看護師の副業で人気の“夜勤アルバイト”。スマートフォンやパソコンで夜勤バイトの求人を探そうとした時、みなさんはどんな単語で検索をしますか?多くの看護師さんは『夜勤バイト』で検索をすると思いますが、『夜勤専従』というワードも出てきて「何が違うのだろう?」と思ったことはないでしょうか。
そこで今回は、夜勤の雇用形態にまつわる総称について解説していきたいと思います。
用語の使われ方を知ることによって求人検索もしやすくなりますし、検索結果も違ってきます。どんなワードで検索をかけたら夜勤バイトの求人をより多く検索できるか実際に試してみましたので、それも併せてご紹介いたします。
『夜勤専従』と『夜勤バイト』の違い
『夜勤専従看護師』は、夜勤をメインにして働く看護師の総称で、雇用形態は常勤・非常勤(パート・アルバイト)を問いません。夜勤常勤も夜勤バイト(夜勤パート)も、ひっくるめて『夜勤専従看護師』と呼びます。
実は病院によって違う『夜勤専従看護師』の捉え方
夜勤常勤でも夜勤バイトでも『夜勤専従看護師』と称しますが、医療業界における『夜勤専従看護師』といえば非常勤(パート・アルバイト)の事を指すというのが一般的です。
ですが、なかには“夜勤専従看護師=夜勤常勤”と捉えている病院もあり、コレといった定義がなく“ごちゃ混ぜの認識になっている”というのが実状です。
求人を検索したい時は『夜勤専従』?『夜勤バイト』?
「夜勤専従といえば夜勤バイト」という業界の認識でいくと、Wワークで夜勤アルバイトの求人を探したい時には『夜勤専従看護師』で検索をかけたら良いのでしょうか? もちろんそれも正解で、一定数の夜勤バイトの求人が検索結果として表示されます。 しかしながら前述したように、病院によって『夜勤専従看護師』の捉え方が違いますので、夜勤常勤の求人が表示される場合もあります。また、とても条件の良い夜勤バイトを募集している病院が『夜勤パート』で募集をかけていれば、「夜勤専従看護師」で検索をかけても検索結果に表示されない事もあります。 良い求人を見つけたいのに検索結果に表示されなければ良い求人に巡り合えません。 そこで、実際にどんなワードで検索をかければ、より多くの求人を表示できるか調査してみました。 調査手段は、とある求人情報専門の検索エンジンを使用しました。 求人情報専門の検索エンジンとは、各種求人サイトや各種団体、各病院の採用ウェブページなど、数千ものウェブサイトから求人情報を収集しているものになります。
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2017/6/9 11:00時点の検索結果
調べた中で一番多くの夜勤バイト求人が表示されたのは、「夜勤 看護師 時給」という検索ワードでした。業界の一般認識である『夜勤専従看護師』での検索の実に3倍もの求人が表示されるという結果になりました。 「良い求人を取りこぼしたくない」「検索結果が少ない」という看護師さんは「夜勤 看護師 時給」で求人を検索してみると良いかもしれません。
まとめ
今回お話しした事をまとめると以下のようになります。
●『夜勤専従』とは、常勤・非常勤を含めた、夜勤メインで働く看護師のこと。
●医療業界の一般認識では、夜勤専従=夜勤非常勤(夜勤バイト)である。
●求人検索の時は「夜勤 看護師 時給」がベスト。
夜勤アルバイトの求人探しでぜひ参考にしてみて下さい。
求人サイトにもまだ載っていない最新の求人や非公開の求人を知りたいという方は、看護師専門の人材紹介会社でお仕事探しをするのもオススメです。