大阪府の看護師の平均年収

大阪府の平均年収 430 万円

施設形態別平均年収

病院 クリニック 介護関連施設
445 万円 403 万円 370 万円
訪問看護 企業 その他
423 万円 438 万円 385 万円

職種別平均年収

保健師 助産師 正看護師
365 万円 487 万円 443 万円

勤務形態別平均年収

診療科目別平均年収

内科 血液内科 呼吸器内科
445 万円 445 万円 434 万円
循環器内科 消化器内科 神経内科
450 万円 439 万円 466 万円
腎臓内科 心療内科 糖尿病内科
424 万円 486 万円 439 万円
内分泌内科 老年内科 外科
410 万円 - 447 万円
救命救急科 形成外科 呼吸器外科
451 万円 470 万円 447 万円
消化器外科 心臓血管外科 整形外科
417 万円 485 万円 447 万円
乳腺外科 脳神経外科 美容外科
429 万円 457 万円 436 万円
リハビリテーション科 眼科 産婦人科
446 万円 440 万円 464 万円
耳鼻咽喉科 小児科 人工透析
477 万円 446 万円 419 万円
総合診療科 精神科 人間ドック・検診
466 万円 482 万円 321 万円
泌尿器科 皮膚科 美容皮膚科
447 万円 458 万円 435 万円
病理診断科 婦人科 放射線科
474 万円 444 万円 455 万円
麻酔科 肛門科 リウマチ科
458 万円 399 万円 425 万円
胃腸科 アレルギー科 循環器科
424 万円 398 万円 448 万円
口腔外科 歯科 呼吸器科
468 万円 470 万円 399 万円
消化器科 緩和ケア科 産科
448 万円 - 475 万円

こだわり別平均年収

高給与 駅チカ 車通勤可
489 万円 437 万円 436 万円
土日祝休み 年間休日120日〜 寮あり
406 万円 423 万円 434 万円
託児所あり ブランク歓迎 研修制度充実
463 万円 416 万円 418 万円
電子カルテあり
448 万円
※記載の給料情報は医療ワーカーで掲載されている求人情報を元に算出しています。

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どう考える?看護師の平均年収は低いのか

エリア別、勤務形態別、診療科目別でも平均年収を見てきましたが、いかがでしたか?

厚生労働省が抽出したデータによれば、専門職である保育士の平均年収は約369万円、美容師の場合平均年収は約329万円、同じ医療業界で活躍する歯科衛生士の平均年収は約356万円、看護助手の平均年収は約312万円という結果がでています。
一般的に高給与と言われる看護師の平均年収は約491万円。圧倒的な差がありますよね。

しかし、実際は「こんなに働いているのに給料が増えない!」と不満を抱える看護師も少なくありません。
そんな悩める看護師のために、給料アップについて知って得する情報をご紹介します♪

(参考:厚生労働省『賃金構造基本統計調査』)

看護師の年収は諸手当で差がつく!

初めに知っておいてほしいのは“諸手当”について。
看護師の給与総支給額の内訳をみてみると、諸手当部分の占める割合が基本給の占める割合より大きい傾向にあります。
そして、看護師に支給される諸手当には、残業手当や夜勤手当も含まれます。
ポイントは深夜勤務割増給。夜勤をした場合は“深夜勤務1回当たりの定額夜勤手当”のほか、22時~翌朝5時の時間帯に勤務した際の割増賃金を上乗せ支給することが労働基準法で定められているのです。
勤務時間に応じて対象給与額の25%相当と定められていますが、病院によって給与明細への記載方法は異なります。
「深夜勤務割増給として(代わりに)支給する」等の文言が夜勤手当欄に添えられている場合は、法定通りかもしくはそれ以上の額が支給されているか確認した方が良いでしょう。

平均年収より給料が低い看護師は夜勤で損をしている?!

