思春期保健相談士

1.思春期保健相談士の資格とは


子どもから大人になる時、必ず全員が思春期という時期を通りますよね。
この思春期の時期は、精神的、身体的に成長し発育していくためとても重要な時期になります。
そんな思春期の子どもはさまざまな問題に直面する事があり、その問題を抱え込んでしまう子供も少なくありません。
そんな子ども達を専門的な知識でカウンセリングして適切なサポートすることができるのが、思春期保健相談士です。
現在は一般社団法人日本家族計画協会が認定しています。

2.思春期保健相談士はどんな仕事?


思春期保健相談士の仕事は、成長期で心も体も不安定な思春期の子どもたちに専門的な知識や経験を活かし、
子どもたちの相談にのったり、アドバイスをしたり、悩みを抱えている思春期の子どもたちをサポートする仕事です。

3.思春期保健相談士になるには


【受験資格】
医師・保健師・看護師・助産師・養護教諭・看護教員・少年補導員などの専門職の資格を持っている方
【取得までの流れ】
1)公式ホームページで「思春期保健セミナー」に申し込む
<申し込み・問い合わせ先>
一般社団法人日本家族計画協会 研修課
〒162-0843 東京都新宿区市谷田町1-10 保健会館新館
TEL 03-3269-4785 (月~金9:00~17:00、土日祝休み)
FAX 03-3267-2658 (24時間受付)
2)セミナーを受ける
・コースⅠ(総論編)3日間 受講料:東京会場32,400円 大阪・福岡会場21,600円
・コースⅡ(各論編)3日間 受講料:32,400円
・コースⅢ(実践編)3日間 受講料:48,600円 内訳(受講料:43,200円+食事代(懇親会):5,400円)
3)認定証・認定カードを受け取る
全セミナーコースを修了すると、認定証(無期限)・認定カード(平成15年より発行開始。2年ごとの更新が必要)を渡され「思春期保健相談士」として認定されます。
◆セミナー受講の申込方法
1)受講申込み
受験資格を確認し、公式ホームページでセミナー受講の申込み。
2)仮受付
受講申込み後すぐに仮受付のEメールが届く。
3)受講料の振り込み
セミナー開催の2ヶ月前から受講料の振り込みの案内のEメールが届く。
4)受講決定
受講料の入金確認後、セミナー開催1か月前から受講決定通知(受付表)のEメールが届く。
5)セミナー当日
受講通知メール(受付表)をA4サイズで印刷し持っていく。
◆試験についての詳細
セミナーのコースⅠ(総論編)・コースⅡ(各論編)を受講し、コースⅡの受講最後にⅠ・Ⅱで学んだ内容から出題されます。
【コースⅠ】
セミナー演題:思春期のリプロ・ヘルス総論・思春期の心理Ⅰ・思春期精神保健の基礎・思春期と法律・思春期の問題行動Ⅰ・思春期とは(発来機序)など
【コースⅡ】
セミナー演題:思春期男女の性の悩みとその対応・思春期ピアカウンセリング・メディア相談の実際・思春期と自殺など
※セミナーの内容は変更される場合があるので、公式ホームページのプログラムをご確認ください。
◆資格の交付と登録
コースⅠ・コースⅡ・コースⅢのセミナーを無事終えると、最終日のセミナー修了時に会場で、認定証(無期限)・認定カードが渡されます。(平成15年より発行開始。2年ごとの更新が必要)
認定カードは2年ごとの更新が必要で、カード発行日より2年後の同月同日が期限になります。その間に2回の更新セミナーを受講する事が必要です。
また、認定カードは有効期限が過ぎても新たに更新セミナーを受講することによって再発行が可能です。(詳しい規定は公式ホームページをご確認ください)

4.思春期保健相談士をとるのは難しい?


思春期保健相談士の資格は一般社団法人日本家族計画協会が主催する思春期保健セミナー(コースⅠ(相談編)・コースⅡ(各論編)・コースⅢ(実践編))をすべて修了する事で取得する事が出来ます。
受験資格が、医師・保健師・看護師・助産師・養護教諭・看護教員・少年補導員などの専門職の資格を持っている方となっている為、受験資格を得るまでが難しいとされていますが、受験資格を満たしている方であれば取得しやすい資格ではないでしょうか。

5.思春期保健相談士をとることのメリット・デメリット


だれもが通る思春期は心と体のバランスが崩れてしまう事もあります。そんな子どもの悩みや問題の相談に乗るこの「思春期保健相談士」の資格は、
子どもと接する事がある診療内科や小児科、婦人科などの看護師さんにとって、スキルアップにつながるおすすめの資格といえます。病院により資格取得することで、資格手当が付く所もありますが金額は施設によってさまざまです。
給与アップを目的とした資格取得であれば勤務先の待遇をあらかじめチェックしておくべきでしょう。

6.思春期保健相談士の現状と今後


取得者数やどんな場面で活躍しているのか、今後の需要
思春期保健相談士の総数は、平成30年1月時点で8,860名が一般社団法人日本家族計画協会に認定され、全国で活躍しています。
思春期保健相談士は行政や教育、医療などさまざまな分野で活躍していますが、中でも子供と接する事の多い職場で需要があります。
近年、メンタルクリニックにかかる中高生が増えてきている為、精神科で勤務する看護師にとってはスキルアップに大きくつながるでしょう。
定期的にセミナーを受け、新しい情報などを得ることで長く使え、今後も需要のある資格といえます。

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