ダブルワークで夜勤アルバイトをしている看護師さんも、これからダブルワークをしようとお考えの看護師さんも、
一番の悩みは「本業の病院にバレたらどうしよう」という事ではないでしょうか。
就業規則には副業NGとは明記していないものの、「副業はしたらいけない」という事が暗黙のルールとなっている病院がほとんどです。
「ダブルワークをしたい」「副業をしているけれどバレたくない」
そんな看護師さんの為に、ダブルワークがバレる4つの理由とバレない為に気を付けるべき3つの事をご紹介します。
【副業がバレる理由①】内緒にしてって言ったのに・・・広がった
「同僚だから」「同じ看護師仲間だから」と安心してはいけません。
実は、看護師の副業がバレてしまう一番の理由が「同僚の看護師から漏れた」というケース。
「内緒だよ!」と念押しされると、人に言いたくなるのが女性というもの。
悪気があってもなくても、ポロッと口が滑ってしまい副業がバレてしまうのです。
「病院内で同僚と副業について話していたら、誰かに聞かれていてバレた」というケースも非常に多いので、どうしても副業がばれたくないという看護師さんは、「副業をしている事を誰にも言わない」これに尽きます。
【副業がバレる理由②】副業先の給与明細を本業の病院内で落とした
副業先の給与明細を本業の食堂に置き忘れたり、更衣室に落としたり、こんな些細な凡ミスで本業にばれてしまうケースが多発。
本業の病院にダブルワークがバレない為には、副業先の給与明細や書類などは本業に持っていかない方が無難です。
うっかりさんは通勤バッグを分けると良いかもしれません。
【副業がバレる理由③】近場の病院で副業をしていたら先輩が見舞い客として来院した
看護師が勤務先を選ぶ際まず優先するのが、「自宅から通いやすいか」、「近いか」といった『利便性の良さ』です。
なので、同僚や先輩看護師と住んでいるエリアが同じという看護師さんは多いはず。
近場の病院で副業をしてしまった場合、生活圏内が一緒なのでバレてしまう確率も高め。
どうしても副業がバレたくなければ、多少不便でも生活圏内から離れた病院で働くことをお薦めします。
【副業がバレる理由④】住民税で本業にバレた
通常、住民税は給与から天引きされていますよね。
これは、病院が自分の代わりに住民税を支払っており、この事を“特別徴収”といいます。
なぜ住民税で本業にバレてしまうかというと、副業先の住民税を特別徴収のままにした場合に副業で発生した住民税が上乗せされて本業の病院に通知されてしまうからです。
すると本業の病院では、「あれ?給与が上がっていないはずなのに住民税が増えている。おかしいぞ?」となり、ダブルワークがバレてしまうのです。
「どうすれば副業がバレるリスクをより回避できるのか」
それは確定申告の際の『住民税に関する事項』の欄で『自分で納付する』もしくは『普通徴収』という箇所にチェックを入れる事。
これで住民税が給与からの天引きではなく自分で直接納付する『普通徴収』になります。
副業先の住民税だけ普通徴収にできるか否かについては、お住まいの市区町村で対応が異なってきますので、役所に一度確認を取ることをお薦めします。
また、確定申告で普通徴収にチェックを付けたとしても、担当者の手続きミスで特別徴収のまま本業の病院に通知されてしまう事もあり得まうす。
人為的ミスを未然に防ぐのであれば、確定申告を行った後、役所の担当者に電話で直接確認すると良いかもしれません。
副業がバレないために気をつける3つの事
副業をしている事を口外しない。副業で貰った書類は、本業の病院に極力持っていかない。確定申告は行う。その際、住民税は普通徴収にする。
おわりに
いかがでしたでしょうか?今回ご紹介したアドバイスで副業が絶対バレないとは言いきれませんが、バレるリスクを極力回避することはできます。
内緒にしているだけで、夜勤のダブルワークをしている看護師さんは実は多いというのが実際のところ。
誰かに相談したいと思ったら、同僚よりも人材紹介会社のキャリアアドバイザーに相談すると良いかもしれません。
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