ページ上部の「勤務形態別平均年収」の項目でもご紹介しましたが、やはり手っ取り早く年収アップを狙いたいのであれば、積極的に夜勤に入ることは念頭に入れておくべきでしょう。
夜勤回数に多く入ることはもちろんですが、どうせ夜勤に入るなら手当額がたくさんもらえる病院で回数を増やす方が良いに決まっていますよね。

一般病棟に勤める看護師に支給される夜勤手当の平均額は、日本看護協会によるデータを見てみると《3交代制・準夜勤》の場合4,154円、《3交代制・深夜勤》5,122円、《2交代制・夜勤》11,286円という結果が出ています。(※深夜勤務割増給を除く)
3交代制の準夜勤手当+深夜勤手当の合計よりも2交代制の夜勤手当の方が高いことがわかります。
さらに、3交代制(準夜勤、深夜勤含む)の平均夜勤回数は7~8回未満、2交代制の平均夜勤回数は4回超~5回未満というデータも出ています。

これらのデータから、病院や施設が3交代制か2交代制なのかによって、どの程度収入に差が出るのか見てみましょう。

«3交代制・準夜勤の場合»

4,154円×7.5回=3,155円
×12か月=373,860円

«3交代制・深夜勤の場合»

5,122円×7.5回=38,415円
×12か月=460,980円

«2交代制・夜勤の場合»

11,286円×4.5回=50,787円
×12か月=609,444円

1ヶ月に10回以上の夜勤に入っている3交代制の看護師に対して、2交代制の看護師は10回未満の夜勤回数ですが、金額としては5万~20万ほどの差が出るのです。
あくまで平均から算出したデータなので、病院の場所が都会なのか地方なのか、そして病院の規模によっても手当額は異なりますが、年収アップを狙うなら「夜勤にたくさん入る!」よりも「夜勤手当が多くもらえる病院に勤める」方が効率的と言えるでしょう。

(参考:日本看護協会『2020年 病院看護実態調査 報告書』)

看護師が夜勤以外で平均年収を上回る方法

1)スキルアップ

看護師の平均年収である491万円以上の年収を稼ぐための方法は“夜勤”だけではありません。看護師としてのスキルアップも、年収を上げるにあたって重要なポイントです。 専門看護師や認定看護師の資格を取得する、または役職に就くことで諸手当額は増やすことが可能です。 日本看護協会が算出している「2012年病院勤務の看護職の賃金に関する調査」にこんなデータがあります。

資格・役職別 平均手当額
資格・役職 平均手当額
専門看護師 12,926円
認定看護師 11,006円
副看護師長当職 26,159円
看護師長当職 45,439円
看護部長当職 81,307円

看護部長当職まで行けば1ヶ月の給与に8万円以上の手当が支給されるようになります。
しかし、この手当額も施設や病院によって異なります。
専門看護師認定看護師も同様です。
先輩に直接は聞きづらいかもしれませんが、今勤めている病院で役職に就いた場合の手当を把握し、このまま勤務し続けるのか転職に踏み切るのか選択しても良いでしょう。

2)転職

一番早い年収アップの方法です。しかし、転職するならもちろん“今より好条件”の病院や施設を選ぶ必要があります。
看護師長や看護部長はすぐになれるわけではないので、急いで年収を上げたい人は『高給与 看護師』で求人を探してみても良いでしょう。
また、転職を検討する場合には自分一人で探さずに専門アドバイザーへ相談することをオススメします。高給与の求人は、一般的に非公開になっている場合も多く、個人で調べるには限界があるからです。
医療業界の転職のプロに相談すれば、非公開求人を紹介してもらえるだけでなく、自分の希望する条件に合った入職先をピックアップしてくれますよ♪

まとめ

他職業と比べれば、看護師の平均年収である約491万円は高いのかもしれません。
しかし、夜勤手当や役職手当、転職をうまく活用すれば、この平均年収を超えることだってできるのです。
今回ご紹介した内容を参考に、自分に合った方法で年収アップを目指してみてくださいね!

※掲載情報は公開日あるいは更新日時点のものです。 制度・法の改定や改正などにより最新のものでない可能性があります。