、それに伴い、助産師も多様な働き方が可能となっています。

【神奈川県の助産師事情:求人・転職事情】


病院はシビア、クリニックは人柄重視

転職するにあたって気になるのが採用基準。
神奈川県における採用傾向を探って見ましょう。
医療ワーカーで助産師の転職支援を行うキャリアアドバイザーによると、病院は経験重視でシビアに判断を行い、診療所やクリニックは、人柄が良く、熱意があれば多少経験が伴っていなくても採用するという傾向にあるようです。病院は既に組織が出来上がっていますが、クリニックでは「一緒に組織を作っていこう」という体制の所が多いそう。
分娩件数が少ない助産師でも、志望の熱と明確な意思があれば採用される可能性が高いという事でした。

「経験が多い・少ない」のラインは、分娩件数200件

経験が多いと思われる分娩件数のラインはどこなのでしょうか。
助産師の採用面接に数多く携わってきたキャリアアドバイザーによると、「経験が多い・少ない」の基準となるボーダーラインは、分娩件数200件との事。
その中で自然分娩が何件、帝王切開の分娩介助が何件あるかと細かく見ていくそうです。
分娩件数が200件に満たない助産師さんは、志望動機とこれからの目標についてしっかり述べられるよう、対策を練る必要があります。
医療ワーカーでは、志望動機や自己pRの添削といった面接対策を行っています。また、キャリアアドバイザーが面接に同席し、あなたの熱意を後押しも欠かしません。
経験不足に悩んでいる助産師さんは、ぜひご相談下さい。

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【神奈川県の助産師事情:平均給与】

神奈川県の助産師の平均給与はいくらなのでしょうか?
医療ワーカーでの転職実績から見た神奈川県の助産師の平均給与と日本看護協会の調査データに基づく平均給与提示額の2つから見ていきたいと思います。

■ 神奈川県における助産師の平均給与

<医療ワーカー調べ>
・常勤:年収500~550万円スタート
・非常勤:時給2,000円~2,500円
・夜勤専従アルバイト:1勤務3万円~4万円


神奈川県における助産師の平均給与は、常勤は病院の方が高く、非常勤はクリニックの方が高い傾向にあるようです。
給与事情で気になるのが、高額給与。
特に夜勤専従アルバイトにおいては、しっかりと稼ぎたいと考えている助産師さんも多いはず。
夜勤専従アルバイトで高額求人を見つるポイントは、以下の2点です

・そもそもの給与水準が高い病院・クリニック
・夜勤がとても忙しい病院・クリニック


とはいえ、上記2点の施設を見つけ出すのはなかなか至難のワザ。
そんな時は医療ワーカーまでご相談ください。
助産師の高額求人を多数ご紹介いたします。
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<日本看護協会の調査データで見る、神奈川県の給与相場>

日本看護協会による調査では、神奈川県内の求人に記載されている給与提示額の平均提示額は29万2021円でした。全国の平均はというと、26万7981円でしたので、全国的に見て神奈川県の助産師の給与額は高水準ということが分かります。

【神奈川県の助産師事情:地域事情】

神奈川県には、横浜市、川崎市、相模原市という3つの政令都市があり、その他にも横須賀市、鎌倉市、茅ヶ崎市など全国的に有名な市もたくさんあります。
そんな神奈川県における各エリアの周産期医療についてご紹介したいと思います。

【横浜市エリア】

多くの人が生活する横浜市には、基幹病院やクリニックが数多くあり、県内の産科施設数の約3分の1を横浜市が占めています。神奈川県には、総合周産期母子医療センターは5施設、地域周産期母子医療センターは17施設あります。そのうち横浜市には、総合周産期母子医療センターが2施設、地域周産期母子医療センターは11施設あり、周産期における高度医療を学ぶには絶好のエリアと言えます。

【川崎市エリア】

横浜市に次いで人口が多い川崎市では、「病院が多く、クリニックは少ない」という傾向にあります。
そんな川崎市で産婦人科クリニックの助産師求人を探すなら、武蔵小杉エリアがおすすめです。これまで下町のイメージが強かった同市ですが、近年武蔵小杉エリアの著しい再開発により、高層マンションが立ち並ぶ住宅都市として人気が高まっており、産婦人科クリニックの新規開設も目立っています。
ファミリー世代が多く住む武蔵小杉エリアは子育てにも良環境。今後神奈川県に転勤予定のママ助産師さんは、住まい選びに武蔵小杉エリアも入れてみてはいかがでしょうか?

【三浦半島エリア(横須賀市など)】

横須賀市や三浦市がある三浦半島。横須賀市の出産件数は年間約2500件あり、三浦半島エリアの産科医・助産師の数の推移はほぼ横ばい状態。人材確保の必要性が叫ばれる中、2017年9月に常勤の産科医が市民病院に7年ぶりに着任した事が話題となっています。同院では院内助産を行っており、お産は助産師主体で行われていますが、分娩件数は年間5~6件程度と少なめ。常勤の産科医が新たに着任したことで、里帰り出産の受け付けを開始するなど、対応できる分娩に広がりが持てると期待されています。

※参考:タウンユース横須賀版|2017年9月1日号

【県央北相エリア(相模原市など)】

相模原市は県北部に位置しており、横浜市、川崎市に次いで人口が多い政令指定都市。
相模原市はとても広く、南区・中央区・緑区から成り立っています。南区は都心にアクセスがしやすいという事で人気があり、緑区は自然が豊かでキャンプ場などが点在しています。総合周産期母子医療センターは南区に1施設、地域周産期母子医療センターは中央区に1施設あり、協力病院は緑区と大和市に1施設ずつあります。

【湘南エリア(茅ヶ崎市・平塚市など)】

湘南エリアでは、2016年に厚木市にある病院で分娩の休止が決定し、厚木市内の分娩施設は5件となりました。そのうち、病院・クリニックは厚木駅周辺にあり、厚木市の中心部から少し離れた西部に助産院が一つあるという状態です。

【西湘エリア(小田原市・南足柄市など)】

小田原市では、周辺地域の病院が分娩を休止した事や市内の産婦人科医院の閉院により、市立病院が里帰り出産の受け入れを一時休止するという事態がありました。しかし、出生数の減少によって市立病院の里帰り分娩再開の目途が立ち、2016年の9月から里帰り分娩を再開しました。また、市内の旧社会福祉センター跡地に産婦人科医院の開設が決定し、小田原市は建設費の一部を補助するなど、分娩施設の環境整備に力を入れています。跡地に開設予定の産婦人科医院のオープンは恐らく平成30年になるものと思われます。

【神奈川県の助産師事情:まとめ】

神奈川県における様々な助産師事情はいかがでしたでしょうか。
神奈川県では、周産期医療への取組みが積極的に行われています。高度な医療を行う病院が多く、助産師外来に力を入れている産院もたくさんありますので、多種多様な働き方が選択でき、助産師にとってとても魅力的な都市ではないでしょうか。
神奈川県での仕事探しにお困りの助産師さん。
ぜひ医療ワーカーで転職先を探しませんか?


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