子育てをしながら働いている看護師さん。夜勤バイトとの掛け持ちを考えたことはありませんか?
子育ては何かとお金がかかりますよね。子供が大きくなればなるほど教育費もかさみ、私立の学費や塾代、県外の大学へ進学をした場合は、学費に加えて家賃や生活費など莫大な費用がかかります。「子供が大きくなってきたし、そろそろ夜勤バイトをしてみようかな」というママ看護師も多いのではないでしょうか。でもそんな時、ふと頭をよぎるのは「上手く両立できるかしら」という事。
そこで、夜勤バイトをしながら育児・家事・仕事を上手く両立するための3つのステップをご紹介します。
《STEP1:Wワークができる環境を整える》
周囲のサポートを得る
夜勤バイトとのWワークには、夫や子供、両親など周囲の協力が不可欠です。
夜勤帯はただでさえ看護師の人数が少なめ。施設になると看護師は一人というケースも少なくありません。子供が高熱をだして一人にはさせておけない。そうなった時、夫が仕事を切り上げて早く帰ってこられるか、もしくは両親や姉妹が看病に来てくれるかなど、万が一の場合にサポートしてもらえるか確認しましょう。
《STEP2:夜勤のバイト先選び》
Wワークに向けて次のステップは夜勤のバイト先選び。ママ看護師が気をつけるべきポイントをご紹介します。
(1)これまでの経験に合った就業先を選ぶ
夜勤バイトは月2~4回勤務というのが平均的かと思います。次の勤務日まで期間が空きますので、その病院の勝手を覚えるのにも一苦労。高額だからと全く経験のない診療科目を夜勤バイト先に選んでしまうと失敗のもと。育児も家事もしないといけないママ看護師は “無理なく働けて、そこそこ稼げる” を目安に夜勤のバイト先を選んだほうが上手く両立できます。
(2)本業とバイト先のシフト締め日を確認
無理のないシフトで働けるよう上手に双方のシフトを調整するのが育児と両立するための秘訣。一般的には、本業とバイト先の締め日は離れているほうが調整しやすいので、夜勤のバイト先を選ぶ際にはシフトの締め日がいつなのかをきちんと確認しましょう。
(3)仮眠はしっかりと取れる所を選ぶ
仕事・育児・家事の三足のわらじを履くママ看護師にとって、夜勤バイトの仮眠の有無はとっても大切になります。2時間の仮眠が取れるか取れないかで翌日の疲れもだいぶ変わってきます。夜勤のバイト先を選ぶ際には、夜勤体制、緊急搬送や急変の度合いなど仮眠が取れる病院なのかをチェックしましょう。
《STEP3:夫、子供を教育する》
ママ看護師にとって夜勤バイトとのWワークで大切なことは、ママ一人で無理をしない“ということ。全ての家事を一人でこなすのではなく、夫や子供に少しでも手伝ってもらいましょう。一人で何でも家事をこなせるような頼もしい夫、子供に教育すれば、身も心もとってもラクになりますし、安心してWワークができます。
Wワークを始める直前から教育するのではなく、出来れば日頃から少しずつ育てていくと良いかもしれません。
まとめ
育児と上手く両立する3つのステップはいかがでしたでしょうか?大事なのは「無理をしない」という事。無理をせず手を抜けるところは抜いたって大丈夫。たまにはお惣菜を買ってきたり冷凍食品に頼っても良いと思います。最新の家電で家事の手間を省くのだって大事な両立の秘訣。これから夜勤バイトをしようと思っているママ看護師さん、頑張ってくださいね。
「色々とアドバイスが欲しい」「無理なく働けるところを知りたい」という場合は、看護師専門のキャリアアドバイザーにぜひ相談してみてください。